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洋書で英会話

100冊以上読んできた経験と知識をもとに、英語の小説や雑誌、実用書などから、すぐに使える素敵な表現や文法をご紹介します。

on と数字の組み合わせ表現 Part 2 ~ at と to ~

2015年11月15日 | 英語表現

みなさん、こんにちは!

今回は前回の on と 数字の組み合わせ表現の続きです♪

まずはFrozen by Disney より引用文をもう一度。

今回は少しずつ私のイメージの訳をつけて見ていきます:)

 

マシュマロマン(モンスター)に崖のところまで追いつめられ窮地に陥ったアナとクリストフ、

 

Kristoff tied off the rope in the snow anchor. 

(持っていたロープを体にしっかり巻いた後、雪に片側を固定して)

"Okay, Anna," he said. "On three..."

(「いいかい、アナ」「さんっで一緒に飛ぶよ!」)

※洋書を読むときには、一つ一つ細かい訳は気にせず、

he said(彼は言った)は英語でそのまま理解するほうがいいです♪

 

Anna moved closer to the edge.

(アナは崖の端に近づいて行った)

 

"One, two...," Kristoff counted.

(「いち、にっ」クリストフは数えた。←これも英語のまま理解がいいですね。)

 

Just then, a tree sailed through the air. Marshmallow had thrown it at them!

(ちょうどその時、一本の木がすっと飛んでいった。それはマシュマロマンが彼らめがけて投げたものだった!)

 

"Three!" Anna yelled. She jumped over the cliff, pulling Kristoff with her.

「さんっ!」とアナは叫び、クリストフを引き連れて、崖から飛び出した。)

 

☆今回のオススメ☆

前回は、"On three." "One, two, three!"をご紹介しましたが、

今回はこの引用文の中にあった throw at のat についてご紹介します♪

throw は「~を投げる」の意味です。

どこに向かって投げるのかを表す時には、その方向と気持ちを表す前置詞がいります。

そこにat が使われています。

at はこの場合 訳にも書きましたが、「そちらをめがけて」と、相手を標的として狙っているイメージ。

そして、狙っているけれど、当たるかどうか、そちらに届くかどうか、までは表されていません。

そのため、この引用文(緑で色づけした部分)にある情報で分かることは

彼らめがけて飛んできた、ということ。

彼らに当てようと思って投げています。

が、ここでは続きの文脈から、アナたちには当たってはいませんね(^-^)

 

throw とセットで使われる前置詞にもう一つ、to があります。

to は go to a supermarket , go to the station,

go to school,  go to work と表されるように、

そこへ向かっていく感じ、さらには到達する感じ、を伝える前置詞です。

そのため、He threw a ball to his cousin. (threw はthrow の過去形♪)とすると、

彼はいとこに、受け取ってね、という気持ちで相手に届くようにボールを投げていることが分かります。

 

さらに、to の代わりに in や into を使うと、ある物の中へ投げ入れることが表せます。

 

洋書読書に慣れてきたら、前置詞の細かな違いを、

少~しだけ意識してみると、英語の表現の幅が広がります♪ 

 

ところで、Part 1でご紹介したOn three.の表現は

日本語に訳すと、そのかっこよさが半減(いや、それ以上減少?!)しますね(^-^;)

みなさんも "On three. ・・・・・" と、次回ドラマや映画でこの表現に出会った時には

丸ごと英語で理解できますように☆


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