原発問題

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(東電)2006年に20メートルの大津波想定。しかし、対策は取られなかった。

2012-06-14 12:31:50 | 未分類

東電、大津波対策で最大80億円 福島原発で社内試算

2012年6月13日 21時25分

 東日本大震災の5年前、福島第1原発5号機で大津波への対策を実施した場合、最大で80億円が必要などとする報告書を、東京電力が作成していたことが13日分かった。だが、大津波の想定に科学的根拠がないとして対策は取られなかった。

 東電によると、報告書をまとめたのは2006年3月。04年のスマトラ沖地震の津波で、インドの原発のポンプ室が浸水したことから、第1原発の津波の高さについて、想定を大幅に上回る13・5メートル、20メートルなどと仮定し、安全上重要な機器類への影響を分析した。

 その結果、海抜13メートルにある5号機では、建屋内への浸水などを防ぐ工事で20億円、防潮壁で囲った場合は80億円が必要と試算された。

(共同)

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