メインストリートのうつけもの

ロックンロールにゃ歳だけど、死ぬにはチョイト若過ぎる?

フライングモールCA-S3レビュー②

2006年08月27日 21時19分58秒 | オーディオ
やはりSB-3との相性はバッチリで
バランスの良い再生音になりました。
驚いた事に、CECのAMP-5300とジンガリのOCM-106を
合わせた時(我が家のリファレンス)の音質傾向に
非常に似てきました。まあ、あくまで「系統が」ですが。

しかし、CA-S3の使いこなしとしては定石どおりでしょうが
これでは面白くありません。
同じような音を出すシステムをもう1セット持ってたって。
…で、やはりここはもう一度ジンガリに戻して
CECのAMP-5300が修理完了するまでは、
エキセントリックな音を楽しもうかと。
今、あの刺激的な音が聴きたくてたまらん状態になってます。
これがオーディオの醍醐味ではないでしょうかね。


フライングモールCA-S3レビュー①

2006年08月26日 21時12分33秒 | オーディオ
大きさはCDケース4枚分ぐらいの
非常にコンパクトかつシンプル構造な
デジタルのプリメインアンプです。
入力は1系統、SP出力も1系統、電源スイッチと
ボリュームしかついていません。
なんと重さも1.4Kgと超軽量級です。
しかも定価は70,000円とケッコー本気だったりします。
お気に入りのアンプが故障したので、
つい、この個性と金額(購入価格;40,000円)に負けて
ゲットしちゃいました。

実は今バキバキに風邪ひいてるので、
感覚がフツーでないかもしれませんが一応書いてみます。

まず分解能はあります。
ロック系のヒヤリングではマスキングされてた音も
強引に見つけ出す感じで鳴らすので、曲の印象が変わってしまう局面も。
そしてバスドラなど押し出すパンチもあります。
惜しむらくは低音が弱いかなと思いました。
印象として非常にドライで、ハイ寄りの音ですね。

ジャス系でも印象は同じですが、ミョーな透明感があるので
音に張り詰めた緊張感みたいなものがついてくるような…。
量感、深み、余韻などとは無縁で、そこいらじゅうにある音を
ゴロゴロとほっぽり出すみたいな。
まあ、良くも悪くも”いかにもデジタルっぽい”というか。

まだ自分のリファレンスCD10枚程度を
会社帰りの夜に遠慮がちに聴いた程度ですが、
ファースト・インプレッションって大切かなと思い
早々とレビューさせていただきました。
でも、今メインにしてるジンガリOCM-106のホーンとは
相性良くないかも。SPとアンプが同じ傾向なだけに相乗効果だ。
逆に低音がしっかりと出て、倍音再生が美しい
アコースティック系のSP→NHTのSB-3とは合うかも。
替えてからまた書いてみます。



サムライガンDVD 感想

2006年08月22日 16時45分00秒 | アニメ
TV放映してたなんて!
1クールのためすぐ終わっちゃったみたいだけど。

これを観ようなんてヒトは原作ファンしか
いないんじゃなかろうか?
バジリスクとかサムライ7とか
サムライ・チャンプルーとかのほうがケレンミたっぷりだし、
ちょい観でもまあそれなりに面白いっつーか…。
場面・場面で見せる展開だからそれで良しなんだけど。

それに比べてサムライガンは、
アニメにするんだったら原作分の長さが必要だったんじゃないかと思うけどな。
この話って大きなストーリーのうねりが肝心なだけに、
今回のアニメのようにエッセンスの抽出のみで作っちゃうと
中途半端な作品になっちゃうからヤバイ!
…ぐらいの事は誰も考えなかったんだろーか?

とは言っても、
前出の他の時代劇(笑)アニメよりも
サムライガンに期待を持ってしまったほど
この作品(原作)好きなんだよねー。
原作のダイジェスト版とか、プロモーション作品とか
割切ればそれなりに良く出来ているのでは。
なーんてね。はははは。
OPなんかも、曲良し画良しで文句なくかっこイイし、
キャラデザも良い(原作のイメージ通り)!

オススメは出来ませんが、好きですわこのアニメ。


今川監督版鉄人28号DVD 感想

2006年08月19日 21時15分31秒 | アニメ
面白かったけどビミョー。
原作とは違って、全26話でひとつの物語になっている。
それは戦争の負の遺産と向き合う登場人物の葛藤をテーマに
鉄人28号という戦争兵器のロボットが現れ、消えていくという物語だ。
従って、横山光輝の漫画版(原作)の雰囲気は残しつつも、
同じキャストで違う世界観を演じて見せた作品だった。
それ自体は問題もなく、逆に今川監督の職人芸といえるほど
ハマっていたように思う。

ただ今回のアニメ(特にキャラクターデザイン)自体が
非常に良く出来ていて、原作のイメージそのままが
動いているものだから、やっぱり原作寄りの作品を
作って欲しかった感も否めない。
単純なロボット・アクションものね。

だって今回のアニメは戦争中(作中の時点では10年前)に作られた
鉄人28号が、戦後の技術で作られたギルバートや、オックス、
VL2号、ファイアⅢ世といった敵役ロボットに歯が立たない!
簡単に腕をもぎとられたり、顔をつぶされたりするのだ!
これは鉄人にヒーロー的役割を期待していた自分には
結構不満のあるところだ。「主人公ロボが弱い」という
ヨモスエな展開に毎回イラついていたぞ。

それでも、この「今川版鉄人」は面白い。
”そういう話”として観れば、だ。
敷島博士のマッド・サイエンティストぶりも凄い。
てか、出てくる科学者はみんなクセモノだ。
「戦争という時代がアレをやらせたんだ!」
ということで研究してきた神をも恐れぬ実験の数々…。

最近では少なくなった、社会派アニメの傑作!


スラッシュメタルに想うこと

2006年08月16日 21時53分19秒 | ロック
ヘビメタと共に、更にアンダーグランドな
芸能になって久しいですわな。
でも好きなんですよ。このジャンル。
まだエクソダスの新譜も聴いてないんですが。

そもそも”曲進行がギター・リフ寄り”であれば
どんなジャンルであれOKだと思います。
キャベツの千切りみたいなザクザクとした
ギターの音がツボなんでしょうね。
表現が難しいのですが、歌メロ中心の曲というのが
どうも乗れないんです。
メロディはそれなりに重要だと思いますが、
メタルに望むのは
ヴォーカル・パートにはいってもリフのボリュームが
変わらずにザクザクいっちゃうみたいな。

オープニングや間奏などに、
ダークでへヴィなギターをかますラウド系の連中がいますが、
あれはグランジの影響なんでしょうか。
ヴォーカル・パートは大人しくなったりします。

スレイヤー、パンテラ、アンスラックス、
エクソダス、アナイアレイターなどは
激しいリフながらも、乗れるリズムがあって
大好きです。(スラッシュじゃないバンドもいますが)

また盛り上がらないかな。


舞・HIME DVD感想

2006年08月15日 12時48分57秒 | アニメ
凄く面白かった!
萌とかの要素はキライな方だけど
制作側が言ってるほどそんな感じもしなく、
(若干ハナにつくキャラはいたが…)
総じて言えばむしろ硬派な内容であったかと。

前半コメディ、後半ドロドロのバトルロイヤルが
本作を示す一般的な形容みたいだけど
まさに言い得ていますね。
前半コメディ路線でのキャラ説明が活きていてこそ
後半の展開が緊張感を生んだのだと思います。

巷では、最終回の復活劇が賛否を呼んでいますが
自分としては”アリ”の立場をとります。
「どうやって終わるのだろう?登場人物達に未来はないじゃん!」と
ハラハラして観ていただけに、ほっとしましたよ。
「なんだ、全員復活かよ?!」と正直肩スシカしを
喰らった感はあったものの、ここが大人の観方でしょうね。
作品全体が”楽しい学園生活”を狙っていたフシもあり、
自分も登場人物のシアワセを望んでいたんですね。
ここの感情移入の仕方が熱い論議を呼んだのだと思います。
一方で(リアルタイムで青春してるファンなどは)、
「今までの彼女等の葛藤は何だったんだ?!」
「とんだご都合主義だ!」「結局ギャグか?!」と
愕然・憤然としたヒトが多かったのも理解できます。
(まあ、こういったエンディングは夢オチに近い、掟破り的な
 扱いを受けるので、作者には注意が必要ですね…)

でも、最近観たアニメの中では本当に面白かった作品だと
改めて追記しちゃいます。
作画クオリティも落ちることなく毎回高水準でしたし、
何よりも「早く続きが観たく」なるような物語のパワーがありました。
巷でエンディングのみで評価が分かれているのが
個人的には残念でなりません。
だって最終回まで観続けていた面白さってホンモノだったでしょ?

こんな状況はある事を思い出させます。
ひとつはアニメ;エヴァンゲリオン。
TV放送でのアノ伝説的なエンディング。
あれがあっても、エヴァの面白さ/パワーは
失われていないと思います。
(映画版で補完はありましたが…)
もうひとつは、
キングクリムゾンのR.フリップが
カセットテープで録音したライブ盤
「アースバウンド」の劣悪音質での発売を、
ファンに「商業主義」と批判された時のコメント。
”それでキミ達は「アースバウンド」を楽しめなかったのかね?”
アウトプットされた音質はともかく、
パッケージされた内容に対する絶対の自信!

この言葉をエンディング批判派の方に贈りたいですね。
”じゃあ、つまらなかったの?”

おすすめです!





熱い70年代!アモンデュールⅡ

2006年08月13日 22時13分34秒 | ロック
”地獄!(邦題)”を聴きました。
アモンデュール(Ⅰ)なんかと違って
アバンギャルド感はないですからご安心あれ。
それよか、プログレの熱かった70年代の音がしてて非常に良かった!
リマスターのデジパック仕様は、追加トラックも充実。
フロイドの”おせっかい”までの雰囲気がOKならば
バリエーションとして聴けるのではないでしょうか?
バキバキのトリップ系ですが、ダブルドラムなどかっこイイですよ!

AC/DCファンであれば⇒Geodieいいかも

2006年08月12日 20時36分23秒 | ロック
ジョーディーと読みます。
AC/DCの現ヴォーカリスト;
ブライアン・ジョンソンが在籍していたバンドっす。
紙ジャケ・リマスターで初期3枚が初CD化。
ジャンルはいわゆる”ハード・ロック”かな。

今回1stと2ndを購入しました。
1stはブギ中心の楽曲が多いながらも、
シングル(当時)邦題「君にすべてを」に代表される
キャッチーな路線(音はハード)も狙っていた様です。
む~ん。ややグラムのフレーバーか…?
大体1曲3分前後で終わるってのも律儀で当時っぽい。
2ndはもうちょっと渋く”ブリティッシュ・ロックの
インテリジェンス(笑)?”を匂わす方向に路線変更しています。

ただし!いずれの作品にも言えるのは、
「ブライアンって昔からこうだったんだ!」と
思わずにはいられないあのヴォーカルスタイルを
早くも確立している点です。
特にアニマルズの古典「朝日のあたる家」の熱唱は
名作といえるのではないでしょうか。(2ndに収録)

70年代初頭のブリティッシュ・ロックの匂いを
嗅ぎたいならば、結構イイCDだと思います。

「マクロスゼロ」感想

2006年08月11日 20時25分41秒 | アニメ
OVA全5巻のセット。7千円台で購入。
購入動機は安かったから。
でも、戦闘妖精雪風とどちらかは
観てみたいと思ってたんだけどね。
多田さんは好きなので、あのキャラが
動いてると思うとそっちの方が興味あったけど。
巷の評価はマクロスゼロの方が上だったな。
(マクロスプラスの方がさらに上だったりして)

まずはCGに感心させられた。
過去、青空(てか、空の描写)に感動したのは
ラピュタ、ラストエグザイルなどだが、
マクロスゼロもメチャ奇麗!
そこに超リアルな戦闘機バトルが絡む。
評判通りに文句なくカッコ良い!
ガウォークへの変形が、フツーの戦闘機よりも
有利に働くってのが非常に説得力があって
「なるほど!」と今更ながら納得。
とにかく絵に関しちゃ手抜き無し!と、
言いたかったんだけど…人物がもうひとつかなあ。

キャラデザインもそうだけど、
基本的に感情移入できる強烈なキャラの活躍が
控えめだったと思う。
敵にも味方にも香ばしいキャラはいるのに
リアルさ追求?のためにハジけてないんだよね。
画面と同じで、奇麗にまとめ過ぎって感じ。
これでキャラがたってたら大傑作になってたろうに。
話が絵についてってませんでしたってのが
総評になるかな。

でも「絵みてるだけでもいいや」と思わせる
クオリティはあるぞ。





のんびり再開

2006年08月05日 19時17分20秒 | ロック
またちょっと書いてみようかと。

ブラック・サバスのライノ社のBOXセット。
なんとアマゾンで1万円前後だったのが
いきなり6千円(新品!)になっていたので
即!購入してしまった。

アマゾンのサイトにもレビュー投稿したけど、
予想通りキャッスル社のリマスター音源よりも
確実に良くなっているよん。
重低音は恐らくマスターにも入ってないと思うけど、
中音域~高音域にかけてはヌケも良くなっているし
あの時代の録音にしては、結構聴けるんじゃないかな。
装丁も相まって、所有欲を満足させてくれる逸品でした。
※ラストライブを除くオジー時代のサバス8枚+DVD1枚