2階(4畳半)の天井に取り付けてあるのを、1階(6畳)のAVルーム(居間)に移設した。
なぜか。
NHT-SB3の音質がジンガリの延長線上であったので、コイツを外して
新入(JBL Control1 Plus)や今となっては珍しい音質のテンモニなんかとローテーションを行ったのだ。
それにあたり前の記事でも書いたように、2階で鳴らすイタリアーノの音が
そりゃあもう恐ろしいぐらいに自分の好みであったので
動かすのがメッチャ怖かったと追記しておこう。
で、イタリアーノをAV、オーディオ、夜間用の
どこのポジションに持っていくかで当然ながら設置場所が変わってくる。
そこで考えたのがやはりBOSE 1705IIという101専用アンプにつないでみたい!ということだったので
夜間用のポジションに決まりだ。
歴代の夜間用スピーカーは、マイクスタンド型のDENONのスピーカースタンドに設置してきたが
実はコレ、聴くときには右側のスピーカーを所定の場所に移動しなくてはならないという
非常にめんどくさい状況であったのだ。
右側のポジションは丁度この部屋の入り口正面になっているので常設は出来ないのだ。
そこで出てくるのが「ナントカ常設がしたい」という願望だ。
むむう。これはもうBOSEの取り付けオプションを使って
どっかの”フチ”にでも取り付けるしかあるまい。
天井ではある程度音量を上げなくてはならないので夜間用とは言い難くなってしまう。
とまあここまで書いて言うのもナンだが、
実は取り付け条件ありきでイタリアーノの1階抜擢人事(笑)が考えられたのだ。
取り付けた状態は自分が真ん中に座ってこんな感じ。↓
(※スマホあたりでこのブログ見ちゃうと3枚並んで貼ってある写真がバラけると思う…)
3人掛けソファの両はじに取り付けているので
もうバキバキのニア・フィールドリスニング状態である。
夜間用という事であれば理想的なポジションではなかろうか。
実際の音質はどうか?
2階で鳴っていた時と同等の感動は得られるのか?
ここでまた皆さんに
このスピーカーの素晴らしさをお伝えすることになる!
もちろん再生するソースに非常に左右されるが
信じられないぐらいに音像に奥行きが出る時があるのだ。
「奥に見える(反対側の壁側に設置してある)スピーカーも同時に鳴らしてんじゃないの?」
と思っちゃうぐらいだっ!
これは自分の”脳内補正”のせいかもしれないが
それにしても鳴り方としてコントロール1やウッドコーンあたりと全然違う。
主に低域を中心としたボトムの音が後方に広がり、
ヴォーカルなど、リードをとる音がふわりと近くに像を結ぶカンジ。
ちなみにソースが悪いと
耳に直接音が飛び込んできて鼓膜が疲れるというか
BOSE博士の音響理論もへったくっれもなく
ただ音が近くで鳴っていてヤカマしいだけっつーか。
まあ、こういう聴き方も一種邪道のうちだろうから
こういう反応が普通なのかもしれないな。
ただ!
間違いなくこのスピーカーのケミストリーは存在する!
やはりサイドにあるエアロポートが有効なのだろうか?
外側に向けると全くいいトコロ無くなるし。
でも向きについてのメーカー側からの指定はなかったように記憶している。
オーディオ評だったかなんかで内側にポートを向けるのを
推奨しているのはあったような…。
ま、実践あるのみだけどな。