メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

BOSEスピーカーをTVにつないでみた

2013年05月14日 20時47分38秒 | オーディオ
自分はどうもスピーカーLOVEのヒトであることは以前に書いた。
そーやって集めてみると、稼動してない(出来ない)スピーカーが
否が応でも出てきてしまう。もちろんスピーカーセレクターBOXなどで
切り替えながら全てのモノを聞き比べるという荒業も出来るだろう。
が、ここまできてセレクターBOXなどは持ってないのだ。
昔は音質劣化が気になって使う気が起きなかったが、
最近、それも瑣末な心配であることに気づかされた。今度買ってみよう。

で、今なのである。
劇場用に作られたアニメや映画、音楽DVDなどはサラウンド・システム
(居間のメインシステム)で再生するのだが、それ以外はフツーに
TVのスピーカーで聴いている。よく考えないでも稼働時間が一番長い。
ひょっとしてこれはもったいないかも。最近はデジタル放送で画質も
音質もアナログ時代に比べて飛躍的に良くなってるというのに。
TV付属のスピーカーの音質に不満があるわけではないし、むしろ
案外イイ音で鳴っていたりするのだ。ひと昔前の型だからスピーカーが
やけに大きく作られていて、現在の同じサイズのTVに比べて音質の点では
確かに優れているらしい(AV評論家の意見では)。

そこで未稼働のスピーカーのなかからBOSEのコンパクトサイズのヤツを
つないでみた。
まあ、想定内の音質向上である。低音域が広がり、奥行きのある音になった。
音楽番組などではより一層スピーカー交換のメリットが伝わってくる。
なんで今まで交換に思い至らなかったのだろう。
そうそう、念のために書いておくと、アンプなどは不要で
十分な音圧が得られるのだ。BOSE自体はそんなに音圧レベルが高いほうじゃ
ないんだけどね。TV自体の出力で全くOKというのはちょっと驚いた。
シャープのアクオスなんだけど、外部スピーカーをつないだ場合、
自動的にそれに適した設定になるらしい。ほんとかなー。
でもこうして良く聞こえてるのだから、
それなりの設定に自動変更したんだよな。実際。

未稼働のスピーカーの使い道としてはナイスなアイデアだと思うので
みなさんも試してみてはいかがだろうか?

「黄昏乙女×アムネジア」感想

2013年05月10日 23時20分13秒 | アニメ
アニマックスでの”イッキ見”シリーズで視聴。
実は本放送の時、冒頭の5分ぐらいで視聴を取りやめたアニメだったのだ!
脇役の女の子が、幽霊であるヒロインにからかわれているシーンが
自分のキライな「ぬらりひょんの孫」に出てくる
”妖怪クラブ(だったっけかな?)”の存在を思い出させて
「あちゃ!頭の悪そうなユーレイコメディか」と、早合点してしまったのだ!
いやあ、今回見直し出来て良かった!
実に感動的な恋愛アニメの傑作と言い切ってしまおう!
もう大団円では涙が止まらなかったぞ!

そもそも物語は終盤にいくにつれてドンドン緊張感を増していき、
5話ぐらいまでとは作品のトーンが全く違ってきてしまっているのだ。
ヒロインが幽霊になってしまった真相が明かされるくだりは
この作品の肝になる部分で、ヒロインの目から物語が語られていて
(文字通り、自分の手とか足元しか写らない”視界”で展開される)
映像表現的にも斬新であり、ヒロインの恐怖感もよく表わされている。
いわゆるホラー作品の要素もあるので、その時々の表現方法も
月並みではなく、新鮮に感じられた。

それでいてコメディ部分も、女性陣の水着姿やメイド姿、果てはヌード姿と
エンタテイメントとして怠りは無い。
キャラデザについてもシリアス/コメディの両方でも十分イケる
キャッチーなもので、特にヒロインについては素晴らしいの一言。
そう、自分はこのヒロインに惚れてしまったのかもしれない。
だって幽霊のクセに、主人公にとっては生身の人間と同じで
ちゃんと触れるし、キスだって出来るんだぜ。
そんな彼女の胸を誤って”揉んで”しまった時、
「また触ってくれた」なんて言われたらイチコロだろ?!…だろ?

このアニメのように後半”化ける”作品にはいくつもあってきたが
耐え切らずに途中で観なくなってしまったものの中にも
実は傑作が混じっていたのかもしれないなあとしみじみ考えてしまった。
でもまあ、冒頭でコッチ(自分)の琴線に触れて来ないんだから
仕方ないっていえば仕方ないよな。

霧江さんが主人公になるコメディ・タッチの最終話をどうみるか。
12話までの盛り上がりの余韻を見事にブチ壊す強力な一話だが
”イッキ見”みたいな続けざまの視聴では注意が必要だ。
おそらく本放送で1週間の間をとれば、かえって口直し的な意味で
さらにキャラクターに親近感が湧く展開になったのだろうが。

それにしても思いがけず”感動的な”傑作に出会えたぞ!


「黒子のバスケ」感想<完全版>

2013年05月07日 23時52分24秒 | アニメ
う~む。前回と同じ<途中>というキャプションをつけたいぐらい
途中で終わってる作品だな。2期の製作もあるとかのうわさもあるが。
とっとと始めて欲しいぞ。まったくもう。面白いんだからさ。

でもさー、これって登場人物の能力スゴ過ぎ。主人公のいるチームは
ライバル校に比べてイマイチ弱い感じがするのだが、ナントカ勝てている。
…っつーこのテのスポーツものの王道的設定ながら、イザ終わってみると
「よく勝てたよな」的な。自分らが下した敵チーム同士の戦いを
偵察していた時に思わずメンバーか誰かがそんなこと言ってたし。
まさに自己ツッコミ。主人公格以外のメンバーを、どんなに常人に描こうとも
結局全員超人的な強さを持ってるってコトになるんだよね。
だって「奇跡のメンバー」が相手だぜ。そう考えちゃうとチョットな。
「おおきく振りかぶって」という野球アニメの”リアルっぽい”
戦力分析の表現が出来ている作品と同時進行で観ていると
いかに「黒子のバスケ」が超人列伝化しているかがわかる。

いや、それが悪いわけじゃないんだけどね。
「テニスの王子様」果ては「リングにかけろ」みたいになって欲しくない
からこその懸念なんだな。あそこまでいくと”能力”が芸風にみえてきて
笑えちゃうじゃない?でもそれに向かう傾向は「奇跡の」なんて形容を
使ってスタートした時点で決定的な気もするな…。


「ロボテクスノーツ」感想

2013年05月06日 23時29分05秒 | アニメ
これもビミョーなアニメだなあ。正直、前半は面白くなかった。
このブログの熱心なフォロワーだったらお気づきだと思うが
自分はこの作品に出てくるような
”さしたる実力もないくせに自分こそ正しいとばかりに騒ぎ立てる女子”が
大嫌いである。実にうっとーしい。よく視聴打ち切りにしなかったなあ。
そこはたぶん、「IGがやってるし、さすがにこのままでは終わるまい」という
かすかな伏線が張られていたからだと思う。
でもまあ、上述した女子が出てくるので感想としては”残念”な作品扱い。

後半の展開に向けて、もう少し前から、話を緊張感のある方に
持ってっといたほうが良かったんじゃないのかなあ。
巨乳のコンビニ姉さんが海に落とされるエピソードで、
いきなりダークな雰囲気になって「キター!」どころかポカーンだよ。
作品全体で犠牲(死んだ)になったのって彼女独りだぜ?
なにも殺さなくても良かったんじゃないの?結構好きなキャラだっただけに。

”ロボットづくり奮戦記”と”マッドサイエンティストの人類破滅計画”が
ブレンドしきれていないので、ひょっとしたら2つに分けて
話を作ったら面白かったのかもしれないな。
全体を俯瞰するとオススメ出来る作品ではなかったけど
決して嫌いなアニメではないんだよね。
惜しむらくは、もっとフラウに光を!ってとこかな。でゅふふ。

「イクシオン サーガ DT」感想

2013年05月03日 21時38分40秒 | アニメ
最初は正直ナメてました。
キャラデザがスキじゃなかったのと、ありふれたギャグも寒くて。
それと、タイムスリップのファンタジーものも、他のアニメで
大量放映されてる時期と重なったのもイケなかった。
しかもヤオイ系というかBL系というか、腐女子の飛びつきたくなるような
エレクの部隊な。大体主人公のリアクションも一般的過ぎて
一番キャラたって無いじゃんかよ!
でも、なぜか視聴を続けさせられるような魅力があったんだよな。

それは姫の存在感だったかもしれないし
時折、鋭いギャグが展開されたからかもしれないし
主人公そっちのけでエレク部隊中心に話がすすむ無秩序ぶりだったかも
しれないが、やはり登場人物のキャラクターづけが非常にしっかりしていた
からだと思う。何気にこれって、けっこう難しいハードルを
クリアしている事に他ならない。ストーリーはともかく、
登場人物さえいれば、勝手に話が進んでいってしまうというほどの
キャラクター設定は、ベタだろうがなんだろうが
このアニメについて言えば最強の武器になっていたと思う。
そう、この物語はストーリーの進行よりも、キャラを際立たせる為の
エピソードの積み重ねで出来ていたのだ!

さらにさらに、こういった構造を引き立たせたのがオープニング、
エンディングを両方担当したゴールデンボンバーの楽曲だろう!
実にキャッチーで素晴らしかった。背景のエレク部隊のカットも
水を得た魚のようにヌードだったしな。

と、いうことでブルー・レイに残してもいないこのアニメ、
なんだかんだで結構ハマって観ていた自分に気づく。
う~ん!面白かった!


「THE UNLIMITED 兵部京介」感想

2013年05月02日 07時23分45秒 | アニメ
上のイラストのキャラがこの作品の感想を代表している。
期待感は毎回あるのだが、どうも思ったように盛り上がらない。
いや、逆に先が読めてしまって「ここまでか…」で終わってしまうみたいな。
原作漫画は面白いのだろうか。

オープニングとかエンディングは非常にセンスが感じられて
いやがおうにも期待感を高まらしてくれちゃう反面、背景がいかん!
今やマイナーなプロダクションでも乗り物あたりはきっちりCGを使って
デッサンをキープしているのがフツーなのに、このアニメときたら
ふた昔前ぐらいのお粗末な手書きでナントモ残念な感じなのだ。
特に自動車(乗用車、トラック問わず)がまずいでしょ。あれじゃあ。

まあ、敢えて(?)キャラデザも古臭い雰囲気で仕上げられていて
かえって印象的になっているのは良いと思う。
その辺は「K」や「コードブレイカー」なんかとは対照的だ。
同じ超能力モノでもあっちはリアル追求型(劇画の部類?)だが、
こっちはいかにも漫画マンガしていて”いかにもSFでござい”的な。
それだけに、もっと人物の表情とかアクションとか大袈裟に出来たろうに。

そう思わずにいられないのは、主人公の兵部が圧倒的なチカラを持っている
にもかかわらず、やや控えめなアクションだからだ。
どちらかというと飛んだり跳ねたりとは無縁の性格っぽいが
最終回近くのアクションぐらいは、毎回観たかったかなあ。

なんだかんだ批判じみて書いてはいるが、期待があったればこそだ。
面白かったのに”惜しい”ってコトで。