*『世界が見た福島原発災害』著者:大沼安史
「第2章 飯舘村」を複数回に分け紹介します。5回目の紹介
福島原発災害は、東電、原子力安全・保安院など政府機関、テレビ・新聞による大本営発表、御用学者の楽観論評で、真実を隠され、国民は欺かれている。事実 上の報道管制がしかれているのだ。「いま直ちに影響はない」を信じていたら、自らのいのちと子供たちのいのち、そして未来のいのちまで危険に曝されること になってしまう。
本書は、福島原発災害を伝える海外メディアを追い、政府・マスコミの情報操作を暴き、事故と被曝の全貌と真実に迫る。
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**『世界が見た福島原発災害』著書 「第2章 飯舘村」の紹介
前回の話:『世界が見た福島原発災害』第2章 飯舘村 ※4回目の紹介 <避難基準を超えているとIAEAが会見>
しかし、NHKニュースの、この「本記」に続く部分は、より注目に値する。「IAEAによりますと、福島第一原子力発電所の事故で、現場から北西におよそ40キロメートル離れた福島県飯舘村で、先月30日、日本側が土壌に含まれる放射性物質を分析したところ、1平方メートル当たり2000万ベクレルの値でヨウ素131が検出されたということです」
NHKによれば、飯舘村で土壌に含まれる放射性物質を分析したのは、IAEAではなく、「日本側」だと言うのだ。しかも、分析したのは「30日」だと。
IAEAでは、IAEA(の測定委員)が18日から26日の間に飯舘村などで測定活動を行い、その結果をもとに、フローリー氏が「3日」にプレス発表しているのに、このNHKの「日本側が」「30日に分析」はいったいどういうことなのか?
このNHKの「4月1日」の「ニュース」で、「避難基準超え」への言及が出て来るのは、ようやく、このあと。
「これを基に、IAEAが人体に与える影響の度合いについて調べたところ、IAEAが避難を促す基準の2倍に当たることが分かり、日本政府に対して状況に注視するように求めました」
「まるで日本政府が状況を見守れば、それで済むような言い方。ロイター電が報じた、フローリー氏のアドバイスは「状況を注意深く評価する」ようーつまり「評価」するよう求めたものである。IAEAの避難基準の倍ですよ、主体的に「評価」してください、「避難判断」して下さい、と求めたのだ。
※続き「第2章 飯舘村」<「政府から何の連絡もない」>は、8/11(火)22:00に投稿予定です。
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