メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

14年秋アニメ 中間での感想

2014年11月30日 13時48分50秒 | アニメ
なんか“量の割には…”的な秋の作品群というのが現状か。
絞って観ないから印象が散漫になり、ロクな感想がもてないというのもあるかもしれん。
録画(視聴)している作品の感想を大雑把に書いていこう。

「寄生獣」 …めずらしく原作既読だが、アニメはかなり展開が早い感じでメチャ面白い。
実写版も面白そうだなあ。
「甘城ブリ~」 …カミさんのウケは悪いが、メチャ面白い。ファンタジー・ネタだが
わりとマトモな展開?
「サイコパス2」 …タツノコは絵が荒いか?内容は前作にも増して謎が多くてメチャ面白い。
茜さんも立派に成長してるぞ。OPは神と言っていいな。
「四月は君の~」 …こういう恋愛物はツライよな。登場人物みんなイイ奴ばっかだから
全員で幸せになって欲しいものだ。メチャ面白い。
「Gのレコンギスタ」 …登場人物がナニ言ってるのか理解できない。富野節炸裂だよなあ。
後々に「あ、コレの事言ってたんだ」と判るあたり…。面白い。
「天体のメソッド」 …展開が疑問。UFOの謎を早く言ってよ。世界観がを有効に使えていない感じ。
カミさんは愛想を尽かしてしまった。イマイチ。
「ガールフレンド(仮)」)…視聴やめようかな。頭に残らないアニメ。
「繰繰れ!~」 …カミさんが主人公に拒否反応。ギャグ一辺倒というわけでもないのが残念。まあ面白い。
「牙狼~」 …このキャラデザが良い。昔の東映アニメみたい。父子2人で旅というシチュエーションがバツ。
またオヤジのチャラいキャラ設定が少々ウザイ。今後の展開が期待できるので面白い。
「デンキ街の~」 …カミさん拒否。登場キャラがみんなユルイ脱力系。もう少し何とかすれば…とも思う。
惰性で観てる。
「テラフォーマーズ」 …やってることは「アカメが斬る!」と同じで殺人トーナメント。
相手が虫だからなー。感情移入ができないんだよなー。それでもまあ面白い。
「セレクター2」 …前シーズンより面白いが、やはり暗い。ここまで暗いとうっとおしいかも。
「チャイカ2」 …キャラはみんな好きなんだけどなー。展開にスケール感がないんだよね。
チャイカのしゃべり口調がハナについてきた。まあ面白い。希望!過激展開。
「トリニティセブン」 …エロよりストーリー展開しろよ。これも見事にハーレムだよな。
カミさんもここに来て視聴中止に。でもまあ酷い出来でもなし。見続けるぞ。
「魔弾の王と~」 …絵が雑な回が出てきてるのが心配。話を詰め込みすぎなのか
主人公の成長物語が上手く表現できていないみたい。だが面白い。
「神撃のバハムート」 …こりゃ絵は劇場クオリティだが、話的にはイマイチかな。
それとアフロヘアはどうなんだ?自分的にはOP曲が神レベル。
「ワールドトリガー」 …バハムートに並んでOPが神!中身も大変面白い。
「グリザイア~」 …思っていたのとチョット違う方向かな。ここ何話か見ていない。
展開は結構エキセントリックに進むと思うんだけどなあ。今後に期待。
「曇天に笑う」 …どんどん話が良くなっていく。最初から飛ばせよ。面白い。
「七つの大罪」 …カミさんイチオシ。原作絵の再現性強し。面白いが自分的に気になるのは
主人公って悟空キャラまんまじゃん?ポークちゃん最高!
「結城友奈は~」 …イマイチ乗らないなあ。面白いんだけど。
「失われた未来」 …完全に惰性。やめてもいいけど。
「クロスアンジュ」 …これからが本筋?サンライズもお色気でGOってか。まだ次週への引きがないが面白い。
完全に2クール以上じゃないと回収しきれない設定…だと思う。
「俺、ツインテール」 …カミさん拒否。ハーレム展開かと思いきや、なんだよギャグだったんかい。
フツーに面白いぞ。
「暁のヨナ」 …ここのところ我が家のウケがいい花ゆめ路線。少々ユルイが面白い。
主人公の存在がまだまだ弱い。弓弾いてメッチャ強くなるんだろうか。
「オオカミ少女」 …そもそも友達つくるのってそんなに大変な時代なのか。最近の少女漫画は
この視点からまず入るのが興味深い。恋愛の展開は想定内だが面白い。
「SHIROBAKO」 …進行さんって大変だな。これ観たらアニメ会社に入ろうってヤツいなくなるんじゃ…?
モヒカンはクビ!自分的には許し難い素行・言動の数々。これもメチャ面白い。

秋の新作とは違うが
「アカメが斬る!」 …完全な消耗戦に突入。前半からは考えられないハードな展開に目が離せない。
クロメのゾンビ召喚はチートじゃん?人数増えるし。
「白銀の意思アルジェ~」 …XEBECもやるようになった!後半の群像劇が面白い。
もうちょっと心理描写が上手ければな。あと時々作画がヤバイ。
「弱虫ペダル」 …1大会で少々引っ張りすぎ。メンバーが何回もスーパーサイヤ人化している。
まあ、このテのお約束だね。御堂筋くんの過去話には笑ったが、お母さん美人。問題は父方か。
「ダイヤのA」 …案外リアルな展開にびっくり。これも目が離せないアニメだ。
闇雲に主人公が目立たないというのも最近のスポーツもののトレンドか。

こんなところだろうか。
な?ハードディスク何テラあっても足りんわ。

JBL CONTROL 1  期待通りの鳴りっぷり

2014年11月28日 07時28分27秒 | オーディオ
実はYAMAHA 10MMの音質に愛想が尽きて売り払ったのが
JBL購入のきっかけである。
10MMはオリジナルの”テンモニ”あったればこそのミニチュアで
まさにヴィジュアル重視で音質の事など検討されてなかったのでは?
…と思われるほどのデキだったと敢えて断言しよう。

10MMは、確かサラウンド用かなにかでデビューしたように記憶している。
購入した当時も「音はよくない」とブログに書いているが
それでもスピーカーLOVEの自分としては
憧れのテンモニを模したコイツがあるだけでナニかほっこりしていたらしい。
が、それもオリジナルのテンモニ(10MXではあるが)を手に入れてしまえば
まさに用無しの存在となったのだ。

で、夜間の小音量時にそれなりの音がするSPの中古はないかなあと
リサイクル・ショップを漁りはじめたのだった。
その時点でJBLのCONTROL1はぼんやりと候補に挙がっていた。
型番は忘れたがTEACの同軸型のヤツも小型で良いなあとも思っていた。
と、いうのも過去にリサイクル・ショップでどちらも見かけていたからだ。

さっさと10MMを売りさばいてSPのコーナーを見てみると
CONTROL1 EXが置いてあった。価格は13,000円。
ググって中古の相場を確認したところ、まあまあな値付けだ。
ところが自分の予算的には1万円以下というのが
ぼんやりとした金額だったのだ。
なぜか?
ほとんど稼働しなかった10MM(購入価格は3,000円!)の後釜である。
その身代わりとなれば7~8千円ぐらいで見つけたいという…。
従って、状態は良さそうだったがそこで見たJBLはNGとした。

ところがググっている最中に
”エッジ貼り替え済み”で7,000円というCONTROL1をヤフオクで発見してしまったのだ。
入札者はいない。
この時、他に出品してあるCONTROL1やEXも見たのだが、いずれも入札者がいなかった。
まあ、SPの種類も沢山ある中で、誰もが自分の関心とシンクロしているワケでもあるまい。
ならば、状態と価格で選びたい放題ということだ。

一番いいなと感じたのは
エッジ貼り替えはもちろん、ネットワークやコンデンサまで交換し、
”匠の技”でオリジナルよりも音質UPを図っているという出品モノだ。
但し、さすがに16,500円もしている。
ここは基本に立ち返り、
「おいおい10MMの後釜選びだぞ。上をみたらキリがないぞ」
という”冷や水”を自分に浴びせかけた。

で、結局7,000円のCONTROL1にターゲットを絞り
数時間後に自分以外の入札なしで落札したのだった。
久しぶりにヤフオクに参加したが、
やはり終了前5分間は緊張するな。
人気の品はこの数分間でイキナリ入札者が殺到したりするからなあ。
過去にはニガい経験もしたし。

実際にブツが届き、早速鳴らしてみると
メッチャ籠ったような音質で、BOSE121比較では
まるでハナシにならないようなシロモノに聴こえたのだ。
「やっちまったか?」と思いつつ
サスガにJBLってこんなもんじゃないだろうと調べてみると…
なんと片方のSPのツィーターから音が出ていなかったのだ!
あせって出品者に連絡し、
他に出品してあった同等品と交換してもらったという
アクシデントもあったのだ。

改めてBOSE121と音質比較してみる。
ほほう。
一聴ではそんなに質の差は感じない。
いやはや、ツィーターひとつでこんなにも
音の差があろうとは…。

JBLはBOSEよりもドンシャリ型と感じる。
音が華やかで押しのある音の出方だ。
反面、BOSE121ってこんなイイ音してたのかと感心してしまった。
小さいのに、シングル・コーンなのに
極めてオーディオ的に懐の深い鳴り方をする。
普段はコイツより大きなSPと比較してばかりいたので
(しかもオマケ的な聴き方だったりして)
気づいてあげることができなかったが
分解能もあり、2WAYのJBLよりも明らかに勝っている。

じゃあJBLがダメなのかというとそうではない。
この派手な音は冒頭の写真のように身近に寄せて
小音量で聴くにはとても適しているのだ。
まさしく狙い通りのキャラクターで鳴ってくれている。
小音量で迫力のある再生音というのは
実はケッコー難しい注文だと思うのだが
まだまだ聴き始めて間がないが及第点だ。
10MMの後釜としては出来過ぎぐらいだな。

BOSE同様、このCONTROL1も音量を上げてガンガン鳴らすと
また化ける可能性もあると思う。
ネットでの評価ではそうした鳴らし方で真価を発揮するSPらしい。
ウチでもまたそんな機会もあるかもしれないが
今は深夜対応SPだ。

右足もダメじゃん!

2014年11月27日 01時40分08秒 | 日記・コラム・つぶやき
次々と問題が発生するぞ。
今度は痛めてなかった“右足”が痛い!Σ( ̄□ ̄;)!!
それも経験からいって左足と同じ症状だな。
やれやれだぜ。

他人の健康状態なんざ、さしたる興味もないと察するが
一応、骨壊死と診察された左足の続報を書こうと思う。

医者もネットでの情報も「痛みを完治させるには1年~2年がかりの場合もある」
ということで、今でもどんよりと痛いのだ。
小走りや、長い階段を昇るという行為なんかは、状態を悪くしそうでやりたくない。
ところが!そうこうしているうちにマトモな右足に負担がかかり
上述したように右足もイカれちまったってワケだ!

医者に行ったところで何にもしてくれないので
ただ安静にしているだけ。
この安静というのがクセもので、左足がイカれて半年間運動が出来ず
5Kgも太ってしまったのだ。

そこであせった自分は1ヶ月ほど前に
なんとウォーキングを始めてしまったのだった。
それも疼く左足を庇っての強行軍だ。
案の定、コレがイケなかった!まんまと右足も痛めてしまったというワケだ。
始めてから2週間でアウトだったね。
まあ、それまで半年間、無理させっぱなしの右足だったからな。
間違いなくウォーキングが引き金だろう。
後悔先に立たずとはこの事だ。

てな事で、現状は両足が痛い(しかも右足はとてつもなく痛い)
足の不自由なヒトになってしまっている。
なんか今更恥ずかしいので、杖をつく気にもならないし。
さあて、どうすっかな。

iPhone6が出てる中、敢えて5Sを選択!

2014年11月25日 14時48分18秒 | 日記・コラム・つぶやき
iPhone6の概要が判るまでの理想(希望)はあった。
“HD容量は64Gぐらい欲しい。”
たったこれだけのつつましい希望だ。
現行のiPhone5での不満はそこだけだからだ。
音楽プレイヤーとしての保存曲数を稼ぎたいという点さえ我慢すれば
もう2年使い続けたって良いとさえ思っていた。

ところがiPhone6である。
5Sよりもデカく、さらにPLUSとかゆうフザケたサイズのも同時発売だ!
なんてこった!
自分的には4Sのサイズが好きだったので
スマートフォン初買いの時、アップルつながりでiPhone4Sを買いに行って
店員さんに「もうすぐ出るiPhone5のほうが絶対イイって!」と勧められ
iPhone5を予約した経緯がある。
マシンの速度とかあるだろうが、ゲームなんか殆どやらない自分にとって
4Sのサイズが丁度イイのだ。

最新機種なんていつでも手に入るのだから
“自分の狙ったもの”を最後まで追求するべきだったという後悔がある。
「買わなくて後悔するよりも、買って後悔」というオタク座右の銘もある。
今度の局面だって、まさしく2年前と同じではないか?
ここは初志貫徹で5S狙いだああ!

1万円引きのクーポンと現行機種の下取りで
実質0円に近い出費というのが理想だが果たしてどうだろうか?
地元のauショップに確認すると、16Gしか5Sは置いてないし、
出費はざっと5千円/月程度だという。
おおよその相場が判り、なんかのんびりした気分になってしまい
それから1週間後ぐらいしてiPhoneのバックアップをPCにとり、
機種変更に行こうと、またそのauショップに電話をかけてみると…。

「予約とかしてなかったのですか?もう完売です。」
なんてこった!
いやな予感がして、近隣(車で片道20分圏内)のauショップに
かたっぱしから電話確認するも、全て売り切れ状態だった!
なぜ近隣かというと、その日は夕刻に新宿で飲み会があり
その席では“バックアップを復元した完璧な状態のiPhone5S”を
携帯していたかったからだ。
ショップでは最低限のTEL&メール機能しかつけてもらえないのだ。

うう…。復元はもうあきらめた。
主要な待ち合わせ相手のTEL番号は今のうちにメモしておくしかない。
とりあえず5Sの確保だけはしておかないと刻一刻と現品が売れてしまう。
本日の目的地である新宿の“ビックな店舗”なら在庫はあるだろうと
完全にタカをくくって電話をかけてみれば「完売」だの
「明日入荷予定」とか、新宿は全く使えない状況だ!
と、その時のカミさんの一言。「池袋も大きなauショップあるよ。」

これだ!途中下車すればいいだけのハナシだ。
で、果たして駅近くのショップにTELしてみると
「はい。5Sはどのお色、HDの大きさも全て“潤沢に”ございます。」だと!
いやったあああ!
で、飲み会の待ち合わせ時間ギリギリに契約(待ち時間入れると3時間!)が完了し
無事に5Sユーザーとなった。
金銭的な問題で、HDは16Gの現状維持。色はシャンペン・ゴールドにした。
月々の出費は1,800円と、0円とまではいかなかったが
まあまあの着地点だろう。

以前にも書いたが、
ミュージック・プレイヤーの曲目シャッフル機能は、
保存曲が均等にチョイスされるのではなく
どうやらタイトルのアルファベット順にシャッフルされる傾向があるため
iPhoneに収録してある曲数が増えたところで、
普段聴いていない(選ばれていない)曲目が選ばれやすくなるなんて事はないのだ。
16Gのうち8Gを音楽に充てているので、常に新鮮な曲を聴きたいのだったら
その8Gの単位で、定期的に中身のアルバムを入れ替えたほうがよっぽど効果的なのだ。
と、自分にいいきかせて納得している。

一度大きなサイズになっちまったら
もうサイズUPこそすれど、サイズ・ダウンなんかしないんだろうなあ。
自分的には5Sの大きさでギリなので
2年後、4年後にはアンドロイドなんかもアリかもしれないなあ。
…よく知らんが、アンドロイドも何気にデカイよな??

やれやれだぜ。

スピーカーの寿命に想う

2014年11月23日 16時06分05秒 | オーディオ
やはりウーファー部分のエッジがカギを握るのだろう。
設置環境や使用状態にも大きな影響をうけるのだろうが
発砲ウレタン製であれば10年弱ぐらいでダメになったという記事をよく目にする。

ヤフオクでゲットしたMac CUBE G4に付いてきた透明のスピーカーのエッジがそんな感じだった。
もうボロボロで穴まで空いていたのだ。しかも気になって指で触ろうものなら
その場で傷口がどんどん広がってしまうという脆弱さだ。
ところが不思議と結構マトモな音が出ていたんだよなあ。

その後、ウチにあったセーム皮を張り替えてみたのだが
専用の素材でもなかったので、まず張り替えるのが一苦労。
完成後も「やっちまった」感が漂う出来栄えと音であった…。
トホホ…。ボロボロのエッジの時のほうが音がよかったなんて…。
まあこれで判ったのは、”エッジ貼り替えは結構ムズカシイかも”ということだ。
オーディオ・スピーカーなら業者任せが安心だな。自分的には。
でもそういった技術料は高くつくのが定石なので、
新しいSP買ったほうが良いという判断になってしまうな。

先般、JBLのSPがリサイクルショップにあり、やや食指が動いた時があった。
「エッジ張り替え済」というコメントがあったので、早速サランネットを外してみると…。
むむう…。シロウトが張り替えた感満載で、お世辞にも「上手く張り替えてある」とは
とてもじゃないが言えない残念な見栄えであった。
シワが寄っちゃったり、接着剤の塗りムラ?みたいなのが目立ってたりと
リサイクルショップでの買取査定の低さが伺える販売価格であった。
その時点で”さよなら”だったが、1ヶ月近く経った今でもまだ売れていない。

さて、BOSEのSPはクロスエッジみたいなので
平気で20年後も問題なく鳴っていたりする。
なぜ他のメーカーも経年変化に強い素材にしないのだろう?
買い替え需要が発生したほうが、例え再び自分のメーカーの製品が選ばれなくても
業界全体の需要が増すわけだから、まあいいのか…。

ジンガリなんか高級スピーカーのくせしてウレタンエッジみたいだし。
NHTもそんな感じだ。
単に”音質追求の結果”なのか?まさかワザとではないだろう?

「エッジの張り替えで音質が向上した」というハナシも良く聞くが
果たして本当だろうか?
どんどんエッジが痛んできているのだから、そのあたりの音質の記憶が残っていて
張り替えで”以前よりもマトモな音質”になったのを
「本来の音質よりも向上した」と勘違いしているだけではないだろうか?
いずれにしてもオリジナルの製品とは違った音質になってしまっているのだけは確かだ。
それが現状で満足できる音であったらそれにこしたことは無いが。

自分なんかは”音質追求派”と自負はしているくせに
SPのセッティングに問題があったり、聴くソースがそもそも悪かったりと
非常にいい加減なスタンスである。
もしも理論的に”原音追求”していくと、色々な音色などは余計なだけで
徹底的に音質にこだわったスピーカーに収斂されていくような流れになると思う。
そうなると”SPを切り替えて音色を楽しむ”という
現在の自分を否定しているコトになってしまう。

以前のブログでも書いたが
結局自分は”自分好みの音”を追及しているだけなので
その時夢中になっている音楽ソースに左右されがちな「音質追求」野郎なのだ。
そうそう、「”音色”追及」という言葉にすれば矛盾が無いかな?
従って、SPは多ければ多いほど楽しいのだ。
中にはセーム皮でエッジ修復したSPがあるってのも全然ありだが
”オーディオは顔が命”。美しく修復されていれば、
オリジナルの製品と音質が違おうと、音色さえ自分好みならオッケーだ。

そうなってくると
定期的に?「SPが痛んだので新しい(機種)のに買い替える」のは
むしろウェルカムだな!
寿命が来なくたって買い替えるんだからさ。

Zingali OCM-106 実力発揮出来ない現状

2014年11月21日 04時00分41秒 | オーディオ
なんか納得がいかない状況が発生している。
フライングモールCA-S10をつないだ2階のオーディオ・システムの事だ。

アンプが変わってもボーズ101ITは良いのだ。相変わらずイイ音で鳴っている。
問題はジンガリのOCM-106だ。
なんと明らかに101ITの音の方が自分好みなのだ。
直接の感想を箇条書きで書いてみようか。

ボーズ101IT
・音が華やか
・高音、低音とも不満なく出ている感じ
・透明感あり

ジンガリOCM-106
・音に感動が無い
 →ホーンのツィーター部分から出てくる音に生彩が無い感じ
・低音は周波数的にちゃんと下まで良く出ていて馬力はあるが故に中高域が負けている
・こんなハズでは…という戸惑いが先に出て素直に聴けない

という何やら最後の方は感情的にダメな雰囲気だ。
CECのアンプと共に、ジンガリまでもが何か不調を訴えているのだろうか。
以前はこんな不満は抱かなかったのに!



まあ、ここで冷静になると
音質的にはどちらが正しい音(録音に忠実な再生)かというと
どちらも×なのだろう。
ボーズの華やかさは尋常じゃない。
また、ジンガリも自分のリスニングポイントがニア過ぎて
ホーンの志向性から外れている感があり、マトモなヒアリングテストにはなっていないと思う。
そう、明らかに近すぎるのだ。

4畳半の板の間の正方形で、しかも机のイスをくるりと回転させて
反対の壁面に置かれたSPを聴くという構図。
SPとの距離は2メーターほどしかない。
ピュア・オーディオとか言っちゃっているが、ちゃんちゃらおかしいセッティングなのだ。
それに、以前聴いていたそのポジションならまだしも、
現在では使っていない部屋だけに、いろいろなオタク・グッズの置き場と化していて
まともに床が見えない状況での試聴だったのだ。
こんな状況下では、天井近くに設置してあるボーズの方が断然有利に決まっている。

それにやはり部屋の大きさというものもある。
1階の居間で展開しているAVシステムは6畳を縦に使っているだけに
フロントSPとの距離は十分だ。
それをずっと聴いてきたのだから、ニア・フィールドリスニング態勢には
にわかに戻れない状況だ。
まず音を聴くのならば、2階の部屋をちゃんと片付けてからだな。

それにしても
自分の“ハイ・上がり大好き“な嗜好性は高まってきているな。
年齢とともに耳の老化が進んでいるからだろうか?
やれやれだぜ。

VDGG「The Box」   ファンなら所有欲直撃の逸品

2014年11月17日 05時16分03秒 | ロック

このBOXはレアな初期のライブとか、アルバム未収録曲のライブとか
この商品ならではのモノが入っているので、
たとえリマスター盤で全作品揃えていようとも、
ファンならばゲットしといても良いのではないかと思う。
収録作品としては1stから「The Quiet Zone / The Pleasure Dome」までなので
まあ、彼らが一番のっていた時期だしね。
「ユーロ・ロックプレス」のレビューでは“一家に一箱”とまで言わしめている。

このBOXは全アルバムのリマスター&紙ジャケ発売前に、
“デジタル・リマスター”されているVDGGの唯一のアイテムであったため
ぼんやりと「いつか買ってやろう」と狙っていた商品だったのだが、
とある中古CD屋で輸入盤ではありながらも
「価値が全く分かっていない」値付けがされていたのを発見し、
飛びつくように購入したのを覚えている。確か1,700円ぐらいだったかなあ。
確かに、本来はBOXの中心に止められているべきブックレットが外れていて
“ブックレット破損”という大幅値引きの対象になってはいたのだが。

そのブックレットに載っている写真が良い!
自分はそんな熱心に彼らを追っていたワケではないので
ジャケットなどのメンバー写真を見ているぐらいだったから余計に嬉しかったのだ。
彼らの若い頃の写真からBOX発売までのスナップ写真がちりばめられていて
“当時の雰囲気”というものが、歴史絵巻のように醸し出されてくる。
ハミルの男前ぶりとかジャクソンの奇妙な格好(いや、それはそれでカッコイイ)とか
写真集でも出しやがれ!と思うほど秀逸なショットが満載だ。
これで日本語訳が付いていれば言うことはなかったが、
まあ価格で飛びついたんだから仕方がない。

さて、どこからの情報だったかは失念したが
ハミルはこのBOXを編集していて「俺たちの音楽は今でもイケる!」と確信し
過去のアルバムを一挙にリマスターしようと思いたったらしい。
従って、現在のアルバムのリマスター音源とこのBOXのリマスター音源は違うのだそうだ。
そこで実は紙ジャケ・リマスターを揃えてしまった自分は
大好きな音質チェックへと向かうのであった。

大好きなアルバム「Godbluff」から“The Sleepwalkers”を。
聴き比べてみると、劇的な差は感じられない。
(残念ながら、AVアンプでの聴き比べだからなあ…。)
強いて言うならばBOX音源のほうが中域が太いような気がする。
それ故か全体的にウォームな雰囲気が漂う。
クリアーさを求めるのならば紙ジャケ盤かな。
まあこの状態で聴く限りでは、良い/悪い ではカタがつかないレベルだな。
ちょっと安心したりして。

ちなみに自分は復活3部作(「Godbluff」「Still Life」「World Record」)をこよなく愛している。
もっと言うと、プログレ大好き野郎から
「World Record」を聴かせてもらってから大ファンになった!
しかも2曲目の“A Place to Survive”のジャクソンのバリトン・サックスにやられた!
なんとロック魂のこもった吹きっぷりか!
これとクリムゾン「アースバウンド」“ペオリア”のバリトン・サックスは
自分の中でのベスト・パフォーマンスなのだ!!

で、実はハミルのたどたどしいギターも魅力的で
「Godbluff」“The Sleepwalkers”後半のリフで絡んでくるところなんか
何度聴いても鳥肌モノだ。
そうそう、ハミルのソロ・アルバム「Over」“Crying Wolf”なんかもカッコイイ!
このアルバムの雰囲気はVDGGっぽいが、この前の「Nadir's Big Chance」は
全体的にはパンキッシュで好きなのだが、VDGGとはさすがに肌触りが違うので
一緒には語れない気がする。

昔、FMで渋谷陽一がやっていた洋楽番組のアーティスト人気ランキングのコーナーで
普段は渋谷の好きなツェッペリンあたりが上位に来ているのだが
ある時、組織票が入ったとかでVDGGが1位に輝いた事があった。
クリムゾンとかイエスなどを差し置いてVDGGだぜ?これは噴飯ものの出来事だったな。
リアルタイムでその番組を聴いていたので、結構ひとりで盛り上がったりして。
翌日(当時は携帯なんてなかったのだ)プログレ大好き野郎と改めて盛り上がった。

今はもう少しメジャーになったんじゃないかな?来日もしたし。

暗黒への旅路

2014年11月16日 02時05分24秒 | 日記・コラム・つぶやき
ついに完全なナツメロおやじに堕ちてしまった感のある自分が
実はそんなにキライじゃなくなって来ている。
まあ、これもトシだから心境の変化っつーものかもしれない。

会社に行く前に、フラっと本屋に立ち寄って音楽雑誌のコーナーに行ってみると…
なんだなんだコレは?
ギター誌の表紙をウリ(スコーピオンズの2代目リードギタリスト)が飾り、
「大人のロック」では相変わらずストーンズの特集が組まれ、
「レコードコレクターズ」では70年代アイドルや、ELPの特集が組まれてる始末だ。
もちろん「ストレンジデイズ」は懐古趣味なので触れるまでもないが、
BURNの表紙もモトリーっぽい奴が映っている。
以前、音楽産業は“金を持っているオヤジ層に狙いをつけた”的な事をこのブログにも書いた。
昔のオリジナル音源に“発掘音源”を多数つけたデラックス・エディションなんかが
横行しているのはその最たるものだ。

しかし!
音楽の“情報誌”までもが懐古趣味になってるのはいかがなものか。
感覚的には“ジャンルやアーティスト”に偏りはあるものの
「ロッキン・オン」が比較的新しい動きを追っていると思われる。
(ヘビメタなどのハード系・ブサおやじ系は著しく冷遇されているが)
だからといって、ちょっとトンガッた兄ちゃんのやるギターPOPや
少し前だと“エモ系”とか“シューゲイザー”とかの
1枚通して聴くと非常にうっとおしいバンド群の音楽に楽しめたかというと
「否」である。

70年代のROCKが新しい音楽じゃないからといっても、
当時そのアーティストやアルバムを聴いたことが無ければ
自分にとっては“新しい(未知の)”音楽なので
ワクワク感などはやっぱり湧いてくるのだ。
音楽ジャンル的に懐古趣味に走ってしまう気易さというのはそこにあると思う。
「ハード・ロック」
「プログレッシブ・ロック」
「ジャズ・ロック」
「グラム・ロック」
などの肩書のあるバンドには食指が動いてしまう。

あと、曲の紹介として“ダーティなロックンロール”とか
“ザクザクと刻まれるクランチ・リフ”
“ベイ・エリアスラッシュの系譜”
“フックの利いたリフ満載”とかの言葉に弱いぞ。
プログレ系は曲をイメージさせるフレーズが少なく、
どうしても似たバンドを引き合いに出す傾向が多いようだ。
“初期ジェネシスの抒情性を持った~”
“3期クリムゾンの即興性を持った~”とか。

逆に引いてしまうのは
“ハイトーン・ボーカル”“美旋律の嵐”
“鳴きのギター”“咆哮するメロトロン”
“シンフォニックな~”
“ポップでキャッチー”
とかいったフレーズだな。

まあ、実際聴いてみてこっちが判断した場合
必ずしもそうしたフレーズが当てはまらないケースも多い。
つか、殆ど「そうかあ?」の世界なバンドもままある。
発売元の営業担当も苦労しているのだろう。
そういった虚々実々の駆け引きというのもロックを聴く祭の醍醐味だ。
ロックなんてのは「世間騒がしてナンボ」のもんだと思うので
それもアリ!と許してしまうのだ。

「ユーロ・ロックプレス」「レココレ」「ストレンジデイズ」
などのバックナンバーを読み漁り
見落としていた“ゼヒ聴いてみたいバンド”を発掘していくところから
ハナシは始まっていくのだが、これがチョット問題である。
なにしろ今更“見落としていた”バンドなだけに超・マイナーな存在が多いのだ。
故にCDなどは“出回っている”ハズもなく、「廃盤」扱いになっているのが殆ど。
初回プレスで様子を見て「やっぱり売れない」から後は廃盤という流れなのだろう。

そういったアルバムを、必死に検索したあげくに
ヤフオクやアマゾン等で見つけてみると、やたら高額になってたりするので腹が立つ。
チッ!売る方も判ってやがるのか…。
「買ってみたものの、思っていたのとチガウので売っちゃいますう」的な
お気楽な展開ではとうてい考えられない値付けなのだからな。
蛇の道はヘビなのか。

ここでみすみす買うようなマネはしない。
さっさと次の候補アルバムを探すのだ。
なにしろ自分の候補たるや、カミさんを怒らせるぐらいの数があるのだ。
良くあることだが
こうして実際にそのアルバムを聴いてガッカリするケースの方が多いので
この“候補を見つけている時間”が一番楽しいのだ。

あなたもそうでしょう?

VSA-1019AHでのSP聴き比べ

2014年11月11日 17時05分07秒 | オーディオ
まず前回の続報になるが
CEC AMP-5300の修理の行方である。

直接修理センターに電話をかけてみたところ
「製造終了してかなり経つため、あまりおすすめできない」
というのが担当者の考えだ。
なぜなら「完全オーバーホールになるので
35,000円~40,000円ぐらいかかってしまう。
で、あれば最新アンプを購入しといたほうが良い」のだそうだ。

そこで「このアンプの音が好きなので、後継機としてはナニがお勧めか?」
という質問をぶつけてみたが、やはり少々無茶ブリだったのか
非常に考え込んでいる様子で
「5300Rがあるが、既に製造終了している。3800番までは設計者が同じなので
似た傾向の音と思われるが、実際にお客様が聴いて判断していただくしかない」
という回答だった。3800というヤツをググってみると
なるほど、自分好みのデザインをしている。
でもまあ、ここはせっかくフライングモールCA-S10を2階にあげたのだし
エースの座をかけて鳴らしとくか。


さて、図らずも1階のSP群をすべて同じアンプ(VSA-1019AH)で鳴らす環境になった。
ここは改めて大好きな聴き比べといこうか。

まずサラウンドのフロントという大役を担っているNHT-B3だ。
これは意外なことに非常に引っ込んだ音だ。
低域が出ているせいか、ツィーターの前にフィギュアが置いてあるせいか。
別にこもって聞こえるというワケではないが、主張する音が無いというか
刺激的な音がでないというか、おとなしい音だ。
そのくせ包み込むような奥行を感じさせる。
可もなく不可もないこの音質は、サラウンドとしてはイイ仕事をしている。

対照的なのは前回と同じ感想を持ったテンモニだ。
中域を中心に音が張り出してきてウルサイ。
ゲバ評通り”聴き疲れ”する音だ。
この状態でCD1枚を聴く気にはなれないなあ。
ナローになっちまった感じも健在だ。
やはり2軍落ちは避けられないか。

BOSE 201AVMはやはり素晴らしい。
前回書いた通りのインプレッションは覆らない。
低域もそれなりに分解して聴かせてくれるのが判ったので尚更だ。
BOSEの考えるアコースティックな設計が上手く機能しているのだろう。
天井効果とあいまって、音の広がりがあってとっても良いぞ。

この場合、テンモニと201の音の傾向が全く違うというのは非常に重要で、
これがどのSPとも似たような音を出していたとすれば
SPを切り替えて使う楽しみもなくなってしまうからね。
例えばテンモニの現状ではやかましい音も
どうにか追い込んで”それなりの”音に変える必要はあるとは思うが。

121は201と同じ傾向の音だな。ただちっちゃいだけ。
夜間の視聴には持って来いか。
当然といえば当然だが、音の広がり感は望めない。
これは2階の101イタリアーノが凄いだけに残念だ。
ただイタリアーノは高域に華やかさが出て
モニター的とは対極の音を聞かせるが
121は非常にバランスの良い音を出す。
まあ、オーディオ的に無難な再生音といえるかも。

やっぱりSPというのは面白い。

Pioneer VSA-1019AH 平成21年のAVアンプ

2014年11月09日 23時14分35秒 | オーディオ
大問題勃発である。
2階のCEC AMP-5300が壊れていたのだっ!
長い間通電もしないで放置していたからだろうか?
“右チャンネルから雑音が出る”というのがその症状だ。
電気関係に詳しい人ならば、基盤を見てチョイチョイと治せそうなものだが
全くいじる気にもならないド素人なので諦めモードである。

実は数年前にやはり右チャンネルがおかしくなり(確か音が出なくなった)
修理に出した経緯がある。
その時のピンチヒッターに購入したのがフライングモールのCA-S10である。
もしもCECが治らなかったらウチのエースになってもらう予定だったのだ。
ところが無事回復して帰ってきたので、逆にしばらくCA-S10はベンチ入りになっていた。
1階居間のAVルームのサブシステムとして稼働しだしたのは最近のことだ。

さて、CECをどうしたものか。
修理を受け持つ会社に、その会社のHPから修理見積もりのメールを出したのだが
サッパリ返事が無い。今度は直接TELでもしてみるか。
過去に、「同じ個所が何回も壊れるようなら“ハズレ”を引いたと思って
諦めたほうがよい」という経験を何回もしてきたのだ。
この諦めモードはここから来ている。
とにかく壊れた以上、エースの座からはしばらく降りてもらい、
CA-S10をその座に据えよう。帰り咲いたエースの音質評価はまたの機会に。

今回は、二階にドラフト移籍してしまったCA-S10の後釜に“まさか”の大抜擢した
パイオニアのAVアンプVSA-1019AHの音質評価をしようと思う。

皆さんはAVアンプでサラウンドを組む時に、メーカーの推奨するスピーカー(以下SP)の本数を
置ける環境下にあるだろうか?
フロント2本、フロントセンター1本、サイド2本、バック2本、スーパーウーファー1本、
合計8本をとりあえずの基本とされているが、
問題は生活空間の6畳間では“サイドの2本”がなかなか難しい。
と、いうのもウチは6畳間を縦長に使い、リスニングポイントのソファが殆ど後ろ壁に近いのだ。
従って、サイドに当たる位置は自分の横側にならない。
つまりフロントとバックで自分を囲む状態でいっぱいいっぱいなのだ。

そこで従来、ナニをしてきたかというと、パイオニアの説明書によると
「サラウンド・バック(いわゆる自分より後方のSPね)は1本でもよい」とあったので
むりやりサイドSPをつないで後方の壁よりやや前方に置き、バックSPは1本として
自分の頭の真後ろに、天井に向けて設置していたのだ。
まあ、それでもオートでサラウンド環境を調整する機能があったので
「これで一応マニュアル通り」という満足感で設置を終えていた。
サラウンド環境としては歪(いびつ)だが、特段不自然な感じもなく聞いてきたのだ。

何気なくVSA-1019AHのマニュアルを眺めていたら
「“独立稼働できるサラウンド・バック端子”で、別の部屋でもステレオ環境が楽しめる」
という素っ頓狂な項目が、改めて頭に飛び込んできた。
これって、いわゆる「スピーカーB」のコトじゃね?
ひょっとして純オーディオ部分を担っていたCA-S10の代わりになるんじゃね?
…これがAVアンプVSA-1019AHの“独立稼働できるサラウンド・バック端子”を使ってみようかと
思ったキッカケである。単純なことだ。
もしもこのAVアンプがプリメインアンプのように、最初からスピーカーA、スピーカーBという
表示になっていたら、真っ先にそういう使い方をしたんだろうけど。
クドイようだが“独立稼働できるサラウンド・バック端子”は1本のサラウンドバックSPを繋いで
稼働させていたのだから、この“スピーカーB発想”は思いもよらなかった。
なにしろVSA-1019AHに“空いたSP端子”は残っていなかったのだから。

さて、サラウンドシステムは“サラウンド・バック”SP1本がマイナスになり、
サイドの2本は後方にコンバートされ、フロントとバックでサラウンドを展開するという
まあ、この居間の使い方では極めて順当な配置に落ち着いた訳だ。
そうなると以前はフロント、サイド、バックで三分割されていた音が
フロント、バック(サイド端子のSPだが…)の2分割になってしまったので
サラウンド感にナニか影響はないだろうか?
果たして、AVアンプで鳴らすテンモニ、BOSE 201AVMのステレオシステムはどうだろうか?

まずサラウンドだが、オート環境調整機能で現状のセッティングを再認識させる。
そうそう、フロントのセンターSPを今までサラウンドバックで使っていたJBLに代えてみた。
(BOSE101は余剰としてベンチ要員に。)

「劇場版Fate /Stay night」を再生する限り、全く問題なくサラウンドしている。
むしろ今までサラウンドバックの1本が、あまりに視聴ポイントに近いというセッティングからか
有効に機能していなかったとみるべきだろう。
従来の再生音より、サラウンド効果が増したように思えるのは気のせいだろうか?
もっといろいろな作品を再生しなおしてみないとな。
ステレオ放送の強制サラウンド化は、以前よりも効果が高い。
自然なサラウンド感が味わえて、これだけでもやってよかった気になるぞ♪

次にステレオだ。
う~ん。YAMAHA 10Mとの相性は良くないようだ。
透明感や繊細感(解像度?)が明らかに下がっている。
音が中域にかたまった感じで、いわゆるナローな雰囲気だ。
その代わり、音圧というか音の勢いは増した感じで元気が良い。
しかし自分の好みとは外れた音になってしまったので
非常に残念。

逆にBOSE 201AVMとの相性はバッチリだ!
CA-S10の時よりも高域が張り出していて、レンジが広がったようだ。
透明感などはそのままに、音の勢いも増したので
違うSPを聴いているようだ。
これは大当たり。

BOSE 121は、以前対比で良くなっているのは間違いない。
CA-S10の時よりも、やはり音の勢いがあって
ミニSPということを感じさせない鳴りっぷりだ。

総じてBOSEには非常に相性が良く、
しばらくこのまま聴いていこうと思う。
CA-S10と繋いでいたときは、それこそモニター的存在だったテンモニが
2軍落ちした状態はよろしくないが仕方がない。
セッティングとか、SPコードとかで調整してみるのもテか。