Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

エピローグ

2010年02月28日 | その他
 永い間お世話になりました


 思うところがありまして、このブログを閉鎖することにしました。
 別に趣味としての写真をやめる訳ではありませんが、ちょっと距離を置いてつきあうことにしました。
 最後の写真は、私が何度も通って撮影した「HIMIKO」にします。

 FC2でブログを始めてから5年の歳月が過ぎましたが、その間に多くの方とお知り合いになれました。
 オフ会に参加したり、個人的にご一緒に撮影に出かけたことも数知れず・・・
 私自身いい刺激となり、また、楽しいひとときを過ごすことができました。

 後ろ髪を引かれる思いはありますが、ここで一旦区切りを入れさせていただきます。
 あと一週間は記事を閲覧できますが、その後は削除することにします。
 本当にいろいろとお世話になりましてありがとうございました。

 「消さないで!」という声が多数寄せられましたので、当面はこのまま残すことにします。
 ただし、コメントとトラックバック欄は閉じさせていただきます。


 なお、もう一つのブログ「写真ざんまい!デジタルざんまい!」はのらくらと続けていくつもりです。
 気が向きましたら覗いてやって下さい

                                                    管理人:ZEISS
 


稲村ケ崎より富士山を望む

2010年02月08日 | 風景写真
 江ノ島と富士山の組み合わせもgoo!
 (1)

 実は、この場所からいつかは富士山を眺めてみたいと思っていました。
 と言っても、今回は初めのうちは勘違いして七里ガ浜で撮影を開始したのですが・・・
 「どうも富士山が右寄りだなぁ」と感じて、暫くしてから稲村ケ崎へと移動しました。

 「そうだ、この場所だ!」と納得して、再び撮影を開始しました。
 これは国道と同じレベルから狙っていますので、やや見下ろすような感じで海が写っています。
 これはこれでいいとは思いますが、これではまだまだ腰が引けた状態と言えるでしょう。

 撮影地:神奈川県鎌倉市「稲村ケ崎」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/160秒) -1.0EV 74㎜(118㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年2月7日(日)



 (2)

 トップ画像を撮影した位置よりも右に寄って、縦位置で捉えてみました。
 海岸線が遠くまで見渡せるようで、これもなかなか悪くはないなと・・・
 でも、何だか手前の波が妙に気になって仕方がありません。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF-S55-250mm F/4-5.6 IS(以下、共通)
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/160秒) -0.7EV 154㎜(246㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 波打ち際へ下りていく前に、江の島をアップ気味にして撮影してみました。
 江ノ島はなかなか「コア」な場所で、4年ほど前に久々に訪れたことがあります。
 島の入り口付近はかなり変わっていましたが、ちょっと奥に入っていくと楽しい気分に浸ることが出来ました。

 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/100秒) -0.7EV 179㎜(286㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 右方向に目を向けると、日本一の富士の山が存在感を持って聳え立っています。
 やはり富士山はいいものですね。
 赤白に塗られたクレーンが目障りと言えば目障りではありますが・・・

 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/160秒) -0.7EV 154㎜(246㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 では、いよいよ波打ち際にての撮影を開始した私です。
 波はサーっと引くこともあれば、ドドーンと力強く押し寄せてくる瞬間もあります。
 これは勿論後者ですが、こうなるとある種の期待感が高まってきます。
 さて、その期待感とは?

 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/160秒) -1.0EV 65㎜(104㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (6)

 キタ━━━(゜∀゜)━━━!! 待ちに待った瞬間が訪れました。
 望遠で狙っていますので、砕け散った波にはピントは合わせることは出来ませんでしたが・・・
 まずは納得の一枚でしょうか。

 ここ稲村ケ崎と七里ガ浜と合わせて二時間ほど粘りましたが、後にも先にもチャンスはこの一回だけでした。
 この後は海も徐々に凪いできて、二度と大波が押し寄せてくる気配は感じられませんでした。
 ここで撤収して、次なる目的地へと向かった私でした。
 
 撮影データ:ISO100 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 74㎜(118㎜相当・C-PLフィルター使用)

 【お知らせ】
 ただいま、公私ともに多忙となっています。
 ブログの更新も不定期になると思いますし、いただいたコメントへのご返事も遅くなることと思います。
 また、皆様の許へお邪魔しても、なかなかコメントを入れることが困難な状況となっています。
 何卒ご了解下さいますようお願いいたします。

冬日

2010年02月02日 | スナップ
 冬はモノトーンがよく似合う
 (1)

 先週の土曜日は仕事でしたが、昼過ぎには仕事を片付けて月島方面へと向かいました。
 あれこれと撮影しているうちにちょっと変化をつけた撮り方をしてみようかな?と考えました。
 と言っても何も小難しいことではなく、ちょっとばかり露出を切り詰めてみようと・・・

 そもそもコンデジの多くは空や太陽が多く入ると露出アンダー傾向となります。
 最新の普及タイプ(?)のものは自動化が進んでいて、極端に露出アンダーになることはないようです。
 でも、このGX100は見事にアンダーに転んでくれるため、それを活かした作画をしようと思ったんですよね。

 太陽を画面に取り込んで、犬を連れて歩いてくる人を入れることで「動き」を演出しました。
 足元のタイルと左側のビルの反射がアクセントでしょうか?


 (2)

 佃大橋から聖路加タワーを画面に入れて構成してみました。
 このGX100のレンズは光源を画面に入れると、このように盛大にゴーストが現れます。
 これはそれを計算に入れて撮影したものですが、ゴーストの形は好みが分かれると思います。


 (3)

 下流から水上バスが航行してきました。
 川面がキラキラと反射しているド真ん中に来たところでシャッターを切っています。
 GX100のシャッターは若干のタイムラグがありますが、この距離ではさほど問題にはなりませんでした。


 (4)

 画面では川面の煌めきが強すぎて分りにくいと思いますが、手摺付近には無数のユリカモメが羽を休めていました。
 肉眼でははっきりと見えますが、写真ではシャドー部が潰れ気味となります。
 まぁ、これも表現の一つではありますね。


 (5)

 勝鬨橋を渡っていたら、橋の下からエンジン音が聞こえてきました。
 咄嗟のことでしたので、もう場所を移動して撮影することは出来ませんでした。
 本音を言えば、もっと左から狙ってみたかったところですが・・・これはこれでいいかな?

 ※撮影地は佃大橋と勝鬨橋近辺です。
  使用機材はRICOH Caplio GX100で、フィルターやワイドコンバーターは使用していません。
  撮影データは今回は省略させていただきますので、悪しからずご了解下さい。

 

春を探しに森林公園へ(1)

2010年02月01日 | 
 梅林は早くも春の訪れが・・・
 (1)

 「しーたけさん」のブログ(Sometime Somewhere...Just my feeling)で、「国営武蔵丘陵森林公園」の梅が咲き始めたと・・・
 我が家のお墓はその近くにありますので、お墓参りのついでに立ち寄ってみることにしました。
 現地に着いてみると、全体的にはまだ早めでしたが、早咲きの紅梅が目を楽しませてくれました。

 撮影地:埼玉県比企郡滑川町「国営武蔵丘陵森林公園」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70~200㎜ F/4.0L IS USM(2枚目を除いて共通)
 撮影データ:ISO100 f/4.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月31日(日)



 (2)

 「逆光馬鹿一代」の私ですが、梅や桜は順光で撮ることも結構多いんですよ。
 梅は枝ぶりを見て寄るか引くかを決めます。
 花見客や同業者(=アマチュアカメラマン)が続々と詰めかけますので、まずは直感で一枚!

 あれこれと考えていると人が画面に入って来て、なかなかフレームアウトしてくれませんからねぇ。
 この日もそんな時間帯が結構続きました。
 まぁ、そうなったら「忍」の一語ですが・・・ 

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-50mm F2.8 EX DC MACRO(このカットのみ)
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/60秒) -0.7EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (3)

 とは言いながらも、やはり逆光の方が性に合っていますね。
 立体感に大きな違いが出るような気がしてならないからでしょう。
 あまり枝ぶりがいいとは言えない木でしたから、ここは縦位置で纏めてみました。

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/50秒) -1.0EV 100㎜(160㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 横に枝が伸びていくのも梅の特徴の一つですが、背景はなるべくシンプルにいきたいところです。
 背景に同じような木を選んで、あまり極端にぼかさずに狙うことにしました。
 奥がモノトーンになっていましたので、これはこれで正解かな?と・・・

 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/80秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 「あぁ、マクロレンズを持って来るんだった!」と後悔しても後の祭りです。
 でも、まぁ、ザックにはいつも中間リングを入れてありますので、接写くらいなら出来ますが・・・
 望遠ズームに中間リングを噛ませる時はAFを解除して、ズームリングでピントを合わせるのがコツですよ♪

 撮影データ:ISO100 f/5.6AE(SS1/100秒) -0.3EV 116㎜(186㎜相当・C-PLフィルター使用)

秩父大滝・三十槌の氷柱(2)

2010年01月31日 | 夜景・夕景
 氷柱と光が織りなす幽玄の世界
 (1)

 前回は昼間に撮影した氷柱の画像をお届けしましたが、いよいよ今回はライトアップされた氷柱の画像をお届けします。
 午後3時過ぎには一旦撤収して温泉に浸かってから、ライトアップの時間近くになって舞い戻ってきました。

 さすがに昼間とは違ったイメージで、ライトアップされた氷柱はピュアな感じがしたものです。
 いや、ピュアという片仮名の表現はちょっと相応しくはないかもしれません。
 「氷柱と光が織りなす幽玄の世界」と言った方が似つかわしいようです。

 撮影地:埼玉県秩父市大滝三十槌(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS4.0秒) 0.0EV 105㎜(168㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月24日(日)



 (2)

 ライトが当たっていない部分が暗く落ち込んでいるだけに氷柱の白さが際立ちますね。
 山間部だけあって、冬の間は昼間でも太陽の光が直接は届きません。
 人工の光でもこのように照らし出されると、輝きが増して氷の透明感が伝わってきます。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS4.0秒) -1.0EV 24㎜(38㎜相当)



 (3)

 昼間に撮影した時はちょっと角度をつけ過ぎましたが、これくらいが丁度いいように思えます。
 
 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS2.5秒) -0.3EV 13㎜(21㎜相当)



 (4)

 川面に映る氷柱の姿も何とも言えないものです。
 ここは流れが極めて穏やかな場所ですから、長秒時だと川面も鏡のように見えますね。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS3.2秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当)



 (5)

 30分ごとに左半分は色が変わりますが、白から青へ変わった瞬間に周囲がどよめきました。
 徐々に変化するのではなく、瞬時に色が変わったからでしょう。

 撮影機材:キャノンEOS7D Tokina AT-X 124 PRO DX(12-24mm F4 IF ASPHERICAL)
 撮影データ:ISO100 f/9.0AE(SS8.0秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当)



 (6)

 高台にある駐車場から狙ったカットですが、前回のラストカットと見比べると興味深いと思います。
 自然界のものをライトアップすることには賛否両論があるとは思います。
 でも、そのような議論とは無縁なまでにこの氷柱は美しさがありますね。

 撮影機材:キャノンEOS7D EF24-105mm F4.0L IS USM
 撮影データ:ISO100 f/11.0AE(SS3.2秒) -2.7EV 24㎜(38㎜相当)