原発問題

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【ドイツの原子炉安全協会】4号機では事故直後、”燃料プールで爆発と火災が起こった”

2012-08-06 10:40:28 | 未分類

【ドイツの原子炉安全協会】

4号機では事故直後、”燃料プールで爆発と火災が起こった”

フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part4/4
http://www.youtube.com/watch?v=ammCzi7lcoQ&feature=relmfu より一部書き起こし

東電は2011年の11月になって初めて
4号機で爆発があった事実を認めた。

しかし、それでもその水素ガスが燃料プールから
発生したものだとは認めようとしなかった。

というのも、それを認めてしまえば、
燃料がしっかり冷却できなかったことを
認めざるをえなくなるからだ。

まず、地震で燃料プールに亀裂が入り水が流出してしまった。
ウラン燃料の被膜をつくっているジルコニウムがとても高い温度に達して、
自然に発火してしまった。
そのときに水素も同時に発生したため、
爆発が起きた。


クリストファー・バズビー教授は、
ここの大学で研究する放射性科学者だ。

彼は、フクシマ近辺とその周辺で実際に
どの程度汚染が進んでいるかを調査し、
住民にとってどれくらい危険があるかを調べようとしている。

それで彼は、車のエアフィルターを日本から取り寄せた。

彼はその車が、事故直後からどこにあったのかを
持ち主い細かく記録してもらった。

人々はこの放射能に当たるだけでなく
それを体内に吸い込みます。

環境にはウランやプルトニウムが大量に放出されていて、
遺伝子を壊す、非常に危険な物質に満ちています。

ですから、地面にある放射能だけでも
大変恐れなければならない。

それが空気にあれば、人々はそれを当然吸い込みます。

私は車のフィルターを測定しましたが、
フィルターに溜まった同じものは
人間が吸い込んでいるのです。


かなりの量の放射線がすでに放出されたということです。

福島からあれだけ離れた千葉などで
予測していた以上のものが発見されたわけですから。

これはまたウランやプルトニウムを含むその他の放射性物質が
示す証拠ともいえます。

つまり、住民たちはかなりの被爆の危険にさらされているのです。

それは、核実験が世界で相次いだ1963年ごろ
測定された大気の放射性物質より、千葉では300倍も強く
100キロ圏内では、なんと1000倍も強くなっています。


私が3号機の爆発の映像を見る限り
1号機で起こった爆発や、その他の水素爆発から
私が見て知っているどの爆発とも
はっきり異なることがわかります。

このスライドはどれも300分の1秒の間隔で
撮られたものです。

5番目のスライドで3号機の爆発が始まります。

鋭い閃光が走るのが見えています。


これは即発臨界の始まりを示します。

建物の右の部分から炎が突き抜けます。

そしてこここそ、燃料プールがある場所なのです。

 

事故のすぐ直後に世界で有数の原子力産業
アレバ社やジェネラルエレクトニック社

ウエスティングハウス社などがこぞって
このことを公にしないようにと

国会に圧力をかけ始めたことを
私たちは知っています。

しかし私たちは、アレバ社がスタンフォード大学で報告発表を
開催するということを突き止めることに成功しました。

あそこではどれだけ深刻であるかが、
報告されたのです。

そして、やはりジェネラルエレクトリック社や
ウィスティングハウス社に管理されている主要メディアは
このストーリーを過小に伝えることに徹底しました。


フランスはパリの、アレバ社の本社ビル

アレバ社は世界で最大級の各産業企業であり
ウランとプルトニウムからできている
悪評の高いMOX燃料の納品会社だ。

福島第一原発3号機で使用されていたMOX燃料も
アレバ社のものだ。

アレバ社でも事故はすぐに分析された。

ドイツの原子炉安全協会もこの報告を元に
データを出しているが

4号機では事故直後に
燃料プールで爆発と火災が起こったと
記載されている。

 

世界中の原子力エネルギーの未来がかかっているため、
考えられる最悪のことが起こったなどということがあってはならないのである。

 

事故が起こってから4ヶ月後にはすでに
15歳までの1080人の子供を対象に甲状腺スクーリングが
行われたが、そのほぼ半分が放射性ヨウ素による
被爆をしていることがわかった。

これはガンを発病する危険性が高いことを意味する。

(一部書き起こし終了)



 

直ちに”集団疎開”のレベルである放射線量の中で、被曝による健康被害を受けやすい小中学生が何も知らずに見殺しにされている より

MOX燃料の危険さは下の内容を見ていただくと一目瞭然である。

 
MOXの危険性
 
 『例えば、炉心の4分の1にMOXを装荷した場合、
  低濃縮ウランだけの炉心の場合と比べ、
  重大事故から生じる潜在的ガン死は、42~122%、
  急性死は10~98%高くなる。
 
  炉心全部をMOXとした場合、潜在ガン死の数は、
  161~386%、急性死の数は、60~480%高くなる。』
  
 
 
つまり、MOX燃料を含む割合が多ければ多いほど、
事故の場合の被害が大きくなる。
 
 
では、福島3号機ではどれぐらいの割合で
MOX燃料が含まれていたのか?
 
 
福島第一3号機のMOX燃料の装荷は・・
澤田哲生(東京工業大教授)の発言より
 
 『福島 3号機・・その3分の1MOX燃料』
 
 
 

〔NRCフクイチ議事録〕 3・20 NRC 3・14夜半過ぎの4号機火災 日本側の「潤滑油火災」説を否定 線量0.3シーベルトへ上昇 「爆発」なら北西方向に30キロまではいかないが、かなり遠くまで拡散と予測
 → http://enformable.com/2012/02/nrc-audio-files-reveal-details-on-reactor-4-fires-and-radioactive-plume-that-traveled-northwest-of-fukushima-daiichi/
 ネット・メディア「Enformable」は、NRCの議事録の3月20日分を精査、その中に4号機の火災をめぐるやりとりが含まれていることを突き止めた。
 3・14の真夜中から3・15の午前1時22分までの間、発生した火災について日本側は「潤滑油火災」だとしているが、NRCのメンバーはその可能性はないと最終的に結論づけている。

 気になるのは3点。

 ひとつは、

 その火災によって、放射線量が毎時30R(レム=0.3シーベルト)に達していたこと

 ふたつめ、揮発したものがフクイチの北西方向の土壌に降下したこと

 3つめは、それが爆発でなければ1、2マイル、爆発なら30キロまではいかないが、かなり遠くまで降下した

 ――と指摘されていることである。

 ◎大沼 このNRCのやりとり、専門家の解析を乞う! 

 
Posted by 大沼安

転載元:http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/2012/02/post-7500.html#more


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