坊守のたわごと

日々の忙しさからちょっとのがれて本当の自分を見つめる時間を持ちたい!

箱根路

2006-12-12 17:39:58 | 松子
この場所は「笈ノ平」
親鸞聖人が東国の布教を終わられ京へとお戻りになられる際、あとの教化をお弟子に託され悲しい別れをされた場所です。
真宗門徒にはまた、大切なご縁の場所の一つです。
さりげなく碑がが建っていて、「甘酒茶屋」の方が有名になり美味しい甘酒を飲み身体が温まったら「さぁ~帰ろう」ではなくちょっと足をのばし聖人が歩かれた旧道を散策してみるのも熟年カップルにはお似合いです。
帰りに小田原で万病の薬「ういろう」を買いました。
小田原城と見間違えるような店構え~
中は薬と和菓子を売っています。そう、薬のういろうとお菓子のういろうです。
この紋所が目に入らぬかではないのですが、胃腸の病気には良く効くそうで以前は一人に1ヶずつしかうってくれないくらい貴重なお薬だそうです。
私たちも熟年期に入って参りましたので「備えあればうれいなし」です。