右端上下が「ノートルダムのせむし男」以外は「レ・ミゼラブル」
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フランスの小説家ヴィクトル・ユーゴー Victor Hugo の代表作「レ・ミゼラブル Les Miserables (哀れな人々)」と「ノートルダムのせむし男 Notre-Dame de Paris」はいまだに人気があり、何度も映画化・ミュージカル化されています。
私が小さかった頃は、講談社から毎月配布される子供向け文学全集で「ああ無情」を感激しながら読んだものです。「ノートルダムの …」は入手できなかったので まだ読んだことはありません。 ディズニーアニメを放送で少し見ましたが、全編を見通す魅力を感じませんでした。
今からよくよく考えると、レ・ミゼラブルは設定が出来過ぎで、実際にはありえない話しですね。 主要登場人物が、色々な場面で都合よく顔を合わせ、うまい具合に話しが進むことになっています。 おまけに一章を割いて、パリの地下下水道がどんなに複雑で恐ろしいところかなど、筋に無関係の話しも延々と書いています __ しかし そんなところが映画やミュージカルに向いているのかも。
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「Les Miserables」_ 一切れのパンを盗んだために19年間もの監獄生活を送ることになったジャン・ヴァルジャンの生涯が描かれている。 日本においては、初期の翻案の題名から「ああ無情」の邦題が定着している。
「ノートルダムのせむし男」_ ノートルダム寺院の鐘つき男カジモドの容姿は誰もが恐れるほど醜いが、心は誰よりも澄みわたっていた。 寺院の僧正フロロは、ある日、ジプシー娘のエスメラルダに一目惚れしてしまう (今は「せむし」が差別用語になるので使われません)。
「ノートルダムのせむし男」_ ノートルダム寺院の鐘つき男カジモドの容姿は誰もが恐れるほど醜いが、心は誰よりも澄みわたっていた。 寺院の僧正フロロは、ある日、ジプシー娘のエスメラルダに一目惚れしてしまう (今は「せむし」が差別用語になるので使われません)。
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「ノートルダムの ...」もありえない設定で、やはり大衆小説ですね。 でもあまりカタいことをいわずに楽しんだほうが気が楽かも。 最新の「レ・ミゼラブル」映画をそのうち見てみたいですね。
冒頭上段写真は98年製作のリーアム・ニーソン主演のもの __ この場面は思いがけず ジャン・ヴァルジャンが子供から銀貨を奪ってしまい、その子供を探したが見つからず 嘆く場面でしょう。 下段の男はジャン・ヴァルジャンの天敵のジャヴェール刑事? 右上下段「ノートルダムの ...」は56年アンソニー ・クィン主演と、96年アニメもの。
今日はここまでです。