夢在西安…? 大陸的☆☆生活

中国に留学してみました

中国の大学を卒業しよう・明日は答弁会天国…☆

2016年05月26日 | 西安留学生活
明日は卒業論文の答弁会。
発音に関するテーマの発表だから、なるたけ流暢にしゃべれるように朝から猛特訓中。
「去年は採点が甘かった。今年から厳しくするよ。論文が通らなければ、卒業はできるけど、卒業証書はもらえない。」と、先生。

去年答弁会を見に行ったら「これ、卒業論文?」という内容の物が多かった。中韓の交通事情比較?普段の宿題と変わらないじゃん。
「このページのここの表現がおかしい」というような指摘もあった。論文だぞ?内容ではなく、言葉のいい間違えは指導の先生が印刷前に訂正しておくべきでしょう。ゆるいなあ。去年の基準が甘すぎたのか。

論文だけではなく、留学生にはすべてが甘い。
なんであんなに授業をサボって単位が取れるんだろう。あたしとあいつの点数にどうしてこれしか差がないのだろう。ちゃんと公平に評価してくれないと、真面目にやってるほうがバカみたいだ。

ここの学歴を得ることに、価値があるのか?
この3年間、何度も思った。
明日ばっくれてやろうか。いやいや、責任は一応果たそう。


スーパーにでっかいスイカがあると思ったら写真だった。
中国にはこれくらいのありそうだからさあ。


留学生活最終授業・いいや、授業より論文天国…☆

2016年05月25日 | 西安留学生活
今日は最後の授業。もう授業ないのか。さびしいなあ。
てゆうか、大学生活の締めくくりだと言うのに、誰も来やしない。

1コマ目は先生と1対1で授業が始まり、15分してからカザフのマイグがやってきた。
論文の提出の締め切りが今日なので、クラスの何人もが印刷に行っていた。もっと余裕を持ってやれよなあ。
1時間教科書の内容をやると、1時間は映画鑑賞。映画の間に3人やってきたけど、休み時間になって振り向くと、教室にはあたしと先生の2人だけだった。

2コマ目、最後の最後の授業は、よりによって例のアバウト先生。
本科生ではない日本人が1人聴講で来ただけで、クラスメイトは誰も来ない。
印刷期間は5日間あって、うち3日は休み、授業は6時間だけだと言うのに、「論文の印刷があるから授業に出られない」という言い訳が、どうして通るのだろう。

のらりくらりと話をして、あさっての答弁に備えて論文の意見を先生に聞いて1時間が過ぎ、「微信」で先生が「テストについて話すから早く来なさい」と言うと、しばらくして3人やってきた。

先生、話す時の顔が近すぎるよ。パーソナルスペースを尊重して欲しい。
フランス人マキシムと課題を相談する様子。



20分繰り上げて授業終了。なんとも歯切れの悪いキャンパスライフのラスト。

来週は期末テストだ!

西安で踊ろう・中国ベリーダンス天国…☆

2016年05月24日 | 西安留学生活
日本じゃあ100円でプチトマト1.5キロはまず買えないでしょう。
半分酸っぱいけど、半分は果物なみに甘い。いやー、一人じゃ食べきれないわ。
フロントのアーイーに3分の1分けてもこの量。



朝市終わりの投げ売りで、これが最後の1袋となった。
おっちゃんに「ちょうだい」と言って袋に詰めてもらい、おばちゃんがグラムを量る。おばちゃんがその袋を掲げ「これ誰のー?」と聞くと、あたしの隣の隣にいた客のおばちゃんが「私のよ」と言い出しやがった。
ここで引き下がってはいけない。「あたしの!あたしの!」と言って奪い返した。
食べきれないから半分あげても良かったんだけどさあ。

今日もダンスの話。
ストリートダンスが若い子に受けるのは日本も同じ。
日本だと中高年になるとフラダンスを選ぶ人が多いのでは。(もちろん若い子も踊るけど)
昔見たドラマの中で、ゴルフかなんかに誘われた部長が「その日はかみさんのフラダンスの発表会を見に行かなきゃいけない」と言って断るシーンがあっておかしかった。

これはあたしの勝手な統計。
中国人はダンスを始める年齢によって選ぶジャンルが変わってくる。
4歳からバレエ、6歳からラテン、中学からストリート系、20代後半からラテンに戻り、30歳を越すとベリーダンスを選ぶ傾向がある。
基礎がバレエに近い「民族舞踊」というのもあって、教えている教室もどっかにあるだろうけど、よくわからない。フラダンスは中国で聞いたことがない。

あたしは中国でベリーダンスデビューを果たした。
先生は30歳くらいかしら?声をやたら張り上げる明るい女性。教え方はいいんだけど、2つほど不満がある。

この先生、生徒の人数が少ないと、スマホを片手に「微信」をしながらレッスンをする。あたしたちに勝手に踊らせて、こっちを見もせずにスマホをいじっていることもある。どうして誰も何も言わないのだろう?
同じ曲の振り付けを何週も変わらずにやる。動きを直してくれるわけでなく、何度もやらされて、嫌気が差して途中で「用があるから帰る」と言って帰ったことがある。「デート?順子、デートに行くのねー!」と聞くから「そうそう」と言っておいた。

人としては「いい人」なんだけど、先生としてはどうかなあ。
自分好みの良い先生に出会えるかどうかはまさに「運」次第。良い先生に固定ファンが付くのもわかるわ。



西安で踊ろう・中国ヒップホップ天国…☆

2016年05月23日 | 西安留学生活
転んだ時に肘にできた傷が、幅7ミリ、長さ15ミリのかさぶた(「大きいかさぶた」と言うと主観的な表現になってしまうので、事実を追求してみた)になった。ついいじりたくなる。

ヒップホップの先生が4月から変わった。と言っても前からジャズを教えていた思思という女の先生で、あたしが中国に来た時から知っている。
クラスのジャンル名もヒップホップではなくなり、ヒップホップの生徒とジャズの生徒を集めて新しいクラスが作られた。
(中国語の発音を知らないとこれは理解できないけど「今度から“二本”ダンスに変わる」と言われ、なんのことだかわからず新しい時間割を見たら「Urban Dance」と書かれていた。)

思思は今までもよく代行でヒップホップを教えてくれていたから違和感はない。けど、長く思思についてジャズを教わっていた子達が混ざってちょっとフクザツ。またヒップホップ組が少ないから、最初は肩身がちょっと狭かった。派閥争い?いいや、中国人は打ち解けるのが早いから気持ちがいい。

思思の筋トレはえらくキツイ。第一回目のレッスンの翌日は脚にきた。慣れてはきたけど、まだ要求どおりのメニューをこなせない。
うつ伏せで肘とつま先だけ床について身体を支える筋トレ、ああ、ちょうどいい場所にかさぶたが。あたしはかさぶたを指差して、怪我を理由にひとつラクをした。

ひらめいた。「つけぼくろ」ならぬ「つけかさぶた」を作ってネットで販売したらどうか?
同情を引きたい時、会社を早引けしたい時などに使う用に。
ただ何回も使うと、本当に怪我をしても「また“つけかさ”かー?」と言ってべっと剥がされる危険がある。

話を戻す。
初期の頃の先生たちはダウンのリズムばかりで、アップの練習をしなかった。
中国のヒップホップにはアップがないのか?そんなことはない。今思うと、その先生たちはアップのリズムを取らなかったのではなく、取れなかったのでは。

思思はリズム感「ある」方の先生。ダウンもアップもやる。
振り付けはセクシー路線寄り。
彼女の教え方も熱心。
「慣れている動きばかりやるだけじゃ進歩がないのよ。慣れない動きに対応できるようにしなさい。」とみんなに向かって言った。
うん、同感。でも、教えてくれる動き、あたしはみんなやった事ある。
もっと高度なステップを教えてくれたら言うことないんだけどなあ。

西安でいい汗かこう・中国ダンス事情天国…☆

2016年05月22日 | 西安留学生活
中国でダンスと言えば「広場舞」。主に公園など、ある程度のスペースさえあればおばちゃまたちが集まり、音楽をかけて大勢で踊っている。中国ではどこでも見られる光景だけど、それぞれ一体誰が最初に始めているのだろう?

もともとリズム感のなかったあたしは、ダンスを始めてからリズムが取れるようになったと思う。中国人はしかしまあ、リズム感のないこと!若い子も、ダンスを教える側の先生すらもリズム感のないのが多い。(まともな人も一応いるけどね。)
通っているスタジオのヒップホップの先生はコロコロ変わる。去年の春までいた先生はひどかった。なんでそこでズレる?ダンスもかっこよくないし、そのリズム感でよくダンサーになったなあ。レッスンを受けるのがイヤになって、年間パスが切れた時に行くのをやめた。

最近論文の関係で音韻を研究して思った。中国人のリズム感は、その言語から来ているのでは?
日本語はしゃべる時一字一字の長さが基本均等。対して中国語は音節(漢字1つが1単位)によって、また音素(音節の中の子音や主要母音、音尾が1単位)によって長さが違う。中国人の喋る日本語を聞いているとわかるけど、中国人もとって「均等のリズム」で喋るということが難しいらしい。

西安のダンススタジオに通って3年。流した汗をティッシュで拭く中国人の習慣にも抵抗がなくなった。
レッスンのレベルが低いよお。現状維持だけで全然進歩しない。
というのも中国人は熱しやすく冷めやすいのか、「継続は力なり」という観念もないのだろうか、数ヶ月通うとレッスンに来なくなる。新しい子が来るたび「えー、また基礎からー?」とがっかり。
時々レベルのまあまあ高い内容を教えてくれる先生が来るけど、そう言う先生に限りなぜか3ヶ月でいなくなる。

POPPINのレッスンは良かった。リズムが悪くても上手な子が多かった。
それ以外のヒップホップとバレエとベリーダンスで、大げさでなくあたしより上手な子が現れたことがない。
レッスン中に先生から「順子、みんなに見えるよう前に出てその動きやって」と言われることがある。

生徒の服装からなっていない。シューズは室内用ではなく、寝っころがって柔軟とかするスタジオで普通の外履きを履くのが当たり前。ヒップホップでカーディガンはないだろ。そんなぴちぴちのジーンズでやる気あんのか、と言いたくなる。とほほ。

つづく。