坊守のたわごと

日々の忙しさからちょっとのがれて本当の自分を見つめる時間を持ちたい!

お疲れ様でした。

2012-06-29 17:19:22 | 松子
今日で6年間奉職させていただきました築地本願寺へ、最後の勤に出かけていきました。
何もわからない娘をご指導お育てくださいました諸先生方には心より御礼申し上げます。
自分の能力以上の仕事をこなさねばならないときもあったようでしたが、一つのことを諦めないでよく頑張ってくれました。
へとへとになって帰ってきたことも多々ありましたが、その日があっての今日の喜びだと言うことをかみしめながらかえってくることでしょう。
本当にご苦労様でした。少し休んだらビシバシ花嫁修業にはいりましょうね。
幼くてかわいかった娘がいつのまにか大人になってさみしいような嬉しいような複雑な母心です。

ライトアップ

2012-06-26 10:28:03 | 松子
ちょっと休んでいる間にも本堂建築の方はどんどん進んでおります。
正法寺シンボルとなる、ペデュメントがほぼできあがりました。
昨夜ライトアップのテストもいたしました。
住職がこのペデュメントにかける思いは、並々ならぬものがおありのようで、築地本願寺を何度も計測しここまで忠実に仕上がることができました。
関係者の皆様もよくぞ投げ出さず住職の思いを組んでくださり、ここまで立派なものを作ってくださいました。
心より感謝申し上げます。
大工さん方も仕込から戻られキューピッチで仕上げてくださるみたいです。
これから中の出来上がりが楽しみとなりました。
まだまだたくさんの構想が住職の中には沸々とわいてきているようです。
象や牛、共命鳥などの置物も準備万端整っております。
お楽しみにどうぞ

世田谷組仏教婦人の集い~2012~

2012-06-13 17:54:28 | 松子
昨日は世田谷組仏教婦人の集いに婦人部の方々と参加してまいりました。
毎年の開催で本来でしたら1日研修会なのですが、会所をお引き受けくださる妙祐寺さまのご都合で今年は半日研修となり本願寺和田堀廟所をお借りしての研修会でした。
一部は千葉の中原寺前住職平野俊興師のご法話仏様のお給仕について、二部は若林仏具店の方によるお仏壇のお話、三部はお楽しみお誕生会
短い時間でしたが大変充実した研修会でした。
平野先生がご紹介くださいました詩、大変感動いたしました。
重度の脳性マヒの男の子「山田康文君の詩」をご紹介いたします。
話すこともできず手足も動ぬ中、託して書き上げられた詩です。
ごめんねお母さんと書くまで1ヶ月もかかったそうです。
皆さんの心にも響いたことでしょう

 {ごめんなさいね おかあさん}
  ごめんなさいね おかあさん
  ぼくが生まれて ごめんなさい
  ぼくを背負う かあさんの
  細いうなじに ぼくはいう 
  ぼくさえ 生まれなかったら
  かあさんの しらがもなかったろうね
  大きくなった このぼくを 
  背負って歩く 悲しさも
  「かたわな子だね」とふりかえる 
  つめたい視線に 泣くことも
  ぼくさえ 生まれなかったら


  ありがとう おかあさん
  ありがとう おかあさん
  おかあさんが いるかぎり
  ぼくは生きていくのです
  脳性マヒを 生きていく
  やさしさこそが 大切で
  悲しさこそが 美しい 
  そんな 人の生き方を
  教えてくれた おかあさん
   おかあさん
  あなたがそこに いるかぎり
         (山田康文)

この詩をお母さんが読まれ、康文君へ呼びかけられた詩

『わたしの息子よ』
わたしの息子よ ゆるしてね
わたしのむすこよ ゆるしてね
このかあさんを ゆるしておくれ

お前が 脳性マヒと知ったとき
ああごめんなさいと 泣きました

いっぱいいっぱい 泣きました
いつまでたっても 歩けない
お前を背負って歩くとき
肩にくいこむ重さより
「歩きたかろうね」と 母心

“重くはない”と聞いている
あなたの心が せつなくて
私の息子よ ありがとう
ありがとう 息子よ

あなたのすがたを見守って
お母さんは 生きていく

悲しいまでの がんばりと
人をいたわるほほえみの
その笑顔で 生きている
脳性マヒの わが息子
そこに あなたがいるかぎり



梅ジュース

2012-06-07 19:48:20 | 松子
本日きれいな小梅が手に入りましたので、梅ジュースを作りました。
4キロの小梅のへたを取りキズを落し 梅、氷砂糖と重ねてつけていきます。
ひと月もするときれいな梅ジュースができます。
このジュースを使って作る梅ジェリーは格別なお味です。
お盆法要の時にお出しするつもりにしています。
暑さ負けにも最高です。

6月のご法話会

2012-06-05 16:57:35 | 松子
今月のご法話会は、3月のインド旅行で撮りためていた写真を見ながらお釈迦様のお話、仏遺跡などしていただきみんなでひと時、インド旅行の気分を味わえたご法話会でした。
茶話会では次女作、金粉いり水ようかんをみんなでいただきました。
甘さもちょうどよく、大変いいお味だとお褒めのお言葉をいただきました。
次回は、栗まんじゅうに挑戦すると、張り切っております。
どうぞサプライズで、次女作のお菓子が食べれるご法話会へぜひいらしてください。

総代世話人会の総会

2012-06-04 14:25:05 | 松子
昨日、門徒総代 世話人会の総会が行われました。
お勤めの後、行事報告会計報告等々がなされ皆さんに承認をいただきました。
そのあと本堂建築完成後の落慶法要についても色々と案が出され、いよいよ完成まじかであることを皆さんと一緒に喜びあいました。
来年度の総代世話人会の総会は、新しい本堂でおこなわれるのだなぁ~と思いを馳せておりました。

前住の祥月命日

2012-06-02 15:57:08 | 松子
本日6月2日は前住職の祥月命日です。早いもので9回目を迎えます。

若くしてご主人を亡くされた門徒さんが、やはり今日が命日ですからとおいでになりました。
そうでした、亡くなる前前の年に倒れた時前住が重くて住職と私では動かすことができず、ちょうどお墓参りにみえていたその若きご主人に手を貸していただいたことを思い出しました。
奇しくも前住の亡くなった翌年の同じ日にくも膜下出血でお亡くなりになったのでした。
小学生でしたお嬢さんももう大学生、泣いてばかりおられた奥様もお一人でよく立派にお育てになりました。
しみじみとそんなお話をいたしました。

前住が植えていってくださいました「マツリカの花」もよい香りを放ち生き生きと咲いています。
きっと娘たちに「生き生きと育てよ~」と呼びかけてくださっておられるのでしょう。
在りし日の前住と前坊守。
それにしてもよくみな肥えておりました。

正法寺報発送

2012-06-01 16:14:26 | 松子
只今急に暗くなり大雨となっています。
先ほどまで良いお天気でしたのに~ここの所このような不順なお天気続きなので、体調がおかしくなってしまうのでしょうね
今日から6月となりました。月刊正法の発送作業が無事に終わりました。
ボーっとしていますと日にちの方が駆け足で過ぎていき、すっかり私を置いていてしまうので困ったものです。
このような期日の決まったものはちゃんと終わるとホッとします。
明後日は正法寺総代世話人会による「総会」です。
それに先駆け今日はお二人の総代さん方が会計監査にいらしてくださいました。
会計監査も無事に済み一安心です。
あとは、、、とかいろんな行事を考えると、またパニックになりますから、まっ私にできることをゆっくりとこなしていくことにしましょう。
今日の発送作業のお手伝いは梅ちゃんでした。