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シャンテ サラのたわ言・戯れ言・ウンチクつれづれ記

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中世の歌の響き

2012年10月06日 | 歌も様々あります
2006年6月4日投稿分__

「カルミナ・ブラーナ 」については、先ず下記の内容を読んでから、ブログを読み進むと分かり易い。
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Wikipedia から ... 南独バイエルンにあるボイレン修道院で、ラテン語/古イタリア語/中高ドイツ語/古フランス語などで書かれていた300編の詩歌集が発見された。 歌詞の内容は、若者の怒りや恋愛の歌/酒や性/パロディなどの世俗的なものが多く、この修道院を訪れた学生や修道僧たちによるものと考えられた。 

中にはネウマ譜によって簡単な旋律が付けられているものも10曲 (9つの歌及び「賭事士たちのミサ曲」) ある。 これらの写本は12~13世紀の間に書かれたと推測され、「カルミナ・ブラーナ」という題名で編纂され1847年出版された。 

これらを基に、カール・オルフ Carl Orff が1936年作曲したのが 世俗カンタータ「カルミナ・ブラーナ (Carmina Burana ボイレンの歌)」だ。 混声合唱/少年合唱/ソプラノ・テノール・バリトンのソリスト/大規模なオーケストラという大きな編成とシンプルな和音及び強烈なリズムが聞かれる。
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何種かの演奏 CD を聞いたが、最も録音がよく 演奏も気に入ったのが、ドラティ指揮ロイヤル・フィル (‘76 Decca) によるものです。 期待して入手したショー指揮アトランタ響 (‘80 Telarc) は、それほどでありませんでした。 他に 評判となり別取り映像も出ている小澤指揮ベルリン・フィル (‘88 Philips) や、ヨッフム指揮ベルリン・ドイツ・オペラ管 (‘67 DG) は立派ですが、印象が薄いですね。 ヨッフム盤は少しつまったような録音ですが ソリスト陣に魅力があります。
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ネウマ譜が残っている歌については、別の写本などからネウマを復元する試みがいくつかなされており、CD もリリースされたのが ピケット指揮ニュー・ロンドン・コンソート古楽器合奏団によるもの (‘86~’87 L’OISEAU-LYRE)。 これはこれでオルフのとは違った味が楽しめますが、やはり曲としてよくまとまっているのは、オルフ版。 皆さんはどんな自分好みの「カルミナ・ブラーナ」を見つけました?     

以上

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