杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

タミフルに重い腰を揚げた厚労省

2007-03-22 10:25:44 | Weblog
タミフルに重い腰をあげた厚労省

 ようやく厚労省が重い腰をあげましたね。これをみてもこの役所がいかに生産者の側に立っているが良く理解できます。BSEのときの農水省も同じことでした。そしてそのときコメントしましたが、又おなじことをいいます。

 食品と薬品に関しては厚労省と農水省の担当から外して、新たな省庁を作るべきです。さもないと、何時までたっても消費者サイドにたった行政は期待できず、その間にまた新たな犠牲者が出てくる可能性が充分にあります。今回の役所の対応を見ても製薬会社からの情報に頼っている姿が良く見て取れます。しかし、これでは駄目なんです、消費者から情報が入るようにならないと。

 従来より日本の役所は生産者中心であり、それは一面国が発展してくる過程で止むを得ない面もあったのでしょう。しかし時代が変われば対応を考えるべきなのですが、変化を嫌う役人には出来ないこと、政治家が考えるべき問題です。

 アメリカでは食品薬品庁(Food and Drug Administration)とでも呼んだらよいのでしょうか、消費者サイドにたった役所が、食品と薬品を一元的にコントロールしています。

 この程度の組織替えは簡単なことですから、政治家にその気があればすぐできることだと思いますが、そういうアイデアさえも出てこないのが今の日本の政治家です。当然利権が絡んでいるということなのでしょう。その為に国民の命が犠牲にされるということなのです。

 たまりませんね! そして ざんねーん!ですね。