<死刑判決>今年は44件 厳罰化で80年以降最多 (毎日新聞) 全国の裁判所で今年、死刑を言い渡された被告を毎日新聞が調べたところ計44人に上り、最高裁が集計をまとめた1980年以降、最も多いことが分かった。死刑判決が確定して拘置所に収容されている死刑囚94人も、年末の収容数としては戦後最多となった
確かに聞こえていますね、死刑判決が、最多であることもうなずけます。この傾向はおそらくここ10年で醸成されてきたもののようにおもえます。毎日による調べでは 01年に30、02年24人▽03年30人▽04年42人▽05年38人と、死刑判決がだされている。
これは当然にメディアに 国家による殺人肯定の言説が踊っていることを意味する。権利の侵害であることが犯罪であるとするならば、罪を問われる被告に対する権利侵害はかぎりなく小さくしていかなければならないという関係が発生するはずだ。
ある意味パラドックスであるが、そのルールの下でこの社会は成立しているのである。殺人肯定の言説の氾濫は避けるべきだ。
そのためには、フランスが選択する憲法への死刑廃止条項記入など検討していくべきかもしれない。
JOHNY
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