先Seasonは全くテレビアニメの感想を書くのをうっかり忘れたまま過ごしてしまったのですけれども今期はナントカ続けてみたいなと…
という訳でなにの感想を書くか迷った挙句…結局これにしてみます。
ヘヴィーオブジェクト
『とある』シリーズの鎌池和馬氏原作のライトノベルで第一巻は2009年の発売だそうです。コミカライズ化もされていて、電撃コミックスから絶産発売中~。
原作未読ですけれども、これは先が楽しみな感じです。
一話と二話を観た感覚からするとまず行われている極寒地、極地戦闘ですがOP映像からするとそのうち砂漠地帯での戦闘に移行する模様ですね。それはそれで楽しみです。世界観のつかみとしては第一話で、この作品の肝となるべき巨大兵器、オブジェクトの説明が割りと丁寧になされていてこの兵器の登場で戦争のあり方が変化し、在来型兵器が無用の長物と化し、世界の分割要素、国家のあり方がガラリと変わってしまったあとでのお話だと言う。そしてその在来兵器を一気に用済みと化してしまったオブジェクトの登場で戦争のあり方も変化。ただし、戦争が亡くなった訳ではなくて、国境紛争は耐えない。との事。
国際条約には定められていないものの、オブジェクトが絡む戦闘では、一方のオブジェクトが破れ敗れた方が降伏宣言を発信するとそのまま停戦が発動し、抗争地から敗れた方が退陣することで戦闘は終了し紛争も終了するのが暗黙の了解となっているとのこと。とは言え…
って感じだったのが第一話の展開。
他に、キャラ紹介的なものが混じり、第一話終了間際にオブジェクト同士の戦闘が勃発、主人公、オブジェクト設計技師志望の学徒工兵、クエンサー属する国家側のオブジェクトが大破し、オブジェクトパイロットが緊急脱出した所で終わりました。
そして第二話。
その戦闘の詳細が時間を巻き戻して説明されます。
不意に彼らの居る極地極寒の基地を襲うべく接近してきた第二世代型オブジェクト。この第二世代型というのは、どんな地形、どんな地域、気候にも対応する万能兵器として造られている第一世代型オブジェクトとは異なり、投入される地域に特化した専門性を持つ兵器だそうで、そのオブジェクトに適した地域で戦闘を行った場合、もしかすると万能型の第一世代型オブジェクトでは負けるかも知れないと味方のオブジェクトパイロットのミリンダが第一話の中で暴露したばかりだった。そしてそんな彼女の台詞は現実となり、機体が大破した段階で手順通り降伏発信を行い、白旗を上げるが敵オブジェクトは戦闘を継続する。オブジェクトの破壊だけに留まらず、オブジェクト関連の施設の破壊を狙い攻撃を続行してくる。そんな中、かろうじて攻撃から運良く逃れる事が出来た主人公と馬鹿をやっていたもう一人のヘイヴィアを基地司令のフローレイティア少佐から、ミリンダが囮になって敵の攻撃をそらしている間に我々は逃げる。だからお前たちもさっさと逃げろ!と伝える。
それを聞いて…
14歳位の見た目の少女を囮にして逃げるしか手が無いのか?
俺たちはそんなに情けないのかと憤り、彼女一人では彼女の生存は難しいけれども、誰かの支援が有ったら彼女の生存確率は上がるだろう?と考え、命令も無いのに武器を取って救援に向かう。
いやぁ~ここはさ、基地司令としては話に割り込んで、彼女の救援にはそれなりの連中を送り込んでいるとか、それをやるのか?志願するなら命令する、行け!位のやり取りが有っても良さそうな気もしなくはないんだけれども、そういったやり取りが無しに話が進んでしまったのは残念っぽい。有能な司令だと言うなら囮になっている者を助ける手段も講じている筈でしょ?とか、たとえそれをしていなかったとしても、彼らのやる気を観て、命令を与えるくらいのお仕事をしていても良いんじゃないかと…。キツネは愚考するのですよ~。
そんな感じで極寒の極地でお姫様を助けに向かうクエンサー。
彼が手にするのがこの時代の平均的自動小銃でスマート弾を発射するタイプで照準器にいろんな機能が有るようで、その機能の一つが集音機能。銃にイヤホンをつなぐ事で銃のマイクが集音した音を聴くことが出来る模様。また、スマート弾と言うだけに弾に目標を入力して発射するとある程度の自動追尾が出来るようで射撃の上手い下手があんまり関係ないようです。そんな機能使ってを捜索していると、敵兵に捕縛されているミリンダを発見。ただミリンダを拘束しているのは車に乗って移動してきた歩兵四人のみ。敵オブジェクトは存在しない。これは敵を撃つだけで彼女を開放し奪取出来るチャンスだけれども、そこは学徒動員の工兵で彼はオブジェクト開発志望の人員な訳で敵兵を撃つのにためらいがどうしても出てしまう。だけれども、敵兵が捕縛した兵が可愛い少女でそれを好きにして構わないと思って好き放題言っているのを聞き、引き金を引く。兵器の能力の高さと運が味方して概ねの兵士を倒すけれども、最後のちからで発射されたグレネード弾にやられそうになるけれどもそれは、あとから追いかけてきたヘイヴィアに救われる。
グレネード弾の炸裂で気絶していたクエンサーが目覚めると、ミリンダが救いに来た彼らに、私がオブジェクトで戦わないと逃げるしか能が無いのになんで助けに来たの?私、あんた達を嘲笑っていたんだよ?なんで?という彼女の問いに苦笑いでしか返さないクエンサー。
そこは見栄を切って、オブジェクトが有ったら君は無敵かも知れないけれども、アレがヤラれちゃったらただの女の子だろ?女の子が困っているんだ。それは俺らに助けさせろよ?とか、いつも守って貰ってばかりだ。だからあんたが困っている時、俺らに助けさせろとか、かっこいい台詞をあえて言わさないのは非常にかっこいいなと思った次第。
この先、たった三人の兵士を潰すだけを目的として巨大兵器のオブジェクトが、しかも気候、風土に特化したオブジェクトが追跡してくる。しかもそれから逃れるだけでは、基地の生き残りが撤退する時間を稼げないからある程度は敵オブジェクトを自分たちに引きつけていないといけないという二重背反率。
とは言え、その場に居るのは…、オブジェクト開発希望の技術者(クエンサー)と、そこそこ慎重で判断力のある歩兵(ヘイヴィア)と、オブジェクトのパイロット(ミリンダ)。この三人で知恵を出し合えば…もしかしたら敵オブジェクトに一泡吹かせる事が出来るかも知れないじゃないか?
という所で今回はおしまい。
うん、これはなかなかおもしろいかも知れない。
そんな気がするキツネなのです。
という訳でこの作品の詳しいことは、公式HPとこの記事にTBを送ってくれた方の記事を参照してくださいませ。
という訳でなにの感想を書くか迷った挙句…結局これにしてみます。
ヘヴィーオブジェクト
『とある』シリーズの鎌池和馬氏原作のライトノベルで第一巻は2009年の発売だそうです。コミカライズ化もされていて、電撃コミックスから絶産発売中~。
原作未読ですけれども、これは先が楽しみな感じです。
一話と二話を観た感覚からするとまず行われている極寒地、極地戦闘ですがOP映像からするとそのうち砂漠地帯での戦闘に移行する模様ですね。それはそれで楽しみです。世界観のつかみとしては第一話で、この作品の肝となるべき巨大兵器、オブジェクトの説明が割りと丁寧になされていてこの兵器の登場で戦争のあり方が変化し、在来型兵器が無用の長物と化し、世界の分割要素、国家のあり方がガラリと変わってしまったあとでのお話だと言う。そしてその在来兵器を一気に用済みと化してしまったオブジェクトの登場で戦争のあり方も変化。ただし、戦争が亡くなった訳ではなくて、国境紛争は耐えない。との事。
国際条約には定められていないものの、オブジェクトが絡む戦闘では、一方のオブジェクトが破れ敗れた方が降伏宣言を発信するとそのまま停戦が発動し、抗争地から敗れた方が退陣することで戦闘は終了し紛争も終了するのが暗黙の了解となっているとのこと。とは言え…
って感じだったのが第一話の展開。
他に、キャラ紹介的なものが混じり、第一話終了間際にオブジェクト同士の戦闘が勃発、主人公、オブジェクト設計技師志望の学徒工兵、クエンサー属する国家側のオブジェクトが大破し、オブジェクトパイロットが緊急脱出した所で終わりました。
そして第二話。
その戦闘の詳細が時間を巻き戻して説明されます。
不意に彼らの居る極地極寒の基地を襲うべく接近してきた第二世代型オブジェクト。この第二世代型というのは、どんな地形、どんな地域、気候にも対応する万能兵器として造られている第一世代型オブジェクトとは異なり、投入される地域に特化した専門性を持つ兵器だそうで、そのオブジェクトに適した地域で戦闘を行った場合、もしかすると万能型の第一世代型オブジェクトでは負けるかも知れないと味方のオブジェクトパイロットのミリンダが第一話の中で暴露したばかりだった。そしてそんな彼女の台詞は現実となり、機体が大破した段階で手順通り降伏発信を行い、白旗を上げるが敵オブジェクトは戦闘を継続する。オブジェクトの破壊だけに留まらず、オブジェクト関連の施設の破壊を狙い攻撃を続行してくる。そんな中、かろうじて攻撃から運良く逃れる事が出来た主人公と馬鹿をやっていたもう一人のヘイヴィアを基地司令のフローレイティア少佐から、ミリンダが囮になって敵の攻撃をそらしている間に我々は逃げる。だからお前たちもさっさと逃げろ!と伝える。
それを聞いて…
14歳位の見た目の少女を囮にして逃げるしか手が無いのか?
俺たちはそんなに情けないのかと憤り、彼女一人では彼女の生存は難しいけれども、誰かの支援が有ったら彼女の生存確率は上がるだろう?と考え、命令も無いのに武器を取って救援に向かう。
いやぁ~ここはさ、基地司令としては話に割り込んで、彼女の救援にはそれなりの連中を送り込んでいるとか、それをやるのか?志願するなら命令する、行け!位のやり取りが有っても良さそうな気もしなくはないんだけれども、そういったやり取りが無しに話が進んでしまったのは残念っぽい。有能な司令だと言うなら囮になっている者を助ける手段も講じている筈でしょ?とか、たとえそれをしていなかったとしても、彼らのやる気を観て、命令を与えるくらいのお仕事をしていても良いんじゃないかと…。キツネは愚考するのですよ~。
そんな感じで極寒の極地でお姫様を助けに向かうクエンサー。
彼が手にするのがこの時代の平均的自動小銃でスマート弾を発射するタイプで照準器にいろんな機能が有るようで、その機能の一つが集音機能。銃にイヤホンをつなぐ事で銃のマイクが集音した音を聴くことが出来る模様。また、スマート弾と言うだけに弾に目標を入力して発射するとある程度の自動追尾が出来るようで射撃の上手い下手があんまり関係ないようです。そんな機能使ってを捜索していると、敵兵に捕縛されているミリンダを発見。ただミリンダを拘束しているのは車に乗って移動してきた歩兵四人のみ。敵オブジェクトは存在しない。これは敵を撃つだけで彼女を開放し奪取出来るチャンスだけれども、そこは学徒動員の工兵で彼はオブジェクト開発志望の人員な訳で敵兵を撃つのにためらいがどうしても出てしまう。だけれども、敵兵が捕縛した兵が可愛い少女でそれを好きにして構わないと思って好き放題言っているのを聞き、引き金を引く。兵器の能力の高さと運が味方して概ねの兵士を倒すけれども、最後のちからで発射されたグレネード弾にやられそうになるけれどもそれは、あとから追いかけてきたヘイヴィアに救われる。
グレネード弾の炸裂で気絶していたクエンサーが目覚めると、ミリンダが救いに来た彼らに、私がオブジェクトで戦わないと逃げるしか能が無いのになんで助けに来たの?私、あんた達を嘲笑っていたんだよ?なんで?という彼女の問いに苦笑いでしか返さないクエンサー。
そこは見栄を切って、オブジェクトが有ったら君は無敵かも知れないけれども、アレがヤラれちゃったらただの女の子だろ?女の子が困っているんだ。それは俺らに助けさせろよ?とか、いつも守って貰ってばかりだ。だからあんたが困っている時、俺らに助けさせろとか、かっこいい台詞をあえて言わさないのは非常にかっこいいなと思った次第。
この先、たった三人の兵士を潰すだけを目的として巨大兵器のオブジェクトが、しかも気候、風土に特化したオブジェクトが追跡してくる。しかもそれから逃れるだけでは、基地の生き残りが撤退する時間を稼げないからある程度は敵オブジェクトを自分たちに引きつけていないといけないという二重背反率。
とは言え、その場に居るのは…、オブジェクト開発希望の技術者(クエンサー)と、そこそこ慎重で判断力のある歩兵(ヘイヴィア)と、オブジェクトのパイロット(ミリンダ)。この三人で知恵を出し合えば…もしかしたら敵オブジェクトに一泡吹かせる事が出来るかも知れないじゃないか?
という所で今回はおしまい。
うん、これはなかなかおもしろいかも知れない。
そんな気がするキツネなのです。
という訳でこの作品の詳しいことは、公式HPとこの記事にTBを送ってくれた方の記事を参照してくださいませ。
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