みなさん、こんにちは!
今回は前回の on と 数字の組み合わせ表現の続きです♪
まずはFrozen by Disney より引用文をもう一度。
今回は少しずつ私のイメージの訳をつけて見ていきます:)
マシュマロマン(モンスター)に崖のところまで追いつめられ窮地に陥ったアナとクリストフ、
Kristoff tied off the rope in the snow anchor.
(持っていたロープを体にしっかり巻いた後、雪に片側を固定して)
"Okay, Anna," he said. "On three..."
(「いいかい、アナ」「さんっで一緒に飛ぶよ!」)
※洋書を読むときには、一つ一つ細かい訳は気にせず、
he said(彼は言った)は英語でそのまま理解するほうがいいです♪
Anna moved closer to the edge.
(アナは崖の端に近づいて行った)
"One, two...," Kristoff counted.
(「いち、にっ」クリストフは数えた。←これも英語のまま理解がいいですね。)
Just then, a tree sailed through the air. Marshmallow had thrown it at them!
(ちょうどその時、一本の木がすっと飛んでいった。それはマシュマロマンが彼らめがけて投げたものだった!)
"Three!" Anna yelled. She jumped over the cliff, pulling Kristoff with her.
「さんっ!」とアナは叫び、クリストフを引き連れて、崖から飛び出した。)
☆今回のオススメ☆
前回は、"On three." "One, two, three!"をご紹介しましたが、
今回はこの引用文の中にあった throw at のat についてご紹介します♪
throw は「~を投げる」の意味です。
どこに向かって投げるのかを表す時には、その方向と気持ちを表す前置詞がいります。
そこにat が使われています。
at はこの場合 訳にも書きましたが、「そちらをめがけて」と、相手を標的として狙っているイメージ。
そして、狙っているけれど、当たるかどうか、そちらに届くかどうか、までは表されていません。
そのため、この引用文(緑で色づけした部分)にある情報で分かることは
彼らめがけて飛んできた、ということ。
彼らに当てようと思って投げています。
が、ここでは続きの文脈から、アナたちには当たってはいませんね(^-^)
throw とセットで使われる前置詞にもう一つ、to があります。
to は go to a supermarket , go to the station,
go to school, go to work と表されるように、
そこへ向かっていく感じ、さらには到達する感じ、を伝える前置詞です。
そのため、He threw a ball to his cousin. (threw はthrow の過去形♪)とすると、
彼はいとこに、受け取ってね、という気持ちで相手に届くようにボールを投げていることが分かります。
さらに、to の代わりに in や into を使うと、ある物の中へ投げ入れることが表せます。
洋書読書に慣れてきたら、前置詞の細かな違いを、
少~しだけ意識してみると、英語の表現の幅が広がります♪
ところで、Part 1でご紹介したOn three.の表現は
日本語に訳すと、そのかっこよさが半減(いや、それ以上減少?!)しますね(^-^;)
みなさんも "On three. ・・・・・" と、次回ドラマや映画でこの表現に出会った時には
丸ごと英語で理解できますように☆
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