
左から (ボール跡を消す?) アマリッサ・トート選手、ジャン・シューアイ選手、ライン際のボール跡 (※1から)。
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フェアプレー精神を疑われかねない行為がテニス試合中 (18日) に発生し、しかもそれが映像に記録され、世界中に流れました。
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『 “最悪のスポーツ精神“ と反感集まる。 ハンガリーの女子テニス選手が試合中に取った不審な行動とは?』(7月21日 HUHHPOST ※1) __ アマリッサ・トート選手 (ハンガリー) が、女子テニス大会「ハンガリアン・グランプリ」で対戦相手のジャン・シューアイ選手 (中国) に対して取った行動をめぐって反感を集めている。
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「ジャン選手が打ったフォアハンドを線審、主審ともにアウト判定したことに、ジャン選手が異議を唱えた。 その間にトート選手がライン際に近づき、ボールの跡を左足で擦って消したのだ」というから、非難されるべきはトート選手と思われますが …
開催地はハンガリーで、トート選手は地元の選手である事を併せて考えると、審判員も地元民と想定できるから、地元選手に有利になるよう審判員が審判するのではないかと邪推するのは私だけではないでしょう。
映像にボール跡も残っており、少なくともそのポイントは無効とすべきだと思いますが、女子テニス協会 (WTA) は20日までに「現在 調査中だが対処する」としているのみで、結論はまだ出ていません。
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各社の報道記事を読むと __「女子テニスのアマリッサ・トートがボールマークを足でもみ消し 現役選手らから批判」(JCAST ニュース ※2)・「テニス=ボール跡消したハンガリー選手、行為を謝罪」(ロイター ※3)・「相手の抗議中にボール痕を足で消す行為」(日テレ NEWS いずれも7月21日 ※4) と、ハンガリー選手の行為を非難する内容ばかりです。
彼女がフェアプレー精神を発揮して、「ボール跡を見て! ライン上だからと判断して」といってくれたら良かったのですが …
私は、直ぐに審判員がトート選手を注意しなかった事や、「観客からは張選手へのブーイングが起こります」(※4) などから、地元びいき、さらにいうと中国人への人種差別も感じます。「WTA は、いかなる形であれ、いかなる文脈であれ、人種差別を許さない」としていますが。
ヨーロッパ現地での中国人に対する感覚がどのようなものか、現地人に直接訊いたわけではないですが、好意的なものではないと想像します。 中国人観光客の購買力などから歓迎する一方で、その生活習慣がヨーロッパとは大きく異なるため、歓迎しない人たちもいるはずです。
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多くはトイレ問題で、“どこでもトイレ“ の話題には事欠きません。 一部の中国人は国内での習慣をそのまま国外でも晒してしまうので、問題となるのです。 しかも その中国習慣をなかなか変えようとせず、注意されて逆ギレする中国人も出る始末です。
こうなると 一部の中国人のおかげで中国人全体がそういうものと判断され、中国人全体として不利益を被りかねないと危惧されるのですが …
米中貿易摩擦、デカップリング (切り離し)、最先端半導体の中国への輸出禁止など、根は同じところから発生しているものと推理します。 現地の習慣に合わせようとせず、中国国内での習慣をそのまま続ける中国人は、様々な形で 進む先に壁を築かれてしまうのは避けられないだろうと推理します。
今日はここまでです。