先日行った講演で壇上にいたひとり。名前はしっている、姿をみるのは初めて、作品はよんだことがない(小説など)。ではどこで彼のことを知っていたのか。
おそらく広告批評か新聞紙上での発言などによって。
好感を持っている名前なので思考方向も自分と遠くはない。にもかかわらず作品をひとつもしらないということは決定的な何かがかけているということ。
たしかに講演の中で発する言葉には鋭さがあり、ほほうとおもうのだが、そこからさき引っ張り込まない。意図的なのかそうではないのか。
軽妙な語り口と若者うけするルックス、これは意図的でしょう。
ほんのわずかに、軽い存在、その軽さがちょっと鼻につく。
2005/4/26朝日 文芸時評で彼はここ10年の日本の文学パターンを次のように言う。「フリーターのぬるい生活と意見」「もてない男の妄想人生「井戸端会議の愚痴」「トラウマと癒やしのバラード」。
ネットを介した口コミで売れる文学をポピュリズムの波の中に巻き込まれているというあたり、視点はとてもいい。
芥川賞作品にはならなかった彼の作品は時代に少しだけ背を向けているのかもしれない。
現職の大学教授、
かれにとっては良い仕事先のように思う。
彼の言葉に期待しています。
JOHNY
おそらく広告批評か新聞紙上での発言などによって。
好感を持っている名前なので思考方向も自分と遠くはない。にもかかわらず作品をひとつもしらないということは決定的な何かがかけているということ。
たしかに講演の中で発する言葉には鋭さがあり、ほほうとおもうのだが、そこからさき引っ張り込まない。意図的なのかそうではないのか。
軽妙な語り口と若者うけするルックス、これは意図的でしょう。
ほんのわずかに、軽い存在、その軽さがちょっと鼻につく。
2005/4/26朝日 文芸時評で彼はここ10年の日本の文学パターンを次のように言う。「フリーターのぬるい生活と意見」「もてない男の妄想人生「井戸端会議の愚痴」「トラウマと癒やしのバラード」。
ネットを介した口コミで売れる文学をポピュリズムの波の中に巻き込まれているというあたり、視点はとてもいい。
芥川賞作品にはならなかった彼の作品は時代に少しだけ背を向けているのかもしれない。
現職の大学教授、
かれにとっては良い仕事先のように思う。
彼の言葉に期待しています。
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