メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

孤高の雑誌EURO-ROCK PRESS

2012年05月18日 01時09分57秒 | ロック
やった!中古で1冊300~400円で
一気に10冊手に入れたぞ!
と、昨日の戦果を素直に喜んでみたり…。

この雑誌、決して本屋で平積みされるようなシロモノではない。
1冊1,905円とロック系の雑誌としてはかなり高額だ。
表紙は雑誌タイトル以下、記事紹介など全て英語なので
輸入本に見えてしまうのもおそらく狙いなのだろう。
サブタイトルに
PROGRESSIVE ROCK,JAZZ ROCK,PSYCHEDELIC…and '70s spirits!!
と、編集方針が的確に表現されているのも清々しい。
内容的に最も評価できるのが、
記事のほとんどがサブタイトルに属するジャンルのCDレビューだ。
コレは凄い!いや、貴重な雑誌だ!

まあ、プログレッシブ・ロックやジャズ・ロックなんてのは
今じゃ完全にマイナーなジャンルだし死語に近い?
自分のような古参のロックファンしか興味を示さないんじゃないかな。
ピンクフロイド、キングクリムゾン、イエスといったビッグネームも
存在したものの、日本では昔から既にマイナーなジャンルだった。
そんな中、日本未発売のCDまでも
ジャケット写真付でレビューしてくれてるんだから
まさに神雑誌と言えよう!

で、そのレビュー文も結構クセがあり、
おそらく自分と同じ世代がやっているのだろうとわかるほど
当時の音楽状況を踏まえた上でのコメントがニヤリとさせられる。
まあ、かように同人誌的な存在ではある。
そこがイイんだよなー。また。

うう、でも中古でしか買ってやれなくてスマン!
だってサスガに高いよ1,905円は。
トホホ。