メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

「アブソリュート・デュオ」感想

2015年05月16日 20時44分41秒 | アニメ
とにかく8話以降(ぐらいだったかな)のオープニングにやられた!
自分のツボにはまりまくりで
”活劇アニメはこうでなくちゃいかん!”的な。

まず1カット1カットのシーンが素晴らしい。
色数を抑えた演出も良い。
それに加えて、決して緻密なコマ数は使っていないながらも
ちょっとした揺らぎや溜めを効果的に配することで
人物の動きが本当に生き生きとしている。
特に女性陣の武器を扱っているシーンの迫力は筆舌に尽くしがたい。
後半のフィギュアスケートを模した演出のアイデアにも脱帽だ!
もちろん主題歌も画面にマッチしている。
もうこの作品はコレだけで良いくらいだ!

で、肝心の内容はというと・・・・・・
お世辞にも”素晴らしい”とは言えないが
まあ、こんなものだろうという決着ではあったかな。
最初の数話で”掴み”のつもりか
主人公が女性陣のエロ攻撃にさらされるという
定番のハーレム展開に辟易した。
これ、カミさんと観てるとトホホなんだよね。
ホントに頭悪いアニメって感じ。
また、バニーガールの格好をした教師が火に油を注ぐ事に…。
しかしこの辺で視聴中止にしなくて良かったぜ。
オープニングの後半がバージョン・アップされて
まさに”神”レベルのモノになったからな!

物語は徐々にエロ展開からシリアスに移っていくのだが
いかんせん、アクション・シーンで
あのオープニングの素晴らしさが出てないんだよなあ。
もしも戦闘シーンが全てあのクオリティでやれていたら
ストーリーの質がどうあれ
「最高」の評価をしたんだけどね。

何度でも書くが
この作品の中盤以降のオープニングは必見だぞ!
騙されたと思って観てくだちぃ。


アメリカ国旗のアルバム・ジャケット

2015年05月09日 23時43分21秒 | ロック
最近購入したタンジェリン・ドリームの「アンコール(USA LIVE)」のジャケットを眺めていた時、
フと思ったのは”アメリカ国旗ってよく利用されてるよな”という事だ。
例えばアメコミの古典であるワンダーウーマンのコスチュームはモロにアメリカ国旗だし、
Tシャツとかなんかでそのデザインは広く衣類に取り込まれていたりする。

もしも日本国旗でソレをやったらどうだろうか?
日の丸が目立つようなデザインの衣服を身に着けていた場合、
”右翼”とか”国粋主義者”とか”日本愛○党”とか
どちらかというと政治的な意味合いを強く主張した人間という見方をされてしまうのではなかろうか?
もっと軽微な”日の丸のハチマキ”ですら
おいそれと巻けないような雰囲気になってないだろうか?
それは”玉砕覚悟”を表現したような
ナニヤラ韓国が批判してきそうなキナ臭い状態になってしまうとか…。
まあ、明らかにアメリカに於ける”自国の国旗”として
広く国民に愛されている立場にまでは至っていないよな。日本国旗の場合。

そんな日本の状況は置いといてアメリカ国旗の話だ。
身の回りでスグにピンときたCDジャケットを集めてみたのが冒頭の写真ね。
ブラック・クロウズの「アモリカ」と
スライ&ファミリー・ストーンの「暴動」だ。
奇しくも両方”ファンク”寄りの音楽だ。

前者のデザインには結構ビックリした記憶がある。
つか、買う時にちょっとビビったかもしれない。
何と言っても陰毛がはみ出しているのが衝撃的だったのだ。
また比較になってしまうが
日本では同じことが絶対できないようなジャケットだよな。
日の丸のパンツもあまりイケてるとは言い難いし、
陰毛をはみ出させる写真という時点でまずあり得ないだろう。

さて、アルバム的には
スライの「暴動」が”よく買ったよな~”と今にして思ったりする。
明らかに自分のライブラリでは珍しいジャンルの音楽であるからだ。
確かに一時代を築いたミュージシャンの”重要な一枚”として
ロック史に残るモノとして扱われているのも事実だ。
きっとそういった”肩書き”につられて手を出したのだろう。
しかし、リマスターが施されているとはいえ録音自体があまり良くない。
オーディオ的にはダメダメだが
曲の方は屈折したヘヴィなファンク・ナンバーが詰まっていて
それなりに聴いてしまう迫力はある。

「アモリカ」は好きなグループであるブラック・クロウズの作品だ。
彼らはこのアルバムから”より黒人的な”グルーブを持つようになった。
個人的には「そっちに行きすぎじゃないの?」とも思うが
以降の作品もゴスペルとか入ってきてもう本格的だ。
突然変異的に、ジミー・ペイジと共演して
ZEPのナンバーを演りまくった2枚組のライブも面白いのでオススメだ。

タンジェリン・ドリームは自分の中で
”変な環境音楽をやるグループ”という位置づけだったので
有名なバンドといえど、ずっと手を出さないで現在に至っていたのだが
このライブ・アルバム「アンコール」は
ファンの中でも評判の良い作品だったので紙ジャケ・リマスター再発を機にゲットした。
混沌としたインプロヴィゼイションはあるものの
なかなか聴き応えのある曲が揃っていて良いアルバムだった。
これもまた”古き良きプログレ”を代表する作品だと思う。

今回は変なつながりでアルバムを紹介してしまったが
デザイン的にはやはり「アモリカ」のやんちゃぶりに軍配が上がるな。

audio-technica ATH-CKS55XiS ビミョーな使用感

2015年05月03日 20時14分58秒 | オーディオ
「そんなバカな!」と言われても事実なのだから仕方がない。
これはiPhone5で実際に起こった話なのだ。

事の発端は
コッチからは電話をしない会社の人事の人間から
iPhone5に着信があった時からだ。
人事「今、電話をいただきました?」
自分「いえ、してませんが」
人事「こちらに着信履歴残ってますよ?」
あせって履歴を確認すると確かに数十秒の発信履歴が残っている。
バカな!こっちは通勤途上の電車の中で
ずっとiPhone5で音楽を聴いていただけだったのに?
その日はそれで終わったのだが
ただ、イヤホンのコントローラーが時々いう事をきかないなあと
思うことは時々続いていた。

そしてある日、ソレは起こっていたのだった!
なんと放置していたiPhone5が勝手に「連絡先」からランダム?に
数十秒の電話発信をしていたのだ!
それも転勤して疎遠になっていた同僚に対してとか
もうほとんど消してもいいほどの「連絡先」に限って5件ほどだ!
これは気まずい!
お詫びの電話をするか迷ったが、いずれも数十秒だったこともあり
誰もその後のアクションもなかったので
結局スルーしてしまった。
トホホ、すんません…。

で、これは一体何事なのだ?と悩みながらも
いつものように通勤でiPhone5で音楽を聴いていた矢先に
イヤホンから「ジジジジ」とノイズが聞こえてきたのだ。
「へ?」と思いながらiPhone5の画面を見てみると
Shiriの音声コントローラーが自動で立ち上がっていた。
手動でOFFにしてもまた立ち上がったりして
挙句の果ては、なんと!
勝手に「連絡先」からまたしても用もない人間に電話発信をしだしたのだ!
もちろん焦って発信はキャンセルしたが。

相変わらずイヤホンからはノイズが聞こえているので
このエレコムのイヤホンを”故障”と認識、iPhone5付属のイヤホンに変えてみる。
するとノイズも消えて、その後の挙動不審も解消された。
むむう。
恐ろしい壊れ方もあったものだ。

先般も書いたようにiPhoneのイヤホンは耳にフィットしないので
3千円前後のイヤホンをググってみる。
するとオーディオ・テクニカのそこそこに人気のある機種がヒットしたので
それをゲットしたのだ。
iPhoneの注文画面からではピンとこなっかたのだが
実際に届いてみるとナントも大仰にデカイのだ。
なんじゃこりゃ?と思いながら装着してみると
フィット感は悪くないし、重さなども感じない。

音は”低音重視型”だけあって
奥行きの深い低音を聴かせる。
ただ、パッケージに書いてある程凄くはないように思う。
大型電気店の販売コーナーで視聴した時に
もっと凄い低音を再生する機種はいくらでもあったし。
コレはどちらかというと”イヤホンらしくない骨太な再生音”というべきかな。
派手なところのない、非常にナチュラルな再生音だと思う。

問題なのはやはりそのガタイの大きさなのだ。
まずしまうのに困るし、何よりもその大きさが災いして
風を受けてしまうのだ!
恐らく本体から伸びたプラスチックの柄の部分だと思うが
風切音が異常なまでにデカイ!
自分が従来から問題視している”コードの擦れ音”は優秀で、
無視できる範囲内なのだが
いかんせん、この風切音がハンパない。
こんなケースは初めてだし、電車の中とか風のない日はもちろんOKだ。
設計者は”風を受けた時のノイズ”などは想定外なのだろうか?

まあ、歩いている時に
このイヤホンをしているという時点で想定外なのだろうけどな。
風のある日はチョット厄介だ。
やれやれ。