普段使わない知識、ましてや子供の頃に学校で学んだものなんかはもの凄いスピードで忘れ去ってしまう。
(例えば、√の計算だとか物理の法則式、世界史の年号などだ)
ところが、九九とか簡単な英語なんかは覚えてるよな。
これは、もはや日常の生きる上での基礎知識になっているからだと思う。使うからね。
だが、ファースト「ガンダム」の台詞となるといかがなものだろうか?
今期の深夜アニメ「それでも世界は美しい」(“花とゆめ”に連載されている少女漫画が原作)を観ていたときに
あのシャアの台詞「…認めたくないものだな。若さゆえの~」のアレンジ・バージョンを
脇役の長老が喋っているのにはビックリした!
だってベースが少女漫画で、今、やってる漫画だぜ?そんな古いネタ使って誰が判るよ?
そりゃあ「ケロロ軍曹」なら話は別だが。
果たして原作にそんなシーンがあるかどうかは問題ではなく、
“パロディ”としてファースト・ガンダム(以下、“ファースト”)の台詞を使っても良しとする
監督及びスタッフの意向があったから実現したのだ。いわば確信犯だな。
それとも、意識しないでそういう台詞が自然と出てきてしまい、脚本化されたのか?
若いスタッフなどはそれと気づかずにスルー?
今、現場の制作に関わっている世代の上のほうはファーストを観て育った世代だと思う。
だからといって簡単に“そんな台詞”が出てくるとは。
しかもそれを“受け狙い”で引用しようなどと思うものなのか?
まあ、自分のように判るヤツもいるだろう。そう、いわゆる潜在オタクだ。
ファーストの最初の再放送(17:00台)をしてる時期(ファーストがブレイクするきっかけとなった)に
「月刊OUT」というアニメ誌があったが、その人気の中身はファーストや宇宙戦艦ヤマトなどのパロディだった。
もちろん学校でもそんな“うちわ受け”を狙って頻発させていたし。
そういった環境下で育つと、反復学習のようにその当時の“名セリフ”と言われたフレーズが頭に染み込み
大人になった今でも九九と同じレベルで覚えているのではないだろうか。
しかも、絶えずあらゆるアニメ作品でチョイチョイ引用されているので忘れにくくなっているという…。
その総括が「ガンダム・ビルドファイターズ」とか「ケロロ軍曹」だな。
これも延々と続く反復学習の一種だろう。
考えてみれば恐ろしいサンライズ学習計画である。
もちろん富野監督独特の“芝居がかった台詞まわし”も好んで引用される要因だろう。
あの印象的な脚本、フレーズが無ければこうは流行らなかったのではあるまいか。
同期のファースト・ヤマトの台詞パロディの風化が著しいのは
そうした印象に残る台詞が無かったからに他ならない(敢えて断定しよう!)。
ケロロはもう観てないけどな。時期のビルド~も観ない予定だ。
でも、ファースト珠玉の名セリフ群は忘れる事は無いだろう。…多分。
ちなみに今後、こうした台詞のパロディが予測されるのは「ジョジョ~」だろうな。
(例えば、√の計算だとか物理の法則式、世界史の年号などだ)
ところが、九九とか簡単な英語なんかは覚えてるよな。
これは、もはや日常の生きる上での基礎知識になっているからだと思う。使うからね。
だが、ファースト「ガンダム」の台詞となるといかがなものだろうか?
今期の深夜アニメ「それでも世界は美しい」(“花とゆめ”に連載されている少女漫画が原作)を観ていたときに
あのシャアの台詞「…認めたくないものだな。若さゆえの~」のアレンジ・バージョンを
脇役の長老が喋っているのにはビックリした!
だってベースが少女漫画で、今、やってる漫画だぜ?そんな古いネタ使って誰が判るよ?
そりゃあ「ケロロ軍曹」なら話は別だが。
果たして原作にそんなシーンがあるかどうかは問題ではなく、
“パロディ”としてファースト・ガンダム(以下、“ファースト”)の台詞を使っても良しとする
監督及びスタッフの意向があったから実現したのだ。いわば確信犯だな。
それとも、意識しないでそういう台詞が自然と出てきてしまい、脚本化されたのか?
若いスタッフなどはそれと気づかずにスルー?
今、現場の制作に関わっている世代の上のほうはファーストを観て育った世代だと思う。
だからといって簡単に“そんな台詞”が出てくるとは。
しかもそれを“受け狙い”で引用しようなどと思うものなのか?
まあ、自分のように判るヤツもいるだろう。そう、いわゆる潜在オタクだ。
ファーストの最初の再放送(17:00台)をしてる時期(ファーストがブレイクするきっかけとなった)に
「月刊OUT」というアニメ誌があったが、その人気の中身はファーストや宇宙戦艦ヤマトなどのパロディだった。
もちろん学校でもそんな“うちわ受け”を狙って頻発させていたし。
そういった環境下で育つと、反復学習のようにその当時の“名セリフ”と言われたフレーズが頭に染み込み
大人になった今でも九九と同じレベルで覚えているのではないだろうか。
しかも、絶えずあらゆるアニメ作品でチョイチョイ引用されているので忘れにくくなっているという…。
その総括が「ガンダム・ビルドファイターズ」とか「ケロロ軍曹」だな。
これも延々と続く反復学習の一種だろう。
考えてみれば恐ろしいサンライズ学習計画である。
もちろん富野監督独特の“芝居がかった台詞まわし”も好んで引用される要因だろう。
あの印象的な脚本、フレーズが無ければこうは流行らなかったのではあるまいか。
同期のファースト・ヤマトの台詞パロディの風化が著しいのは
そうした印象に残る台詞が無かったからに他ならない(敢えて断定しよう!)。
ケロロはもう観てないけどな。時期のビルド~も観ない予定だ。
でも、ファースト珠玉の名セリフ群は忘れる事は無いだろう。…多分。
ちなみに今後、こうした台詞のパロディが予測されるのは「ジョジョ~」だろうな。