メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

Hellfueled/BORN Ⅱ ROCK その他

2012年05月31日 06時43分40秒 | ロック
ここんとこのソックリさんつながりで今度はこのバンドを紹介しよう。
日本語ではヘルフュエルドと読むんだけど、
直感で言わせてもらえばBIGにはなりにくい名前だなあ。
ハ行が2文字も出てきてどーもスッキリしない。
…などと姓名占いしていても仕方が無いので内容いくか。

たまたま今回は2ndを紹介してるけど
1stも含めてわかり易くバンドの特徴を紹介してみると
”OZZY OSBOURNE/NO REST FOR THE WICKEDの次に発表されたアルバム”
と言われても納得しちゃう感じかな。
つまりザック・ワイルドのギターをバックに歌うオジー・オズボーンだ。
しかもバラードなしのゴリゴリで。
(本家は「DOWN TO EARTH」あたりからソフト路線に磨きがかかってきたので
 「NO REST FOR THE WICKED」の後は買ってない)

で、このバンドのMIDNIGHT LADYのPVを観てみると
なんとボーカルは若かりし頃のオジーにそっくりじゃないか!
顔が似てるってコトは骨格の関係で似た声になるらしいが
それにしても本人がオジーをきっと意識して歌ってるんだろうから
もう圧巻のソックリさんである。
これまた本家が歳とって丸くなってる分ガンガンいけるのでは?
と、思っていたら3rdでオジー離れを意識したのか
早くも変化球を盛り込んできて少々残念なアルバムになってたような…。
(このイメージを持っちゃったのであまり聴いてない…)

エアボーンの”AC/DCに似てる”というのと
ヘルフュエルドの”オジーに似てる”というのでは
バンド・アティチュードみたいなものが違うような気もする。
もしも「似ている」というコトで批判があるとすれば
前者は”バンド・スタイルがAC/DC型”あたりでかわせそうだが
後者は”オジーのものまねで稼いでいる”と思われかねないほど
ボーカルがソックリなので”バンド・スタイル”という観点では
批判をかわすのは難しそうだな。それほど似ているのだ。

でもさすがに「NO REST FOR THE WICKED」に入っている
楽曲の魅力には及ばないものの、そこらへんのメタルバンドじゃあ
なかなか書けない良い曲が揃っていると思うぞ。
コンパクトでキャッチーかつ(ここが重要だが)ハード。
自分は本家の一番輝いていた頃を再現するバンドの存在ってのは
超オッケーの立場ゆえに敢えて言おう!
「ものまねだって上手けりゃ芸になるし、それで稼ぐってのもアリ!」

でもさ、ROCKERたるもの
一生ものまねで生きていくってのもな。
アゲといて随分勝手な言い草だと思ってはいるが…。

AIRBOURNE/RUNNIN' WILD

2012年05月30日 03時12分44秒 | ロック
AC/DCが好きだ!
最初にパンク・バンドとして紹介された彼らにとっては3rdアルバムの
日本デビュー作「ロック魂」からずっとファンである。
当時パンクも聴いていたが、そんな紹介に惑わされること無く
ちゃんとハードロックバンドとわかった上で購入した記憶がある。
昨日もちょいと触れたこのエアボーンも
AC/DC直系の遺伝子をもつバンドである故に好きだ。

確かに本家の「ブラック・アイス」は
近年に無くアグレッシブな感じで素晴らしい出来だったが
なんか自身の歴史を総括しているようで”次”をどうするんだよ、おい。
…みたいな。
そこを埋めるように出てきたエアボーンはタイミングがいいよな。

で、音は言わずもがなだが
カップリングされたDVDを見ると、ライブの姿もまた”まんまAC/DC”だった!
上半身裸で弾きまくる姿はアンガス兄貴の魂が乗り移ったようだし、
ボーカルの声も故ボン・スコットに似ているぞ!
フツーは白いZ型(名前がわからん)のギターがトレードマークらしいが

なんとライブ途中でSGに持ち替える時があり
その時はもう野外ステージの柱を登って天井で弾きまくるわの暴れっぷり。

「俺にSG持たせたらワイルドだろう?」と
杉ちゃんばりのファンサービスなんだろうか。
ここまでやってくれたら清々しいことこの上ない。

息の長いバンドでありますように。

KROKUS/ONE VICE AT A TIME その他

2012年05月29日 07時59分16秒 | ロック
クロークスというスイスのHM/HRバンド。
”器用貧乏”と思っていたら
この「ONE VICE AT A TIME」の次作「HEADHUNTER]で
そこそこのブレイクをしていたらしい。
日本で紹介されたのはこの時期だったんだろうな。
何しろ昔、レコードで持ってたからな。

で、音楽はと言うと「ONE VICE AT A TIME」はモロにAC/DC、
「HEADHUNTER」はモロにJUDAS PRIESTだったりする。
ついでに書くと、さらにその次作はまた他のバンドっぽい音だった。
CDで買いなおしているのは上記の2作品だけだ。
今WALKMANに入れてガンガン聴いているぞ。

フツーに考えると、AC/DCとジューダスって
全然音楽の傾向が違うし、それにクリソツな音楽を演ってるって
一体どういうこと?と思うよな。
ある意味、それが平然とアルバムごとに出来ちゃうこのバンドの
”凄さ”つーか”節操の無さ”、よく言えば
スタジオミュージシャン気質みたいな特徴があると思う。
「俺たちの音楽」という一本通ったものがここまで無いのも
かえって清清しい。

そんな中、「ONE VICE AT A TIME」は特に好きだ。
故ボン・スコットを思わせるボーカルに乗せて
POWERAGEの頃のAC/DCモドキのナンバーが続く。
ギターやドラムの”音”そのものもソックリ。
もうモノマネ芸を聴いているように達者な音楽で
「AC/DCの発掘音源」と紹介されれば納得しちゃうな~。

そう言えばAIRBOURNEの1stも結構AC/DCしてたけど
当時のクロークスのような叩かれ方(やっぱ批判するやつはいたのよ)は
されてなかったよな。時代かね。
まあ自らAC/DCリスペクトを表明しているってのも戦略かもしれないし
楽曲の”まんま”感はクロークスほどではないしな。
本家AC/DCも歳だから、あの伝統芸の後継者が出てきて
周囲の目は逆に期待感みたいなものが出てきちゃってるのでは?
自分もそうだが。

時代のあだ花的アルバムではある「ONE VICE AT A TIME」。
本家ファンの人も怒らないで聴いてみたらいかがだろうか?
若かりしAC/DCに逢えた気分になるよ~ん。


映画「ブラウン・バニー」

2012年05月28日 08時01分12秒 | 映画・テレビ
「バッファロー’66」とのツイン・デジパック仕様。
これがまた所有欲をソソるアイテムなんだ。

当時「バッファロー’66」のCMで
イエスの「燃える朝焼け」が使われていたのが非常に印象的で
確かWOW WOWでビデオにとって観たと思う。
で、それからさらに数年後このデジパックを見つけて購入したという…。

その時点で「ブラウン・バニー」の詳しい予備知識はなく
バイクレーサーのロードムービーぐらいの感じ。
その時観た感想は”いかにもビンセント・ギャロ監督作品”。
まあ、万人受けはしないけど映画マニアには好かれそうな
やや退屈な感傷的ロードムービーといったところかな。
自分は好きだけど、カミさんにはオススメしない程度の。

久しぶりにDVDのパッケージを開けてみると
サウンド・トラックの宣伝ペラが封入されていたのだが
それがコレ↓だ。

いやあ、なかなかのインパクト。
こんなジャケットのCD買いづらいと思わないのだろうか?
売り上げにも影響しちゃうだろうから
配給会社はNGとか出さなかったのだろうか?
…などと、つい大人の事情で考えてしまったが
売る側がこれでオッケーとしてるんだからサスガ!と言うしかないな。

で、解説によるとこのシーンを含むラストが
カンヌ映画祭で賛否両論だったそうだ。
きっと騒いだのは女性客だったのではないだろうか?
AVとか見た事のある男性(外国にもあるよな?)なら
シーンそのものの”衝撃”なんてのはあり得ないだろうが
冷静に考えると、別にAV女優ではないギャロの相手役が
コレやっちゃうってところがやっぱり”衝撃”かな。

前回の休みは「BIG 4」の野外ライブDVD漬けだったので
今日はこいつでもぽよ~んと見返してみるかなあ。

ブロック・パーティー/サイレント・アラーム 感想

2012年05月27日 08時13分49秒 | ロック
CD+DVDの期間限定リミテッド・エディションである。
自分はこのDVD付というバージョンが存在しているのであれば
探してでもそちらの方を買うほどのこだわりがある。
だってPVやらLIVEやらがそんなに価格差がなく付いてくるんだから
おトクな感じじゃん?

で、このバンドの場合は
リミテッドVer.でありながらも800円という超安値でセコハンに。

コレに限らず特にギターPOPバンドのアルバムは
賞味期限が割りと短い(所謂”流行もの”扱い)せいで
中古価格の下落が激しいようだ。
ちなみに、プログレ畑が一番安定してるかな。
それどころかこのジャンル、プレミア価格がつくアーティストやアルバムも
結構あったりして中古ゲッターには油断ならない相手だ。

ブロック・パーティの1stにあたる今作は音だけで語ればモロに
「ギャング・オブ・フォー/エンターテイメント」を意識した作品になっている。
いいじゃんか!こんなバンドを待ってたんだよ!
もちろん今風のPOPな味付けになっていてそこがまたイイ!
ギャング・オブ・フォーはあれだけミュージシャンにリスペクトされながら
こういった直系のフォロワーで有名なバンドが意外に少ないように思う。
…てか、自分が知らないだけかもしれんが。

特にギターとドラムがもう”まんま”な感じでシビレる!
まだ学生っぽい若い連中なだけに研究熱心だ。
で、この姿勢が自国イギリスのプレス(辛口で有名)に批判されたのか
同時に500円でゲットした2ndはガラリと曲調が変わっていて
ギャング・オブ・フォーのエッセンスがほとんど感じられない!
なんてこった!ソフトなバラードみたいな楽曲が並んでいる!
う~ん。メッチャ残念!

夏カゼひいちまいました

2012年05月26日 02時09分41秒 | 日記・コラム・つぶやき
この時期にカゼをひくなんてなかったな。
ただし、カミさんに言わせると
”あんな状態で毎日寝てれば当たり前”で
自分的にみても”万年寝不足状態”なのは否めない。
大体、職場異動があってからというもの超忙しく
メッチャ疲れているくせに
趣味的な部分のクリエイティビティというか、
まあとにかく何か逃避行動的なコトをやりたくなったのだと思う。
それが珍しく続いているこのブログだ。

学生の頃、中間・期末テストの一夜漬け勉強時期になると
無性にマンガ読みたくなったり
新譜CD聴きたくなったりした記憶はないだろうか?
アレだな。

思えば3月頃からちゃんとベッドで寝たことなんかなかったような。
寝ても明け方の1時間かそこら。
こりゃあカラダ壊すわな。しかも酒ときたもんだ。
でもタバコは吸わないぞ。
やれやれ。
ああノドが痛てぇ~。

移民の歌のイメージって・・・・

2012年05月25日 00時29分18秒 | ロック
Led Zeppelinのこの曲、結構バラエティ番組なんかで使用されている。
で、どういう場面でかっていうと
芸人が暴れるとか、ワイルドな格好して登場したりとか
総じてエキサイティングな局面で使われている。

ところが
深夜枠で数分間放映される「美少女ヌードル」の
オープニングとしてはどうよ?
ただ、おねーさんがラーメンをすするだけなの番組なのだが。
でも「思いっきりすすってね」ぐらいの指示はでているのかもしれない。

だとしてもだ!
ずいぶんとこの曲のハードル下がってんじゃないの?と、
リアルタイムで聴いていた世代は思ってしまう。
しかも自分のような”おっさん”をターゲットにしているのか?
わざわざ70年代の曲を使うってコトはさ。
でもこの番組、タレントを売りたいのか店の宣伝をしたいのか
全くわからないし。

似たようなテイストの番組でも
「全力坂」の方がコンセプトは明快だ。
全力で街中の坂を走る女の子にはBGMなんて不要なのだ。
敢えて言うならば
コッチのオープニングならばわかる気もする。

そうそう!
プロレスラーのブルーザー・ブロディという
トラ柄のタイツやブーツをまとった”荒くれもの”の
入場曲が確か「移民の歌」だった気がする。
今その姿を思い出そうとすると
テッド・ニュージェントの姿とダブるぞ。
あいつも自分のコンサートのMCで
「ニガーはいねぇだろうな?くろんぼに聴かせる曲はねぇ!」
とか、ソッコー射殺されそうな言動がやんちゃな
荒くれものだからなあ。

初めての音楽ダウンロード

2012年05月24日 19時12分33秒 | アニメ
アニメZETMANのオープニングがどうにもカッコイイ!
曲とシンクロする映像も素晴らしいが
あの曲が頭から離れない!…ということで
初めて音楽をダウンロード購入したぞ!

WALKMAN付属のX-アプリというソフトで
モーラというサイトに接続。
なんと!
その時点でZETMANの曲がダウンロードの第10位になってるじゃないか!
わかってるね!諸君!いいよな。カッコイイよな。
…っつーコトですかさずゲット!
200円というのが高いのか安いのかわからないが
とにかく200円。1分29秒。
ん?
この1分29秒ってダウンロードにかかる時間じゃないよね?

なんてこった!
聴いてみてわかったが再生時間だよコレ!
超短じけー!一青さんもライムスターも楽こいてんじゃねーよ!
などと怒ってみても仕方がない。
それが2日前の話ね。

今日、今度は
アニメ黒子のバスケのエンディング曲がイイ!
ということでモーラで検索してみると、
キラキラとかのカラオケめいたバージョンは売っているものの
オリジナルのヒャダインVerが見つからない。
扱ってないのかな?とぼんやり画面を見ていると
前回購入したZETMANのOP曲が2段になっていて
1分29秒200円のヤツと4分56秒250円のヤツが並んでいた!
ななななんてこった!
よく見りゃ1分29秒の方は<short ver>と書いてある!
そりゃあないだろう!
誰が短いバージョンの方を選ぶんだよ?!50円違いで。

長尺の方は2日前にはなかったし、
短い方はダウンロード10位とかにもなっていれば
そりゃあ買っちゃうだろう?
む~ん。
…とにかく長尺バージョンも買うっきゃないので。
合計で450円か。なんか納得いかんな~。



質より量が信条ですが 何か?

2012年05月23日 06時50分41秒 | ロック

前からあったのかもしれないが
最近ウィスキーの大型ペットボトルを発見した。
2.7L入りなのでもう残りを気にしないでガンガンいけるぞ!

…って買っといてなんだが
ウィスキーもこんな状態でみるとアレだな。
”熟成○○年”とかの文言があてはまるお酒とは
思えないたたずまいがあるな。
非常にお気軽な感じだぜ。イェイ!

ところで
自分は高校2年生の頃から新譜といえども新品で買わなくなった。
セコハン、いわゆる中古での入手オンリーだ。
さもなければ安売りの輸入盤を狙うか。
単純に小遣い以上に欲しいものがあれば
購入単価を下げるしかないという行動原理だな。
まあ、これはサラリーマンになったところで変わらない。

もうひとつ重要なポイントがある。
それは興味のある音楽ジャンル、アーティスト、アルバムが
非常に多岐に及ぶために、いちいち新譜が出るたびに
または買いたいものを絞っていたりしているとキリがないという事だ。
だって買いたいものはお店に行けば手に入ってしまうのだから。
お金がなくて買えない分だけストレスになるよね?

そこで雑誌などのレビューで
「これは聴いてみたい」アルバムがあったとすると
中古CDショップでそいつらと出会えたならばゲットしようという
購入を運任せにして散財に制限をかける自己防衛手段。
だがしかし!「そいつ」と言わずに「そいつら」と
複数形になっているのがまたまたのポイントだな。

「それは防衛なんかになってない!
 かえって絨毯爆撃になってやしないか?!」
というツッコミもあろうが積極的に無視したい。
いかにもその通りだからな。ははは。
買いたいジャンルが広い分だけ
中古ショップでの出会いも多くなるって寸法だ。

故に、今度は単価を下げる方向にいくワケだ。
同じ中古ならば少しでも安いのを見つけるという…。
今や1,500円以下でないと食指が動かない。
(最もレアものはそうはいかないが…)

人生、妥協とどう折り合いをつけるかだよな。
とつぶやきながら昨日も…てかもう今日になってたか
安酒を飲むのであった。

いかん、会社行かなくちゃ。





Arise / Kings Of The Cloned Generation その他

2012年05月22日 07時04分11秒 | ロック
敢えて分類するならデス・スラッシュメタルになると思うこのバンド。
出会いは中野ブロードウエイのレコミンツで
店内BGMとして流れていたのを聴いてソッコー買いした。

エクソダスあたりに比べるとブルータルで早い楽曲が多いが
自分の評価ポイントである”ノリがあるか?”をクリアしていた。
どよ~んと暗いのはダメなのだ。

Ariseと言えばSEPULTURAが1991年に発表した
傑作アルバムのタイトルを連想する方も多いと思うが
実はこのバンドSEPULTURAのファンだったんじゃないかな?
そうでもなければわざわざこんな名前つけないだろ。
リスペクトしてるんだよ多分。
丁度その頃のSEPULTURAの方向性と似てるし。

で、WALKMANのライブラリに入れて久々に聴いてみると
いかんせん!声と歌い方(声の出し方かな)が
コメディアンの小島よしおにソックリなのだ!
つか、否応なく彼が歌ってる光景を想像してしまう!

楽曲はもの凄くカッコいいのに超残念な感じだ!
(小島ファンには申し訳ないが)
当時は小島よしおのデビュー前だったんだろうなあ。
気にならなかったってコトは。

ちなみに3rdアルバムもカッコいいぞ!
ヴォーカルを無視できればな。
やれやれ。

DIO/ HOLY DIVER LIVE 感想

2012年05月21日 02時23分37秒 | ロック
伊藤政則のライナーが2006年になっているので
その頃(まだDIOが生きている)発売されたDVD。
少し前に購入したがなぜかまだ全部観ていなかったので
BIG4を見終わった後に”毒を食らわば皿まで”感覚で
怒涛のROCK LIVE連続視聴に突入した。
が、これがイケなかった…。

既に故人となったDIO御大だが、
そういう目で観るからなんだろうがこの映像収録時点で
すでに「死相」が出てる感じだよ。オイ。
確か晩年は病魔(がん)と戦いながらステージをこなしていた旨の
記事を読んだことがあるが、コレなんかがそうじゃないのかなあ。
彼のキャリアの中でも傑作の部類に入る「HOLY DIVER」完全再現ってのも
ナニやら決意めいたものが感じられるし、人生の総括にかかっていたとか…。
まあ、考えすぎかもしれんが…。

だがそういった気持ちにコッチが一旦なってしまうと
もうイカンでしょ。
普通だったら”老体に鞭打って”搾り出すDIOのヴォーカルが
”病魔に侵されながら搾り出す”というフレーズに置き換わってしまい
いたたまれなくて最後まで観れないよ~。
しかも最後のほうで「バビロンの城門」を演るのだが
それを亡きコージー・パウエルに捧げるっちゅーMCを入れるあたり
もうダメだ~。

このDVD前に延々と観ていたLIVEが
脳天気なイケイケ感たっぷりの野外フェスだっただけに
狭い会場で紡ぎ出されるこのDIOのLIVEは非常に空気が重い。
音響もOFF気味で、DIOのヴォーカルを引き立たせるような
ミキシングがされている。
ダグ・アルドリッチの派手なギターワークも冴え渡ってはいるのだが
いかんせんボリュームが低い…。
あくまでもDIOのヴォーカルがこのコンサートの見せ場なのだ。

このDVDを冷静な目で観れるのはもう少し先かもしれない。
中古格安価格だったので「お!めずらしい!」と
さしたる感慨もなく購入したのだが
案外、前の持ち主もこの重さに耐え切れずに売り払ったのではあるまいか。
伊藤政則のライナーも「これで見納め」と言わんばかりの
まるで彼の現状(病状)を知っているかのごとくの内容だ。
知ってたのかもな~。業界じゃ有名な話だったりしたのかもな~。
う~ん…。

合掌。




THE BIG4 感想

2012年05月20日 02時02分48秒 | ロック
輸入盤のブルーレイが2,400円だったのでついフラっと購入。
2010年6月ブルガリアでの
スラッシュメタル四天王と言われた4バンドの野外ステージ映像。

いやー長かった!
アンスラックス…1時間、メガデス…1時間
スレイヤー…1時間、メタリカ…2時間
とどめにはバックステージ…45分
ってコトはさ、ほぼ6時間だよ!
昨日の休みの半分はずーっとコレ観て終わっちまった!
DTSで5.1チャンネル・サラウンドをフル再生だったからね。
半日に及ぶメタル騒音で近所の方すんません(←口だけ)。

最初はトリのメタリカに期待を向けていたが
ドッコイ、2番目のステージのメガデスが楽曲・演奏ともに
今の自分に一番ハマったな。
4バンドの中じゃ最もキャッチーな曲が揃ってたし。
ただ、運がないのかこのバンドの演奏時にだけ
とてつもない集中豪雨に見舞われてかわいそうだった。
でも演奏がキレキレで超カッコよかったぞ。

アンスラックスはベラドナがちょっとツラそうに歌ってた。
歳もそうだが、このバンドに再加入してどのくらいになるのか
ブランクがちょいと長かったのでは…?

スレイヤーは他で観たDVDのパフォーマンスの方が良かったな。
ハネマンは太りすぎだろ。ケリーと2人でデブってのはどうも。
トム・アラヤもヤバイ体型になってるし。
ライブってビジュアルも重要だよね。
3人がおデブのスラッシュメタル・バンドってのも暑苦しいし。
それにギターのカッティングもラフなのかあまりよろしくない。
音が塊になってしまい、ただの轟音になっていたが
ひょっとして狙いか?

メタリカはさすがの貫禄で、それゆえになんか緩慢で面白くない。
曲も冗長に思えて(実際、1曲平均6分ぐらいと長い!)、
さらに選曲にも新しさがない。
ジェイムスの歌声が裏返る局面が多く、
総じて昔に比べミョーに声が高いのが残念な感じだ。

いろいろ書いたが
作品自体は音質・画質・カメラアングルもよく
メタル・ファンならば鉄板の内容だろう。

危険度満点(^0^)ノイズキャンセリング・イヤホン

2012年05月19日 07時13分42秒 | オーディオ
少なくともWALKMANに付属しているコイツは効くぜ!

音楽を鳴らしていなくてもハッキリ効果がわかる。
電車の騒音は消え去り
遠くで車内アナウンスが聞こえる感じ。
なんだかプールで耳に水が入った時の感覚だなあ。
防音室に入った直後の感じ?
とにかくある意味”特殊な環境”に入り込むのだから
違和感みたいなものがある。

でも。音楽を鳴らしたとたん
そんなミョーな不安感みたいなものはなくなり
ノーマル・イヤホンの時よりも各段に音楽に集中できる。
音質云々よりも、前述の”特殊な環境”下での視聴というところで
手放しで「音がいい」とは言えないんだよね。
敢えて表現するならば
  防音室内で音楽を聴いているので、
  音そのものに広がりやら潤いやらが感じられない
といったところかな。
だからエフェクトをかけて”派手”な音にして丁度いい感じ。

そんな事より恐怖なのは
居眠りをしているとトコトン深く寝入ってしまい、
あやうく乗り過ごす局面が早くも数回あったってコトだ!

いやあ、眠っている時でも社内アナウンスの
「次は○○○駅に停車します」
みたいな声に反応してたんだなあと改めて思うぞ!
それが電車の走行音の強弱や揺れとがシンクロして
目が覚めるタイミングが生まれていたんだな。
音の部分が消え去り、揺れだけだと気持ちよいので
マジ居眠りはヤバイぜ。

孤高の雑誌EURO-ROCK PRESS

2012年05月18日 01時09分57秒 | ロック
やった!中古で1冊300~400円で
一気に10冊手に入れたぞ!
と、昨日の戦果を素直に喜んでみたり…。

この雑誌、決して本屋で平積みされるようなシロモノではない。
1冊1,905円とロック系の雑誌としてはかなり高額だ。
表紙は雑誌タイトル以下、記事紹介など全て英語なので
輸入本に見えてしまうのもおそらく狙いなのだろう。
サブタイトルに
PROGRESSIVE ROCK,JAZZ ROCK,PSYCHEDELIC…and '70s spirits!!
と、編集方針が的確に表現されているのも清々しい。
内容的に最も評価できるのが、
記事のほとんどがサブタイトルに属するジャンルのCDレビューだ。
コレは凄い!いや、貴重な雑誌だ!

まあ、プログレッシブ・ロックやジャズ・ロックなんてのは
今じゃ完全にマイナーなジャンルだし死語に近い?
自分のような古参のロックファンしか興味を示さないんじゃないかな。
ピンクフロイド、キングクリムゾン、イエスといったビッグネームも
存在したものの、日本では昔から既にマイナーなジャンルだった。
そんな中、日本未発売のCDまでも
ジャケット写真付でレビューしてくれてるんだから
まさに神雑誌と言えよう!

で、そのレビュー文も結構クセがあり、
おそらく自分と同じ世代がやっているのだろうとわかるほど
当時の音楽状況を踏まえた上でのコメントがニヤリとさせられる。
まあ、かように同人誌的な存在ではある。
そこがイイんだよなー。また。

うう、でも中古でしか買ってやれなくてスマン!
だってサスガに高いよ1,905円は。
トホホ。


カミさんの苦労

2012年05月17日 07時33分14秒 | アニメ
アニメ番組改編の時期になるとカミさんの出動となる。
新番組の録画スケジュールを組むのだが
毎期、平均で20~25番組くらいを
レコーダーのタイマーに入力するのだから大変だ。

ならすと1日2番組じゃんとお思いのアナタは甘い。
これがケッコー放映が集中しているので重なりまくるのだ。
従って「同じ番組を他局の放映時に曜日ずらして録る」技(?)が
必須の行動条件になってくる。
ノートなんかに放映局を書き連ねて検討しなければならないのだ。
今でこそ3チューナーのレコーダーなんか当たり前の世界だが、
こちとらケーブルTVから貸し与えられたWチューナーだ。
重なっても2番組までなので、時には諦めざるを得ない作品も。

まず番組のホームページで
放映スケジュールや絵柄・ストーリーを確認。
時にはタイトルだけで「録るに値しない」と
カミさんのフィルターがかかるコトもあったりする。
それでもヤバイ(作品の量が多すぎる)場合は
第1話目を観てから視聴継続か否かを
2人でソッコー判断していくのだ。

まあ、第一印象でNGくらわして
後になって「録っとけば良かったああああ!」と悔やむ局面も
もちろんあったりはするが、そん時は再放送を願うしかない。
今期もので言えば「宇宙兄弟」。
原作も知らない自分は”アフロの主人公に萌えない”と
カウボーイビバップのスパイクは超オッケーのくせに
この番組をNG候補に挙げたのだ。
しかし逆にカミさんの強力なプッシュで思いとどまり、
現在では”残してて良かった”作品に。

また、過去に全く見逃してた「当然観るべき」アニメが
何の予告もなくフッと再放送がスタートしていて
ちゃっかり第1話目を観逃してから気づくといった
恐怖のシチュエーションもあるぞ。
最近では「ソ・ラ・ノ・ヲ・ト」がそれだ!
くーっ!あれは悔しかった!

で、当然レコーダーの容量もすごい勢いで減っていくので
これまた今度は自分が地獄だ。
CMや2話目以降のOPとEDカットをして
せっせとディスクに焼く作業が待っているのだ。
やれやれ。