メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

ブロック・パーティー/サイレント・アラーム 感想

2012年05月27日 08時13分49秒 | ロック
CD+DVDの期間限定リミテッド・エディションである。
自分はこのDVD付というバージョンが存在しているのであれば
探してでもそちらの方を買うほどのこだわりがある。
だってPVやらLIVEやらがそんなに価格差がなく付いてくるんだから
おトクな感じじゃん?

で、このバンドの場合は
リミテッドVer.でありながらも800円という超安値でセコハンに。

コレに限らず特にギターPOPバンドのアルバムは
賞味期限が割りと短い(所謂”流行もの”扱い)せいで
中古価格の下落が激しいようだ。
ちなみに、プログレ畑が一番安定してるかな。
それどころかこのジャンル、プレミア価格がつくアーティストやアルバムも
結構あったりして中古ゲッターには油断ならない相手だ。

ブロック・パーティの1stにあたる今作は音だけで語ればモロに
「ギャング・オブ・フォー/エンターテイメント」を意識した作品になっている。
いいじゃんか!こんなバンドを待ってたんだよ!
もちろん今風のPOPな味付けになっていてそこがまたイイ!
ギャング・オブ・フォーはあれだけミュージシャンにリスペクトされながら
こういった直系のフォロワーで有名なバンドが意外に少ないように思う。
…てか、自分が知らないだけかもしれんが。

特にギターとドラムがもう”まんま”な感じでシビレる!
まだ学生っぽい若い連中なだけに研究熱心だ。
で、この姿勢が自国イギリスのプレス(辛口で有名)に批判されたのか
同時に500円でゲットした2ndはガラリと曲調が変わっていて
ギャング・オブ・フォーのエッセンスがほとんど感じられない!
なんてこった!ソフトなバラードみたいな楽曲が並んでいる!
う~ん。メッチャ残念!