「恋する身体」の人間学―シリーズ・人間学〈2〉筑摩書房このアイテムの詳細を見る |
ここしばらくはこの本を手元に置いています。著者は哲学をやっている人。日常の感覚を思想的に表現するさまは見事。本書では心(情緒)に中心をおき、身体との関連性を説きそこに介在する言語の意味するものの限界をみようとする。性愛感情は言語の限界の位置にあり情緒と切り離せないものだという。本書を読めば恋する心のもどかしさの原因はこういうことなのかと、腑に落ちるに違いない、とわたしはおもう。
恋に悩んでしまう人にはおすすめです。
JOHNY
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