坊守のたわごと

日々の忙しさからちょっとのがれて本当の自分を見つめる時間を持ちたい!

大晦日

2006-12-31 22:42:26 | 松子
2006年もあとわずか~
阿弥陀さまのお身拭いを終え本堂の荘厳もお正月仕様に
除夜会のお経を称えながら走りに走った1年であった今年を思い、おかげさまに幸せな今日をむかえられたことに感謝しつつ心静かに新しい年を迎えようとしています。
4月に次女が京都の大学へと巣立ち、またこの3月には長女が大学を卒業し社会人となります。
来年は私も何かにチャレンジでもしてみようかな~と漠然と考えています。
今年ほど家族一緒に食卓を囲むひとときがこんなにもありがたく幸せなことだと、感じた年はありませんでした。

京都へ

2006-12-26 10:12:04 | 松子
{ご聖人の足跡の旅パート3}
(本願寺)
いよいよ屋根の覆いもとれ
大遠忌に向けての総仕上げ。
皆様のおかげにより
一枚一枚瓦もおさまりました。
2011年のご法要には
多くの方がお参りになられることでしょう。
うちのお寺からも
多くのご門徒さんとお参りにきましょう。
夜になるとライトアップが幻想的です。
(岡崎別院)
お東のお寺です。
聖人がここから法然上人の元へと
教えを求めお通いになられたそうです
本堂の中をそっとのぞいてみますと
お西とお東さんとではすこしずつお作法が
違っていて畳の敷きかたにも違いが見られました。
間違い探しではありませんが
どのような違いがあるのか
実物を見ながら探すのもおつなものです。

(吉水の草庵)
吉水の名水でも有名で茶道家の方にも大切な所です。
井戸のそばには
法然上人が善導大師より
お告げを受けられている場面が彫られています
法然上人が
30年間この地で専修念仏の功徳を究められました。
また、上人の念仏に導かれた多くの僧が
この地に集われた大切な所ででもあります。
(比叡山)
登り登って比叡のお山に登ってみました。
根本中堂の中は
彼岸(極楽浄土)、此岸(私たちの世)
その境には深くて暗い川が流れているさまが現されています。
何百年にもなるだろう木々を見上げれば、
多くの高僧がたのお姿が目に浮かび
身が引きしまる思いがしました。

(びわこホール)
今回のメインイベント龍大吹奏楽部定期演奏会会場
30年ほど前、
住職はこのあたりに下宿をし龍大まで通っていました。
それ以来のびわこです。
その変わり様にただただ驚くばかりです。
タイムスリップしたのか説明にも力が入っていました。
(ゴミ収集日)
娘が所属しています龍大吹奏楽部の本年度の「集大成!」でもあります、定期演奏会を聴きにいってまいりました。
横浜のZ寺ご住職坊守さんと共にヤジさんキタさんではありませんが西へ西へと東海道をひた走り娘に便乗し楽しい思いをして参りました。
明けても暮れても部活の練習の日々
このような素晴らしいみなさんと一緒に素晴らしい演奏を聴かせられるまでに成長してくれたことに父母は手の骨が砕けるほどの拍手を贈りました。
ご指導下さった先輩方に感謝申し上げます。
このような頑張っている娘にあまりお小言は言いたくないのですが「ゴミの日は早く起きてね」母からの小さなお願いです。


   
 

龍さんちのシュウマイと肉まん~

2006-12-20 00:02:50 | 松子
22日~吹奏楽の定演を見に聞きに京都へ行って来ます。
久しぶりの京都です。
あれもこれもと持っていく物の準備におおわらわ
ご門徒の龍さん(台北出身)直伝のしゅうまいを持参し食べさせてあげようと、午後から作りました。
具材のお肉は、固まり肉を細かく切って使うため食感がとても良くボリュウムがあります。タマネギのみじん切りに片栗粉をまぶしておくのも野菜の水がでずタマネギの存在感を持ち上げています。
比較的ボリュームのわりにさっぱりしているのでいくつでも食べられます。
作りながら味見ばかりしていたものですから娘の所に持っていく分が大部少なくなりました。
あと、材料も殆ど同じなので肉まんにも挑戦
形は不揃いですが味は保証付き
お毒味かかりの住職いかがですか~
真実ちゃんとっこちゃん待っててね

箱根路

2006-12-12 17:39:58 | 松子
この場所は「笈ノ平」
親鸞聖人が東国の布教を終わられ京へとお戻りになられる際、あとの教化をお弟子に託され悲しい別れをされた場所です。
真宗門徒にはまた、大切なご縁の場所の一つです。
さりげなく碑がが建っていて、「甘酒茶屋」の方が有名になり美味しい甘酒を飲み身体が温まったら「さぁ~帰ろう」ではなくちょっと足をのばし聖人が歩かれた旧道を散策してみるのも熟年カップルにはお似合いです。
帰りに小田原で万病の薬「ういろう」を買いました。
小田原城と見間違えるような店構え~
中は薬と和菓子を売っています。そう、薬のういろうとお菓子のういろうです。
この紋所が目に入らぬかではないのですが、胃腸の病気には良く効くそうで以前は一人に1ヶずつしかうってくれないくらい貴重なお薬だそうです。
私たちも熟年期に入って参りましたので「備えあればうれいなし」です。

松子の災難!

2006-12-05 21:46:23 | 松子
夜中、松子のすすり泣く声で目が覚めまた。
「おしっこかな?」ベランダに出してあげたらなんと後ろ足がどうかしてるみたいで立つことができません。
まぁ~大変一晩中本当に辛そうにオヨヨと泣くんです。
朝を待ち、かかりつけの獣医さんの所で見てもらいました。
レントゲンを撮りましたが骨には異常なし関節が外れかかったのかな?とのことで
先生がグリグリさわったら「ハイできあがり」ってな感じで何とか歩けるようになりました。
念のため痛み止めの注射をしてもらい会計をしてもらっていたら、いつの間にか逃げ出し駐車場の車までいちもくさん「あけて~~」早く帰ろう~~
松にとっては、とんだ災難の一日でした。
私にとっても予定外のことに後の仕事が押せ押せになりとんだ一日でした。
それにしても口が聞けないので心配しましたが大事に至らず良かった良かった。

2007年カレンダー

2006-12-04 19:28:09 | 松子
2006年のカレンダーも最後の1枚となってしまいました。
今年は本当にあわただしい1年でした。
二女の大学入学にともない京都での一人暮らし
心配で心を痛めましたが何とか無事に1年が終わろうとしています。
二女がかわいがっていた松と梅の写真を入れ2007年のカレンダーを作りました。
京都の部屋にかけてもらい,いつでも松と梅のカレンダーを見て「心が癒されるといいなぁ~」と思いつくりました。
早速おくってあげましょう

夜景撮影会

2006-12-01 11:28:45 | 松子
12月に入りあちらもこちらもきれいなイルミネーションに彩られ、街の様子が一変
ウキウキするような街並みに変わっています。
パソコンのお仲間と恵比寿へと繰り出し夜景を撮りに行ってきました。
あまりクリスマスとは、ご縁がありませんが見るにはとてもきれいです。
願わくば花まつりの近くにもこのようにみなさんでお祝いする気持ちが高まればうれしいのですが~
昔わが家では子供たちに「うちはお寺だからサンタサンは来ないよ!」と話しをしておりました。
どこの家でもケーキを食べたり、サンタサンからプレゼントをもらったり子供にしてみれば、うれしい行事ですから反応が少し心配でしたが・・・
二女曰く、「アー良かった私あの変なおじいさんが、夜私の部屋に入ってくるのかのかと思ったら、怖くて仕方がなかったのよ~」でした。
家ではお父さんから年末に「1年間よく頑張りました」とプレゼントをいただくのが習慣でした。
今はそのような習慣も忘れてしまったようなお年頃です。