JOHNY’s BLOG

かほりたつあざやかなはなとどめおくおもいをよせる淡雪のふみ

町田康

2004-08-18 15:49:04 | Book
ほんとにもう、すごい暑いと、いったい今年は何度いうのでしょう。

 今日は今朝方まで降った雨が夏にとどめを刺そうとするかのような太陽に熱せられて湿度爆発。息をするのが苦しいぐらい。
 冷房の部屋からの窓越し夏の日傘よろしく茂った木々は風に枝を大きく揺らしなんとも涼しげ。背景の青空、芸能人の歯のように白い雲でお膳はととののった。なんとも美しいこの世の平和の象徴のような風景だ
 私のいる部屋の中からならばという限定付で。
 一歩部屋から出れば7人の敵がいっせいに切りかかるがごとき刹那のこの世の中に身をおく我も、すきあらば誰かを襲おうとしていることは明白。
 必死に自我を抑えるために言葉を紙に向かい神に向かい届けとばかり書き散らかすことしきり。

 とちょっと変わった書き方をしてみたら疲れますね。

 『くっすん大黒』などの作者 町田康を意識してみましたがさて。
パンクロック出身の彼とは私はかなり傾向が違うのでまねしたら疲れるのは当たり前。パンクファッションと政治性の強い本来のメッセージがこめられた歌詞は嫌いじゃないですが、音はどうも・・・。
 私はもっとスローな感じ、優しくて軟弱な感じが好きです。
なので町田康の小説にはちょっとはいりづらい。

 勢いと技で押し切られる年齢じゃなくなりました。切り口の良いメッセージを優しい音が包んだときにこころの琴線が震えだすようです。

 すごい暑い日でも冷房の効いた部屋の中ならこんなことも考えられるのでした。

             JOHNY

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1 コメント

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意外なことに (じぇり~)
2004-08-20 01:27:09
町田康はパンクな芥川賞作家だが、執筆時に間抜けな時代劇の再放送をよく見ていたらしいです。



ちなみに、シュールな作風で人気だったマンガ家、故・ねこぢる画伯は…作画中はトランスのCDが欠かせなかったらしい。
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