坊守のたわごと

日々の忙しさからちょっとのがれて本当の自分を見つめる時間を持ちたい!

暮れる~

2007-12-31 22:32:09 | 松子
時の過ぎるのは誠に早いもので2007年も暮れようとしております。

先日、龍大吹奏楽部の定期演奏会にz寺ご夫妻と行って来ました。
両家の娘たちも無事卒部の演奏ができました。中学から8年間つづけた吹奏楽でした。

[威風堂々]の曲を堂々と演奏していた娘の姿に感無量で涙が止まりませんでした。この素晴らしい経験が娘のこれからに大きな自信と力となっていくことを確信しました。
部活を通じてたくさんの素晴らしいお仲間にも出逢え、とびっきりの笑顔のもととなりました。



母との別れは大変淋しいことでしたが、仏さまのみ教えに遇わせていただき南無阿弥陀仏と称えさせていただけるご縁をいただきました。ありがたいことです。
みのり多い1年でした。
本年も大変お世話になりました。厚く御礼申し上げます。
                         合掌

成道会

2007-12-08 14:05:14 | 松子
12月8日はお釈迦さまがおさとりを開かれた私達仏教徒にとって、大変ありがたい日です。
昨日、築地本願寺にて成道会布教大会が開催されました。
正法寺からも総代のkさんをはじめ、7人のご門徒さんと一緒に、私もゆっくりとご
聴聞させていただきました。
t先生のお話で「人はみな、法の器をもってこの世に生まれてくる」そうです。
私の持っている器は空っぽで、心までかさかさになりかかっていました。
1日中、仏とならせていただくためのお話しを聞かせていただきましたので、大部潤ってきたような気がします。
みなさんの器もかさかさになっていませんか


故郷

2007-12-03 22:24:17 | 松子
私の故郷 諌早から3,40分で雲仙に登れます。
母の49日の法要に参りその後、住職と二人で登ってみました。
記憶に新しい雲仙普賢岳の大噴火
最大規模の火砕流で、44名の犠牲者を出す大噴火。
平成7年に、噴火活動も停止し、今では、緑もよみがえりつつあり雄大な景観で、悲しい出来事を忘れそうになります。
一時観光客離れが有り悲惨な状況でしたが、また以前のような活気のある観光地になっており大変嬉しく思います。
亡くなった母ともよく来たところです。「ちょっと雲仙に行ってみようか~」なんて これからは言えなくなってしまいました。

帰り道は島原方面へ降り 有明海を眺めながらもっどって来ました。
海をせきとめた所が道となり12月には開通するとのことでした。
反対運動も盛んですが、度重なる水害等の心配がなくなったと諌早の人々は喜んでいます。


両親はお浄土へとかえって往かれましたが、故郷に帰る私をいつでもあたたかくむかえてくださいます。
有り難いことだと 感謝感謝です。