杉並の純一郎(3)

2009年12月で68歳に!
先の戦争が一体なんだったのかを今一度勉強し、次の世代に伝えてゆきたい。

遊就館、展示内容を変更!

2006-08-25 10:35:35 | Weblog
産経・遊就館展示変更を報ずる

産経新聞が二日続けて遊就館について書いている。二つの記事に関連があったのか?タイミングは良すぎるが、靖国参拝に批判をしないアメリカも遊就館の展示には常々問題視しており、これが変更されることで靖国問題にとっては進歩・進展と言ってよいのではなかろうか?この展示内容の変更を日本政府は是非とも世界に発信してもらいたい。

1.24日の正論に岡崎久彦氏が登場。「遊就館から未熟な反米史観を廃せ、靖国の尊厳すら損ないかねず」と。20日に米紙ワシントンポストのジョージ・ウィル氏の論説を引いて、遊就館の歴史観を「唾棄すべき安っぽい(あるいは虚飾に満ちた、不誠実な)議論」であり、「大東亜戦争がニューディール政策で大不況を駆除できなかったので、資源の乏しい日本を禁輸で戦争に追い込むという、ルーズベルト大統領の唯一の選択肢として起こされたものであり、アメリカ経済は完全に回復した」という遊就館の展示を問題にしている。
 岡崎氏は最後に「戦時経済により、アメリカが不況の影響から最終的に脱却したことは客観的な事実であろうが、それを意図的にやったなどという史観」に反対し、「私は真剣である。この展示を続けるならば、私は靖国をかばえなくなるとまであえて言う。」と堅い決意で締めくくっている。

2.25日の産経は一面で「靖国・遊就館 米戦略の記述変更 第二次大戦‘誤解を招く表現’」のタイトルで同館の展示内容を変更することを報じている。同館は4月ごろから見直し検討を始め、7月にごろから本格的な作業に入ったという。同館展示物の大幅な記述の変更は異例とも報じている。最後に、産経は「昨日の正論」を引用した上で、岡崎氏のコメント「早急に良心的な対応をしていただき感動している」を載せており、悪いと言っているわけではないが、なんだか‘出来すぎ!’と思った次第。