1876to1945さんのツイート(2013年10月01日~)を順に紹介します。5回目の紹介
【フクシマ見聞録】このままいけば、子供達、高齢者たちが先に死ぬことになる
Akira Tsuboi@1876to1945さん 2013年10月06日のツイートから
福島行-
近寄ってきた男は
絞り出すように叫ぶと去っていった。
ハンドマイクを持つ男は去ってゆく男を見送ると、
「チェルノ’の地図を出してもらっていいですか」
自分に言い発言にもどった。
「福島の放射線、放射能拡散、
チェルノブイリの四倍。
いまこれ、回してもらいました。-
-「これだけ、チェルノブイリ、飛散してます。
福島ではこの四倍放出されています。、、、いったい、
”福島でどれだけ安全だと言えるんですか。”
チェルノの四倍ですよ。
チェルノで実際に、甲状腺癌が爆発的に増えたのは
四年後五年後といわれてます。
でも当初、発見されたのは10人程度でした。」-
-チェルノ’での甲状腺癌発生における四年後、
という数字については、福島市のふくしま共同診療所の
医院長松江寛人医師が専門家として
発言されていたのを聞いていた。
四年後、というのはチェルノ’発生の
1986年当時のエコー技術段階に起因している、
というのだった。1986年当時、-
-エコーの技術的な進展は当然現在のそれとは異なっていて、
チェルノ’で甲状腺がんが発見されるようになったのは
超音波によるものではなく、触診、
手で触ってみて子供の喉の異常に
医師たちが気づいたことから始まっているはず、
というのが杉井医師の見解だった。-
-国立癌センターで40数年超音波に
携わってきた彼の目からすると、
当時のソビエトに
そこまで高精度の超音波機器があるとは思えず、
正確に言えば、チェルノ’のこどもの甲状腺癌発見には
超音波による初期の診察が欠けていた。
現在、福島の件で超音波により
見つけられ問題になっているような微細な-
-嚢胞、結節がしたがってなかば放置され、
手で触ってみてしこりとして分かるようになった段階で
チェルノ’では発見、となる。
それが四年後だというのだった。
つまり、放射能拡散事故から2年を経過した段階でも、
チェルノ’でも当然異常はあったはずで、
その数字は、前述したような理由から-
-データ自体がない。
だから四年後の甲状腺癌多発というのを
福島にあてはめてしまうと、すこし話が違ってくる可能性がある、
というのだった。
福島市、郡山市。被爆に対する
働きかけの交流のなさをここでも感じた。
だが、彼の発言を尊重して、そのまま書いておく。-
-「福島はいったい、たった二年半で
どのくらいのこどもが甲状腺癌になっていますか。
私はこの冬にも言いました。
福島の甲状腺被害はおそらくチェルノの
”100倍くらいになるだろう”と。
実際、なってきていますね。まだ気づきませんか。-
-「このままいけば、子供たち、
高齢者たちが先に死ぬことになってゆきます。
いや、高齢者は先に生まれてます。、、、
いやな言い方ですけれど、
高齢者が先に死んでしまうのは仕方がないことでしょうでも、
”子供たちの葬式を挙げることになる
可能性がきわめて高い”ということをみなさん、-
-「分かっていますか。あなたがたは、
それでもそのままにしておきますか。
声を挙げてみませんか。
子供が生きるか死ぬかのはなしになってるんです。
まだ現実が見えませんか。
”私たちはオリンピック招致よりも安いんですか、命が。
たかだか商業主義のお祭り騒ぎのために殺されたいですか。”-
-「いつも言ってます、あなたたちの人生です、こど
もたちの人生です、、孫たちの人生です、それを守るのは
”おとなの役目です”。それを放棄してて、
”いいんですか”もうすこし、本気で考えてください。
冗談ごとではすまないんです。みなさん
”冗談の中で”生きているんです。
わかりますか、それが-
-「なぜ、今オリンピックを承知しないといけないんですか、
おかしいと思いませんか。
福島の、福島第一原発の収束作業にたかだが500億円?
たったそれだけで一体なにができますか?
阿部晋三は言いました。
2020年には汚染水問題は解決されているだろうと、
その根拠は”ありません”。-
-「一つわかっているのは、
安倍晋三は総理ではないということだけです。
こんな無責任なことを一国の総理大臣に
言わせていていいんですか。何度もでも云います、
あなたがたは生きているんです。
経済政策の機械や、ロボットではありません。
もう一度考えてください。お願いします。」-
※次回に続く
2016/9/27(火)22:00に投稿予定です。