レアルマドリード

　サッカーについて特に詳しいわけではないのだが、昨日のヴェルディとの試合にみたプレーが美しかったのはよくわかった。
　ジダン。ロナウド、フィーゴ、モリエンテスという得点を決めた各国の世界代表。それぞれの母国でやっているのとはまた違う雰囲気が見られたように思う。自国のチームにいるときはトップとしての動きを見せる彼らも、銀河系チーム、レアルではピッチの中で均等な責任を負った職人のような仕事をする。トップを走ることもできるし、自己を抑えてチームメイトのサポートに徹することもできる、これこそが他を寄せ付けない世界代表の証なのかもしれない。
　外から見るとレアルはお金で集まった反則のようなメンバー編成にも思えるが、誰もが一度はみて見たいチームともいえる。こんなクラブチームと自国のクラブチームの試合を見ることができるとはラッキーとしか言いようがない。
　強い相手との試合が組めるというのは経済的要因によることが大きいわけである。
その点から見ると日本は不況といわれてずいぶんたつがまだまだ余力はあるようだ。近時経済の復活もささやかれている。もっともっとドリームチームとの試合がみられるような経済の復活も望みたい。もちろん自国のチームに、もっと世界代表クラスが出現することも待ち望んでいるけれど。
　　　
　　　　　　　　ＪＯＨＮＹ