JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

そこにいた人

2005-01-23 22:27:14 | Book
ひとりひとりの人―僕が撮った精神科病棟

精神看護出版

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 そこに必ずいたはずなのに印象に残っていない人がいる。いたことはたしかだったよな~でもどんな風だったけ、どんな言葉をえらびどんな声でどんな仕草で、語る人だったか。思い出せない人がそこにいた。

『ひとりひとりの人 僕が撮った精神科病棟』

精神に障害を持った人が258万人、入院している人が32万人以上という。身近に病気になっている人がいない人は、そんなことはまったく知らない。同じ空の下で毎日を過ごしているのに、まるでこの世界にはいないかのように隔離されていたりする。
 いたはずなのに思い出せない人は、誰かに何かによって自分と隔離されていた人たちなのかもしれない。

            JOHNY

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1 コメント

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Unknown (クラシマン)
2005-01-23 23:01:45
それだけ人は傷つき易い。

4人に1人は将来うつ病になる計算らしいよ。(確か)

精神の世界。

覗いてみたいけど、怖いね。

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