原発問題

原発事故によるさまざまな問題、ニュース

3号機は水素爆発じゃなかった 「水素爆発かわからないけど、保安院が言ってるから」⇒「水素爆発」と決定

2012-08-24 20:32:03 | 未分類
3号機は水素爆発じゃなかった 

「水素爆発かわからないけど、保安院が言ってるから」⇒「水素爆発」と決定

 
「いいんじゃない」 (Unknown)

2012-08-23 23:34:52

3号機はいわゆる水素爆発じゃなかったんだね・・・。

産経ニュースより( http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/120819/crm12081914020005-n2.htm )

 『3号機の爆発後も情報発信の姿勢は、当事者とは思えない発言が続く。

14日午前11時半ごろ、3号機爆発に関する記者会見用の文面を清水正(まさ)孝
(たか)社長(当時)らが検討している場面だ。

 高橋明男フェローが
「要はさ、(12日に水素爆発した)1号機を3号機に変えただけだってんでしょ。
それで水素爆発かどうかわかんないけれど、保安院が水素爆発と言っているから、
もういいんじゃないの。この水素爆発で」

と爆発の確認作業をせずに保安院発表を追認することを提案。さらに
「これは保安院がさっきテレビで水素爆発と言っていたけど、
歩調を合わせた方がいいと思うよ」と発言した。

 これに対し本店職員も「すでに官邸も水素爆発という言葉を使っているから、
それに合わせた方がいいんじゃないですか」と同調、
「いかがですか」と清水社長に決断を求めた。

 清水社長は「はい。いいです。これでいいから。スピード勝負」と了承、
3号機は「水素爆発」と決定、その後の会見でそのまま公表された。』
 


 

福島原発3号機“核爆発”を起こした!専門家が断言

★原発を造った男たちの原発批判を聞け!

2011.12.13

http://www.zakzak.co.jp/zakspa/news/20111213/zsp1112130929001-n1.htm より

 「福島第一原発3号機で3月14日に起きた爆発はピカドン(核爆発)だ!!」

 そう語るのは、’10年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏。原発の施設と運用について隅々まで知る専門家の一人だ。

 「3号機の爆発では、一度ピカっと炎が出た後、ドーンと黒煙がまっすぐ建屋上方へと立ち上っています。水素爆発であんな黒い煙は出ません。キノコ雲の形状といい、核爆発の現象に酷似している」

 しかし、政府、東電の発表では、原子炉内部は安定を取り戻してきているはずだが?

 「重要な放射能飛散原因は、使用済み燃料プールです」

 彼は一原発を陸側から写した航空写真を取り出した。

 「建屋上部フレームは、使用済み燃料プールの場所が吹っ飛んでいます。プール内で爆発が起こり、そこにあった燃料棒は飛び散ってしまったと思われます」

 
 
 
 
もっとも重要な放射能汚染は3月21日に起きていることは、
あまり一般には知られていません。
 
その汚染源が3月20日-21日にかけての3号機格納容器内爆発であること、
それを東電・政府は当然知りながら、隠蔽していること
 
―これがほぼ「事実」であると断定できるだけの判断材料がすでに揃いました。

3/21に関東地方を襲ったフォールアウトは、

  大気圏核実験が全盛期だった過去50年間の
  同地域の総量に匹敵する莫大なものであった。
 

この放射性物質は、よく言われるように、

  3/15までに福島第一原発から放出された放射性物質が
  雨によって落ちてきたものでは決してなく、直前に放出されたものである。
 

その汚染源は明らかに3号機であり、おそらく福島第一原発最大の事故であった。

 

パラメータを分析すると、3号機では、

  3/20-21に圧力容器設計圧力を大幅に超える圧力が記録され、
  また格納容器内の爆発的事象によって圧力容器・格納容器とも
  大破したことが明らかである。
 

その事故は再臨界を伴う可能性が否定できない。

 

この異常事態を受けて、放射性物質の放出を防ぐために、

  1000トンを超える放水が行われた。
 

3/21に行われた海水サンプリング調査・土壌採取などは、

  3号機格納容器内爆発という事態を受けたものである。
 

3/21の3号機原子炉建屋から出た煙は、

  原子炉が破損した物理的な帰結であるが、
  東電は当然それを認めることができない。
 

東電・政府はこうした最悪の事態を知りながら隠蔽している。

 

東電は、こうした事態を隠匿するため、

  データの間引きや悪質な印象操作をいくつも行っている痕跡がある。

 


農水省 下水処理場の汚染汚泥が汚泥肥料の原料に!? / ○万ベクレルの腐葉土は全国へ拡散された

2012-08-24 20:04:18 | 未分類

農水省 下水処理場の汚染汚泥が汚泥肥料の原料に!?  

○万ベクレルの腐葉土は全国へ拡散された
 
 
農水省 下水処理場の汚染汚泥が汚泥肥料の原料に!? (ナカ)

2012-08-24 01:05:19
 
農水省のHPの「汚泥肥料中に含まれる放射性セシウムの取扱いについて 」の中で、
下水道の汚泥中の放射性セシウム濃度が200 ベクレル/kg以下の場合については、
汚泥肥料の原料として使用できるとありました。

これは、汚染された肥料が全国の農地に拡散することでは?
日本に安全な食べ物がなくなるんでしょうか?
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/index.html

 

Unknown (Unknown)
 
2012-08-23 20:50:51

最近犬の散歩に行ったら電柱の横に生えてる。
たんぽぽの葉が巨大化してた。
隣の家の紫陽花の花びらもでかい。
母親が買ってきた肥料を使った花の葉っぱがでかい。
 
こんなにでかい葉っぱの花いままであった?
と聞くと肥料やり過ぎたとの事。

以前苫小牧で試験焼却したものが風に乗って札幌まで飛んできたのか?
それとも母の使った北海道産の肥料も怪しいのか?
同じ畑に咲いている他の植物は平年並みだ。
どちらもなんともいえない。

 

-上記URLからの情報- 

農林水産省 http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_hiryo/caesium/index.html より

原則
原料汚泥中の放射性セシウム濃度が200 ベクレル/kg以下の場合については、
汚泥肥料の原料として使用できる。

特例措置
原料汚泥の放射性セシウム濃度が施用する農地土壌以下であり、かつ、
1,000 ベクレル/kg以下であれば、汚泥肥料の原料として使用できる。

 



技術コンサルタント:中村 友一・日々の雑多な事
http://techpr.cocolog-nifty.com/nakamura/2011/08/post-7f3d.html より全転載

Aug 04, 2011

九州はすでに被曝地域か:腐葉土用落ち葉からセシウム=栃木県産、3万ベクレル超-佐賀(時事ドットコム)

全国各地で続々と発覚しているので驚かなくなっているかもしれないが、そんなあなたの感覚は完全に麻痺している。

ホームセンターで」とか「家庭農園に」とか「趣味の園芸に」とかではない

佐賀県
農家が購入
・約1.6トン
32,100 Bq/kg

という恐るべき状況だ。

最悪のケースで試算すると、

1,600kg×32,100 Bq/kg = 51,360,000 Bq

すなわち、総量で最大で5千万ベクレル程度の放射性物質佐賀県の農家の農地内まで流通していた、という事になる。

同様のケースが今後さらに発覚するだろうし、発覚しないだけで多くのケースが存在する可能性がある。

九州はすでに被曝地域ではないのだろうか。


以下、時事ドットコムの報道:

(報道ここから)

腐葉土用落ち葉からセシウム=栃木県産、3万ベクレル超-佐賀
 佐賀県は4日、県内の農家が購入した栃木県産の落ち葉約1.6トンから、1キロ当たり最大3万2100ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。購入元の肥料販売業者は、県内のほかの農家には販売していないという。
 汚染された落ち葉は、来年に腐葉土として使用するため、肥料と混ぜ、使っていない田んぼに置かれていたという。現在はシートで覆っている。(2011/08/04-19:42)
時事ドットコム:腐葉土用落ち葉からセシウム=栃木県産、3万ベクレル超-佐賀

(報道ここまで)


※関連記事:
市販の腐葉土から高い放射線
北九州市が流山市から受け入れた焼却灰に含まれる放射性物質の98.8%は流出済みと推定/関門海峡は「死の海」、戸畑の空は「死の空」か


※2011.08.05(金)00:28追記:
佐賀新聞による続報(昨夜21時ごろ?)があった。それによると、腐葉土の付近の空間放射線量率は最大で 0.566μSv/h あったというから、これはさすがにヤバい。

当然ながら、販売元の業者や腐葉土を扱った作業員、購入した農家の方は内部被曝のおそれがある。

報道によると農家の方はすでにWBC(ホールボディーカウンター)による検査を受けており異常は見つからなかったそうだが、それ以外に関与した人間はたくさんいるはずであり、それらの人々の内部被曝が懸念される。

そもそも、佐賀県までの運搬経路上に放射性物質を撒き散らしてきたかもしれないので、経路周辺住民についても被曝の心配がある。

また、田舎の農地だと近くの子供たちが遊びで接触したとか、風で舞って周辺住民が吸い込んだとか、様々なケースが想定される。

もう全国どこでも被曝地域になっている可能性がある。


(報道ここから)

2011年08月04日更新
栃木産落ち葉からセシウム検出 暫定許容値の80倍超
栃木県産の落ち葉から暫定許容値の80倍を超す放射性セシウムが検出されたと発表する県園芸課の職員=佐賀県庁
 佐賀県は4日、佐賀市大和町の農家が県内業者から購入した栃木県産の落ち葉から、国の暫定許容値(1キロ当たり400ベクレル)の80倍以上となる3万2100ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。農家は腐葉土をつくるため農地に野積みしていて、栽培には使っていない。落ち葉は特注で他に流通していないという。納入業者が回収して栃木県に返品する。
 県によると、落ち葉は福島第1原発事故後の4月上旬に栃木県内で収集された。農家1 件は6月18日、20立方メートル、約1・6トン分を購入した。農家は、稲わらや腐葉土から放射性セシウム1 件が検出されているため納入業者に相談。業者が福岡の検査機関で調査した結果、8月2日に暫定許容値を超える放射性セシウムが検出された。
 農家は3日に県に報告。県が落ち葉周辺の空間放射線量率を測定し、周辺1メートル付近で毎時0・552~1・328マイクロシーベルト、3メートル付近で同0・264~0・566マイクロシーベルトの放射性セシウムを検出した。県園芸課は「福島市の環境放射能測定結果は毎時1マイクロシーベルトで推移。文部科学省も1マイクロシーベルトを通常の学校生活を送られる基準としている。落ち葉は道路などから離れており今のところ影響はない」とみている。落ち葉の撤去後に土壌調査する。
 農家はこれまでに2回、各30分程度の腐葉土づくりをしていた。4日に唐津赤十字病院で内部被ばくを調べるホールボディカウンターで検査し、自然界レベル以上の数値は検出されなかったという。
 県は肥料や腐葉土を扱う県内321業者に対し販売状況などを調査しており、来週前半には結果をまとめる。
栃木産落ち葉からセシウム検出 暫定許容値の80倍超-佐賀のニュース 佐賀新聞の情報コミュニティサイト ひびの

(報道ここまで)


※2011.08.05(金)17:40追記:
毎日新聞から続報が出ているが、それによると周辺の空間放射線量率は最高で 1.328 μSv/h とのことだ。これはホットスポットだ


以下、毎日新聞の報道:

(報道ここから)

原発:落ち葉からセシウム80倍検出/佐賀の農家購入/栃木産
 佐賀県は4日、佐賀市大和町の園芸農家が腐葉土を作るために購入した栃木県産の落ち葉から、国の暫定許容値(1キロ当たり400ベクレル)の約80倍にあたる同3万2100ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。農家が個人で購入し、他への譲渡はない。5日にも撤去する予定。
 県園芸課によると、落ち葉は4月上旬に栃木県内で収集され、農家が6月18日に20立方メートル(1・6トン)を購入。農地でビニールシートで覆って保管されていた。1メートル離れた場所での測定値は1時間当たり0・552~1・328マイクロシーベルトで、人体にただちに影響のある放射線量ではないという。
 また沖縄県は4日、県内の堆肥販売業者「琉球園材」(沖縄市)が販売した群馬県産の腐葉土から、国の暫定許容値(1キロ当たり400ベクレル)の10倍以上にあたる4910ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。同社はホームセンターなど県内25店を通じ、腐葉土1653袋を販売した。県は同社に商品の回収と販売の自粛を指示している。国が定めた健康被害に関する放射線被ばくの基準は下回っているという。【竹花周、井本義親】
2011年8月5日
原発:落ち葉からセシウム80倍検出/佐賀の農家購入/栃木産 - 毎日jp(毎日新聞)

(報道ここまで)

 

SAVE CHILD 放射能から子供を守ろう
http://savechild.net/?s=%E6%A0%83%E6%9C%A8%E7%9C%8C%E3%80%80%E8%85%90%E8%91%89%E5%9C%9F より全転載

【汚染】栃木県の畜産農家689戸が作った牛ふん堆肥を検査、319戸で400ベクレルの基準越え、最高値は矢板市で1万5千ベクレル/kg

栃木県の畜産農家689戸を対象に牛ふん堆肥の検査が行なわれました。その結果、400ベクレル下回ったのは370戸、400ベクレル上回ったのは319戸でした。数千ベクレルを越えた畜産農家が複数あり、最高値は矢板市の15,000ベクレル/kgでした。栃木県は腐葉土でも非常に高い数値が検出されていましたので、今回の堆肥も落ち葉が原因の可能.....
 
 

【汚染】落ち葉プールや落ち葉たき、中止相次ぐ…放射線警戒(都市でも葉っぱや落ち葉の処理に注意)

もうすっかり秋ですね。子ども達が学校の行事で「落ち葉たき」などをすることに不安を感じている保護者の方が多いと思います。学校側はその公園や山などの線量を測って安心させようとするのですが、はたして安全なのでしょうか。例えば、新潟県津南町の保育園で園庭にあった杉葉などを燃やした焼却灰2地点の空間放射線量(地上10センチ)が、通常線量.....
 
 

【汚染】愛知県で販売された栃木産腐葉土から放射性セシウム6万800ベクレル/kg検出、計550袋すでに販売

先日、腐葉土のニュースをまとめたばかりですが、また汚染された腐葉土のニュースが出てきました。一体いつまでかかったるんでしょうか?とりあえず多くは栃木県産の腐葉土なのですから、腐葉土を作っている会社を調べて販売元を調べればだいたいつかめるのでは?と素人の私は思ってしまいます。 ▶全国の放射性物質が検出された腐葉土のニュースまとめ .....
 
 

【汚染】全国の放射性物質が検出された腐葉土のニュースまとめ

当サイトでも何度か記事にしている腐葉土ですが、やはり早い段階で手を打たなかったばっかりに全国的に流通してしまっています。しかも学校や公園などで利用されているニュースが多いですね。読むだけでうんざりするぐらいたくさんのニュースがあります。 ▶愛知県で販売された栃木産腐葉土から放射性セシウム6万800ベクレル/kg検出、計550袋す.....
 
 

【汚染】佐賀の農家購入、栃木産 落ち葉からセシウム3万2100ベクレル

腐葉土や落ち葉などの汚染のニュースが多いですね。もう多くがホームセンターなどで販売済みかもしれませんね。先日、沖縄で861袋販売されたというニュースがありましたが、今度は佐賀県です。九州の人達も気をつけなければいけません。 ▶栃木産腐葉土から1万1000ベクレル/kg、秋田県内のホームセンターで販売 ▶京都府で2万6600ベク.....
 
 

【汚染】栃木産腐葉土からセシウム1万1000ベクレル/kg、秋田県内のホームセンターで販売

腐葉土から1万1000ベクレル検出です。以前このサイトでも取り上げたのも、埼玉県内のホームセンターで販売されていた栃木県産の腐葉土でした。あの時もセシウムが含まれていました。(このメーカーに問い合わせたところ、メーカー検査で0.4マイクロシーベルトとだそうです。放射性物質の量をベクレル単位で計測する検査は行わないとのことでした。残.....
 
 

【続報】「バーク入り腐葉土」からセシウム134と137

先日ご紹介した、埼玉県内のホームセンターで販売されていた栃木県の土と落ち葉を使用した「バーク入り腐葉土」の続報です。 ▶【動画】埼玉県内のホームセンター 市販の腐葉土から高い放射線 。(問い合わせ結果追記しました) KEK(高エネルギー加速器研究機構)の野尻美保子氏(専門は理論物理学(素粒子論)KEK教授&IPMU)が問題.....
 
 

【動画】埼玉県内のホームセンター 市販の腐葉土から高い放射線 。(問い合わせ結果追記しました)

追記(7月28日) *この「バーク入り腐葉土」を販売している会社に測定結果を問い合わせました。結果は0.4マイクロシーベルトということです。セシウムが何ベクレル含まれていたかなどは、検査していないからわからないそうです。この腐葉土の販売は、自粛しているとのことです。 ▶【関連記事】栃木産腐葉土からセシウム1万1000ベクレル.....
 
 

『子宮頸がんワクチンを打つな=医師のブログ』日本の子供達の健康被害、500名以上!驚くべき状況です。

2012-08-24 19:12:44 | 未分類

「子宮頸がんワクチンを打つな」

日本の子供たちの健康被害、 500名以上 !驚くべき状況です。

放射能を天恵の海に流す六ヶ所再処理工場閉鎖を!(katsukoのブログ)
http://ameblo.jp/sannriku/entry-11296410096.html より全転載

晴彩[→検索]さんのブログのコメント欄でおしえてもらったサイトです。

 宮崎県の医師のブログ。すごい、すごい、すごい方たちです!ありがとうございます!

 原発事故前から、とくに東海村JCO事故や美浜原発事故以前から

反原発運動をしてきた方たちと同じくらいすごいとおもう!

 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

日本の子供たちの健康被害、 500名以上 !

グラクソ・スミスクライン(サーバリックス)、MSD(ガーダシル)が、子宮頸がんワクチンのコマーシャルを流しています。
特にGSKは、某女性タレントを使い、「20代の女性に子宮頸がんが増えている」と言わせています....ウソです。

健診」によって、「がん」患者が「作られて」しまうのです。

(がんの診断の問題の続きは本文の下の方に配しました。機能としては別のページに移るはずだったのですが。)

6月27日、厚労省は、子宮頸がんワクチン接種は保護者の同伴で受けるように、注射後は30分安静にするように、という注意情報を出しました。しかし、痛みのために血圧が下がって転倒するというふうに誤解させ、下の資料に示されている深刻な健康被害の実態から目を逸らさせるような意図があるとしか思えません。マスコミも全く実態を報道しようとしません。

ワクチン接種後3日に1人、6日めに1人、心肺停止の状態で発見され、脳に相当なダメージを受けた事例があります。脳脊髄炎、小脳失調症と書かれている事例があります。これらを含め、30名以上のお子さんで、脳に障害が起こったと考えられます。
さらに若年性リウマチ(スティル病)、全身性紅斑性狼瘡(SLE)のような極めて治癒し難い深刻な自己免疫性疾患も引き起こされています。このような問題について、厚労省には調査する様子もみられません。

他の薬剤の筋肉注射で、倒れたり、けいれんをおこしたり、という経験はありません。このワクチンの注射時の反応は、極めて異常なものであります。このようなものを注射することは非人道的であります。即刻、接種を中止すべきであります。

他の薬剤ならば即座に販売停止、となるところなのに、なぜ、厚労省は危険な薬剤の注射を放置しておくのでしょうか。

脳に障害を負ったと考えられる事例は、医師届け出の、No.9、13、20、24、39、51、62、65。

企業報告(重篤例)の、No.13, 65, 79, 88, 152, 198, 194, 198, 199, 256, 297, 332, 356, 444, 445, 478, 485,

企業報告(非重篤例)の、No.31, 172, 206, 248, 324, 470, 482, 505, 526, 592, 606, 704。

 

(上に書き足したためです。)

一昨日(6月23日)、検索しておりましたら、厚労省の文書がありました。
日本の子供たちのサーバリックスによる被害の実状がわかります。驚くべき状況です。

平成23年度第9回薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策部会安全対策調査会及び第1回インフルエンザ予防接種後副反応検討会及び第3回子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会 資料

この中のリストに載っているものは、副反応の症状を、医師が「重篤」と判断して、直接、あるいはメーカーのMRを介して厚労省に上げたものです。まず、数の多さに驚きます。

医師の届出が65例、企業の届出が517例です。

さらに、医師が「非重篤」として、企業を介して届け出たたものが713例あります。企業側が積極的に副作用情報を集めたと思われます。そのなかには、重篤と思われる事例、企業側が「重篤」という評価に変えたもの298例もあります。(ショック、失神に偏っている印象)。

これらの事例報告には、副反応症状名、日付、転帰しか記載されておりません。相当医療に詳しい人でないと読み解けません。そのため、私の読み方を披露しておきます。アメリカ、イギリスのワクチン犠牲者の手記は、副反応の重症度、経過を理解するのに大変に役にたちます。

やはり副反応名から見てしまいます。けいれん、てんかん、麻痺、意識消失は脳に障害が起こったかの手がかりになります。ショックとは、血圧が下がって生命の危険が差し迫っている状態をいいます。痛みのため血圧が下がり,顔色が青くなって冷汗油汗をかくのを神経原性ショックといいます。純粋に神経原性ショックであれば対処は難しくありません。寝かせるだけで回復します。アレルギー反応で大量のヒスタミンなどの炎症物質が放出されて血圧が下がるのをアナフィラキシーショックといいます。この場合、蕁麻疹、浮腫、喘息を伴っており、極めて危険な状態です。対処が遅れますと、呼吸停止、心肺停止がおこる危険が高くなります。ワクチン接種の直前まで完全に健康なのですから、呼吸停止、心肺停止などとは、もう何をか言わんやです。

次に接種日と副反応発生日を比較します。当日かどうか。接種時に痛みで具合がわるくなっているだけなら、問題なく回復している可能性大です。翌日以降にけいれん、小脳性運動失調などというのはかなりまずいです。

転帰日は、副反応の報告を書く際に、症状を評価した日のことです。転送、入院のため、副反応症状が起こった医療機関を離れた日となる場合もあります。接種日あるいは副反応発生日からの経過日数が、病状と重症度を考えるのに役立ちます。

最後に転帰内容となりますが、回復は症状がなくなり以前の健康状態に戻った、軽快は症状は軽くなったが以前の健康な状態に戻っていないが日常生活社会生活は続けられる状態、未回復、後遺症は字のごとく、不明の場合は患者さんと連絡がつかなくなり状態を確認できない場合ですが、他の医療機関に入院したり通院したりしている場合も含まれます。

重症と思われる事例、気になる事例を挙げてみます。

医師報告:65例

もっとも重症、深刻と思われたものは、No.39、No.51、No.20、No.36であります。

No.39、10歳代、3日後に失神、転倒、呼吸停止、減呼吸、チアノーゼ、意識消失、挫傷、皮下出血、脳波異常、傾眠、徐脈、とある。てんかんか何かを起こして倒れ、強打した。脳波異常はすでに事が起こってからのとられたものであり、相当脳にダメージが起こったと思われる。Amyさんのようになった可能性あり。

No.51、10歳代、6日後、心肺停止で発見されたと思う。散瞳、瞳孔反射障害とあり、広汎な脳障害がおこったと考えられる。No.39同様、相当深刻な状況ではないだろうか。

以下のような推定は、被害者を受け闘病中の方に酷であると自覚しておりますが、極めて重要な視点と考えますのであえて記します。No.39、No.51の方の場合、もう少し発見が遅れれば死亡した状態で発見されたのでないか、昨年亡くなられた方もこうではなかったのか、ということです。つまり、ワクチン接種後の突然死を示す例ではなかったかということです。アメリカのサミ(サマンサ)さんの記録(2011年6月21日)に、学校で心肺停止になっていたところを発見され、教師と救急隊が蘇生させたという記述があります。

No.20、10歳代、小脳性運動失調。接種の2週間後に発症し未回復、とある。オーストラリアのクリスティンさんの症状が参考になる。うまく歩けない、うまく喋れない、転びやすい等。ADEMと考えるべきである。

No.36、10歳代、スティーブンス・ジョンソン症候群とは全身に激しい薬疹が出た状態である。一般に重症である。生命に関わる場合があり、失明することもある。当然入院したと思う。

No.9、10歳代、2回目の接種の17日目感覚鈍麻があり、脳脊髄炎がおこったと医師は考えている。ADEMということになるのではないか。幸い脳脊髄炎の程度が軽かったようだ。1月後で軽快とあるが、アメリカ、イギリスの被害者の手記を読むと、しばらくは増悪し1~2年経っても改善し無い場合がおおい。

No.24、10歳代、失神寸前の状態、血圧低下、歩行障害、意識レベルの低下。3日後も回復していない。入院しているのでは。歩行障害が続いていれば、ADEM、小脳失調症ということになるのではないだろうか。

No.28、No46、どちらも10歳代、注射時に、神経の近にワクチンの薬液を注射したと思われる。アジュバントは炎症を起こさせる物質なので、相当に痛かったと思われる。回復しないと思われる。

No.42、10歳代、発熱と汎血球減少症。アメリカのカースティーさんのような状態か。入院したと思われる。

No.43、10歳代、ギラン・バレー症候群、1月後も症状有り、後遺症と書かれている。

No.44、10歳代、発熱、アナフィラキシーショック。入院した可能性大。

No.47、10歳代、接種の8日後から下腹部痛が続いている。イギリスのエレノーさんを連想する。

No.65、10歳代、慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎であろう。副反応発生日より13日たっても回復していないと読める。ワクチンの副反応に非常に強い痛みに苛まれるというのがある。ララさんのような状態ではないだろうか。

企業(グラクソ・スミスクライン)報告:517例

40歳代、50歳代のご婦人が射っている。医師が勧めたのか。ワクチン信仰の人たちも時々お見うけする。

No.13、40歳代、頭痛、発熱、不規則月経、浮動性めまい、味覚異常、無臭覚、アレルギー性鼻炎。臭覚の異常はララさんにあった。1回目の接種の翌日から症状始まり、約1年後も続いている。2回目の接種をやっている。慢性疲労症候群/筋痛性脳脊髄炎と診断していいのではないだろうか。医師が重篤と考えているわけで、相当症状がひどいのでないだろうか。

No.24、 40歳代、3回目の接種で誤って肩関節包に薬剤が入ったか。そうならば関節の萎縮がおこり、治らない。アジュバントのため痛みが相当酷いはず。インターネットの書き込みに似た例がある。将来人工関節にしなければならないと思う。

No.28、20歳、おそらく2回目の接種の直後に意識消失、呼吸停止。呼吸停止にいたるのは余程の事。対処が遅れれば、死に至ったり、脳に障害を残すこともある。全く危ない。

No.468、30歳代、麻痺。ワクチンの副反応で麻痺が現れた場合、事態は簡単ではない。

No.5、N0.6、年齢がわからないが、ワクチン接種で酷いアレルギー反応が引き起こされ喘息発作になり、呼吸困難になったと思う。そのため、No.6のかたは気胸(肺に穴があき、空気が漏れること)が起こった。どちらの方も入院したはず。

No.462、10歳代、悪心、下痢、気胸、筋肉痛。この方も入院したと思う。

No.19、20歳代、接種の3日後に腹痛で受診したのであろう。転帰の日付より、入院、手術したかもしれない。腹痛が続き、手術された例がある(カッシーさん)。膵炎の例もある(クレッシーさん)。

No.450、10歳代、失神、緊張、転倒、蒼白、呼吸停止。

No.88、10歳代、2回目の接種の2週間後にADEM、一ヶ月後に軽快。

No.137、10歳、接種一ヶ月後に結膜炎、ブドー膜炎、オーストラリアのクリスティンさんに目の症状があり。
No.199、10歳、接種後2日後にてんかんの大発作、脳波異常、異常行動、意識消失
No.226、10歳、2回目の接種の10日めに麻痺、おそらく入院し、後遺症が残るでしょう。
No.250、10歳、接種時にてんかん大発作。
No.256、10歳、2回目の接種時に痙攣、歩行障害。
No.257、10歳、2回目の接種の3日後に、関節痛、血管浮腫、呼吸困難、蕁麻疹、1週間後でも未回復となっています。
No.297、10歳、3日目に転倒、意識消失、呼吸困難。
No.316、10歳、ウイルス感染、肝機能異常、腎機能障害、体重減少、イギリスのララさんの状態に似ているのでは?
No.312、 314、10歳、接種当日、けいれん大発作、意識消失、チアノーゼ、無呼吸
No.439、10歳、発熱、四肢痛、四肢の運動低下、骨折
No.440、10歳、全身性紅斑性狼瘡Lupus発症、胸水貯留、出血傾向 :重症です。
No.445、10歳、2回目の接種後歩行障害、複合性局所疼痛症候群、ララさん、
No.276、10歳、若年性関節炎、発熱、関節腫脹、おそらくスティル病と思われます。

ショッキングな例:

No.184、10歳代、意識消失、転倒、骨折、挫傷、裂傷、擦過傷、歯牙破折、蒼白、呼吸困難。推測するに、注射したあと(?)顔面から転倒、顔を相当ひどく打撲し、裂傷、顔の骨を骨折、歯を折ったと思われる。ダニエルさん、チャド君の記録を読んでください。

No.423、10歳代、悪心、意識レベルの低下、頭痛、発熱、けいれん、眼の脱臼、炎症。 "眼の脱臼"とは水晶体の脱臼のことではないだろうか、。痙攣をおこして顔面、目のあたりを強打したと思う。入院したことは転帰日よりまちがいないだろう。

10代の少女にひどい怪我をさせたり、恐怖を味合わせたりする必要があるのか。

 

ワクチンが免疫抵抗力を低下させたと思われる例:

No.92、No.217、10歳代、接種後4日目に肺炎。免疫抵抗力の低下のため細菌感染がおこったのか、自己免疫によって間質性肺炎のようなものがおこったのか不明だが。

No.515、10歳代、マイコプラズマ肺炎、発熱。ワクチン接種に後、免疫抵抗力が下がることを証明しているような例である。オーストラリアのクリスティンさんも、ワクチン接種の後、風邪やらインフルエンザやらにしょっちゅう罹り、症状もひどく治り難かったと述べている。

No.512、年齢不明、ワクチン接種後、外陰部ヒト乳頭腫ウイルス感染、子宮頸管炎、子宮頸部上皮異常形成が起こったと考えられる。

ワクチンは基礎的な免疫抵抗力を低下させることがあることは知られていた。しかし、阻止するはずの感染症が悪化したとは殆ど知られていないと思う。No.512の事例は、ワクチンの存在価値を否定するものある。

子宮頸がんワクチン接種後にHPVによる"イボ"がでた、子宮頸"がん"の所見が悪化したという記事を時々眼にする。非常に困惑させる事態であるが、やはり事実なのだ。

ニュージーランドのジャスミンさんの場合、ワクチン接種までは、全く健康状態に問題なかったと思われる。ワクチン接種のたびに"イボ"が出たとの記録がある。ガーダシルの注射によりHPVに対する抗体ができ、感染が防止されるという期待は完全に裏切られた(メーカーは、ワクチンはHPVの既感染の排除はできない、という)。それどころか、ワクチンは彼女に破滅的な結果を導いたのである。

ジャスミンさんの経過と死は非常に不可解だったのだが、子宮頸がんワクチンは、免疫破壊毒、神経破壊毒と考えると筋が合う。同時に人生も破壊される。

リストはNo.517まで続きます。
(7/04 企業報告分の「非重篤」例を加え、見やすい表を作ること試みておりますが、難航しております。)

 

サーバリックスの副反応の出方は尋常ではない。読んでいて非常に当惑を覚える。

これはワクチンではない。毒を注入しているのである。

女子中学生が失神したり、けいれんしたり、この注射は拷問である。


近畿大学 前学長 野田起一郎 殿、自治医科大学 産婦人科学教授 鈴木 光明 殿、

参議院議員(公明党)松 あきら 殿、衆議院議員(民主党)仁木 博文 殿

内閣官房 医療イノベーション推進室 池田 真理子 殿

(お名前は全国紙の一面広告よりひろいました。)

児童へのこのワクチン接種を止めてください。

健康な女児に障害を生じさせているということを認識なさらないのでしょうか。

あなた方しかこのワクチン接種を止めさせることができないのです。


ーーーー(がんの診断の問題の続き)ーーーーーーーーーー

「作られて」いるというといかにも人聞きがわるく、「意図的」にそうしているようにとられますが、そうではありません。まず、もともと「がんはあいまいなもの」(下に紹介した福島氏の表現です。とてもいい表現と思います。)であるということから始まらなければなりません。「あいまいなもの」に、不適切な方法で無理やり線を引くものだから、「沢山の過剰な診断が生まれる」、ということなのです。

一応、「がんとは何だろうか」と言う議論から始めなければなりません。マクロ的には「塊」が起こす機能障害と考えます。しかし、一方では「異形」に対する恐怖と不安、というような気がします。組織レベルでは、細胞がある機能を果たす目的に配列しているときは正常、これはいいのですが、そのように見えないときは「がん」とはならないのです。がんは意外にマクロ的なものなのです。さらに細胞内部の仕組みでは「全くわからないもの」です。がん細胞が生きた細胞であること、体の一部として、10~20年も経過しますから、ますます定義ができなくなります。やはりがんとは、「あいまいなもの」なのです。

「がんはあいまいなもの」というとき、癌細胞と正常細胞をウイルスを使って細胞融合させると、癌細胞の性質を失うという実験を思いだします。逆ではないのです。

皮膚がん、胃がんのような固形がんの診断は、まず肉眼的に異常と思われる塊を認識して、生検といって、その一部を採取して顕微鏡で観察し、がんの診断に至ります。肉眼的に"腫瘍"を確認する作業は、数学的な表現を使えば、あいまいさ(分散)を小さくしているのです。それでも、「あいまいなもの」という "呪い"(もともと持っているの分散の大きさ)からは、根本的に逃れられません。

胃がん検診では、あくまで肉眼的に異常と思われる塊を見出すことに終始します。顕微鏡によるがんの診断(組織診断)が確実に思われますがそうではありません。炎症性の腫瘍を排除し、胃がんにもいくつかの種類があり、細胞の形、並びより、過去にがんと診断された範疇に入ることを確認しているに過ぎません。がんと診断しても、それが将来大きくなるのか、浸潤したり転移したりする質の悪いものかどうかも、案外決められないのです。胃がんの診断過程に細胞診はありません。

子宮頸がん検診の場合は、触診、視診と、細胞診からなります。細胞診は無条件にすべての対象者の子宮頸部の粘膜を拭い取って細胞を採取し、染色して顕微鏡で観察し「がん疑い」をつけるものです。せっかく視診、触診をしておきながら、細胞診に主役を明け渡します。肉眼的に異常と思われる塊が無ければそこで止めるべきなのです。細胞診を行うために混乱に入っていくように見えます。

ヒトパピローマウイルスの感染で細胞の形、核の形が変わります。細胞診に拘りますと、これらの変化を悪性ととらえますから、診断が混乱します。数学的な表現を使えば、さらに分散を大きくする要素を取り込んでいる、ということです。HPV感染が起こって核の形が変わってしまっていても、実際にがん化するのが2%だとすると、細胞診の段階で50倍の過剰診断が生まれることになります。

(ここでのがん化というのは細胞診、組織診断のレベルである。2%という数字は下の論文の Oncogenic HPV CIN3 to Cancer 0.002-0.017 の数字を利用した。この論文はGSKの賛助のサーバリックス拡販が目的のものである。しかし、よく数字をみると、HPVでがん化するというのがおぼつかない状況がわかる。一例をあげるならば、Non Oncogenic HPV CIN3 to Cancer 0.008 となっているのである。HPVはがん化と関係ないとする論文もいくつかある。肺結核が結核菌でおこることには、今は誰も疑問をはさまない。しかし、HPVと子宮頸がんの関係はそうではない。)

Br J Cancer. 2007 Jan 15;96(1):143-50. Epub 2006 Dec 5. Estimating the long-term impact of a prophylactic human papillomavirus 16/18 vaccine on the burden of cervical cancer in the UK. Kohli M, Ferko N, Martin A, Franco EL, Jenkins D, Gallivan S, Sherlaw-Johnson C, Drummond M.

20歳代の女性に、40歳以降のがん年齢で生ずるような癌細胞が見つかることは少ないことを考えるならば、若い女性の子宮頸がん検診は、HPV感染による細胞の核の変化ばかりみていることになります。これが若い女性に子宮頸がんが増えているということの実態、と考えることができます

細胞診で「がん疑い」とされた方には通知が行きます。コルポスコピーで腫瘍の有無の確認をし、細胞診を再度行うのだと思いますが、子宮頸部の円錐切除(一種の巨大な生検)を行い、顕微鏡による組織診断をします。これも、分散を小さくする過程です。しかし、組織診断も顕微鏡の細胞診に、細胞の配列という要素が加わっただけです。細胞診の混乱(分散の大きさ)はあまり小さくなりません。結局同じ混乱上にいることになります。

YouTubeに円錐切除のビデオがありましたが、私の目には全く悪性腫瘍の印象が無いのに、何故円錐切除をするのだろうと不思議に思っておりました。子宮頸部は胃と違って小さく丸いので、"治療"という意味も兼ねて一挙に切ってしまうのだろうと想像いたします。

* 要するに、顕微鏡で「がん」と診断してはいけない、必ず、肉眼で「異常と思われる塊」を認識してから、次の検査をすべきである、といことです。(研修医のころ、細胞診で悪性細胞と診断が出たために、患者さんに意味の無い手術を強いてしまった反省があります。)

細胞診はまず、臨床検査技師である臨床細胞検査士(cytotechnologist)が染色し、顕微鏡で悪性細胞かどうか決めます。基本的に核の大きさ、形で「がん疑い」の程度を決めるのです。「がん」か「正常」かではなく、「がん疑いの程度」を述べているものなのです。それは殆ど「核の形が変だ」という印象に基づいているものなのです。臨床病理部の医師が細胞診の結果を確認するところは無いと思います。医師はそういう仕事に向いていませんし、興味を持ちません。円錐切除の標本は臨床病理の医師が確認しています。簡単過ぎる言い方かもしれませんが、核の濃染度と細胞の配列で診断しているのです。それ以上の診断基準を挙げられるでしょうか。

こう言ったら言い過ぎかもしれませんが、臨床細胞検査士、臨床病理の医師が「がん」といったら「がん」なのです。ところが、ほとんどの場合、この二者は腫瘍を肉眼では見てはいないのです。一応、生検箇所が撮られたフィルム、あるいは医師のスケッチが仲介していますが。

(*に戻ってください。)

さらに悪いことに、臨床の場で、「がん」という言葉が発せられますと、医師も患者も冷静さを失い、処置、手術を急いでしまうのです。また、一度「がん」という言葉が発せられたら、それを否定するのは非常に困難なのです。

腫瘍を目で確認できる場合でも、癌の早期発見を目的に健診を行った場合、必ず過剰診断、過剰手術がおこるのです。肺癌、乳がん、胃がん、どの健診でも必ず起こります。

この辺の問題については、必ず、近藤 誠氏、岡田正彦氏、福島敬宣氏の著書をお読みください。

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コバルト:罹患率

マゼンダ:死亡率

黄色:罹患率/死亡率








このグラフは、「20代の女性に子宮頸がんが増えている」と言って、ワクチン接種推進のためによく出てくるものです。GSKのパンフレットのグラフから数字を読み取り、Excelでつくりなおしたものです。

罹患率は子宮頸がん健診で「子宮がん」と診断されたものとおもいます。罹患率を死亡率で割り算したものは、子宮頸部がん検診の有効率の逆数みたいなものですが(過剰診断率?、誤診率?)、システムの一貫性をチェックするときの指標として使えると思います。
もともとこの2つの変数は密接に関連していますから、その比は一定であることが期待されます。値が小さいほど、検診が有効であることを示しています。

上の図をみれば、40歳を堺にシステムの一貫性が無いことがわかります。彼らが「20歳代の女性に子宮頸がんが増えている」という事を示すために出しているグラフは、実は子宮頸がん検診がXXXXだということを自ら示しているのです。(相武サキのコマーシャルでは、死亡率のカーブが消えています。)

XXXXな検診結果をもとに、社会に恐怖を流すことは罪が大きい。
XXXXな検診結果を示して、女性を脅し、ワクチンとは名ばかりの「毒」を注射するように誘導するのでしょうか。

さすがに、このような子宮頸がん検診の結果をもとに円錐切除をやったり、子宮を切除したりはしていないと期待しております。

日本人に子宮頸がんが増えている、20歳代に子宮頸がんが急増するといって脅し、ワクチンをさせようとします(2012年6月29日の一面広告の記事)。この言い方は非常におかしい。
まず、40歳代くらいまでは殆どがんにならないのです。40歳代以上を「がん年齢」という言い方は正しいと思います。
次に日本人女性では子宮頸がんによる死亡は減っているのです。下の図はファクトシートにあったものです。ファクトシートも見てないのでしょうか(黒の破線は私がひいたものです)。

20歳代に胃がんが急増する?、20歳代に肺癌が急増する?、20歳代に卵巣がんが急増する?
そんなことを言っている人は常識を疑われるのです。
子宮頸がん死亡率推移.jpg
 
 

8月23日(木)のつぶやき

2012-08-24 02:07:30 | 未分類
18:51 from gooBlog production  [ 4 RT ]
「福島の男性が自家栽培していたシイタケは、14万ベクレル超。”毎日食べていた男性、2万ベクレル”」 goo.gl/DLg65

19:02 from gooBlog production  [ 57 RT ]
「関東ホットスポット ”高濃度に放射能汚染されてる地域”(東京98箇所、千葉45箇所、他)※消される前に見て下さい」 goo.gl/Ks3DN

19:30 from gooBlog production  [ 1 RT ]
「民基本台帳の統計から判明-東京圏から西に移動している!”東京電力の社員もさっさと家族を避難させてる”」 blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/a0620…

19:46 from gooBlog production  [ 5 RT ]
「放射能の影響で何らかの病気が発症したという診断をすると、国から7割が貰えなくなる?!」 blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/6ee40…

19:56 from gooBlog production  [ 2 RT ]
「福島住民の証言 「病院に検査を断られる」 「福島県知事から、福島県民の診察を受け入れないよう指示」」 blog.goo.ne.jp/jpnx05/e/be98f…

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