JCAの激闘!投げ釣り戦記Ⅰ

大物投げ釣り一筋!(2007~2013年)

41cm マコガレイからで開幕? 遠征第百六十二弾!青森県・八戸 / 八戸第一沖防波堤 (2日目)

2012-03-14 23:24:59 | 投げ釣り戦記!

私は「警護第3係」のJCAだ。


我々SPに与えられた任務は命を犠牲にしても要人を守り抜くという事。ちなみに
スナック菓子のヒット商品S&B 5/8チップとは全くを持って関係が無い、、、



ランク村長の警護に就いた初日から“M・A・K・O”の連中メス・カレイをも利用し
陽動作戦を吹っ掛けてきた。30cmに満たない大群の野次馬に紛れてチャンスを待っているホシ、、、そんな中、眠りから覚めた“八戸のちょいワルSP”の決死の
攻防戦もあり見事現場に潜んでいた実行犯を拘束するものの、その矢先に彼は
村長の代わりに白子をぶっ掛けられてしまう。



今日はメインイベントでもある“エラコだよ、全員集合!”があの沖堤特設会場で
開催される日だ。何か起こるとすればそれは違いなく今日のはず、、、





護送されゆく白子をタップリ抱えたホシにぶっ掛けられてしまったちょいワルSP、幸い
にも大事には至らずまた部屋にいたランク村長も無事だった。あれからしばし警護車両
内で仮眠を取り特設会場への移動も少しばかり遅めでという計画となった。


負傷したにも関わらず早朝からどこかへコンタクトを取るちょいワルSP、、、





どうやら昨夜喧嘩した奥さんに謝りを入れているようだ。


例え相手が尊敬できないマルタイだったとしても身を挺して警護をしなくてはいけない
というSPという仕事は家族含め普通の人間には到底理解してもらえないもので、その
狭間で男たちは精神的葛藤にも耐えなければならない、、、


かなり説教を食らったのだろう、、、その上昨夜の白子攻撃による負傷により朝から
若干へこみ気味のちょいワルSP、彼の傷付いた心を癒す?いや、紛らわす事のできる
のはただ1つ、、、警護任務に没頭する事しかなかった。




午前10時からランク村長は事前打ち合わせがあり我々もこの現場から撤収しイベント
会場となる「八戸第一沖防波堤」に向かった。





昨夜までの大雪が嘘かのように快晴となった今日、まさに野外イベントとしては最高の
日和。ランク村長も早速出迎えの地元キャスター含め関係者に片言の日本語ながらも
ランク・アッタンカ~?と自己紹介をしているようだ。


このように誰もが気が緩む時期を狙って奇襲を掛けてくるケースも少なくはなく、私は
防波堤内側、ちょいワルSPは外側の監視に当たる。


私の監視する果てには1年前の惨劇により完全に破壊されてしまった三菱防波堤
が、、、だがしかし我々日本人は負けてはいない!着実に復興に向けて前進しており街
は新たに生まれ変わりつつあり、また今回警護渡船を操縦してくれた船頭も1年ぶりの
再会をとても喜んでくれた。






午前11時のイベント開始直前、メインの展示物でもある巨大なエラコが会場裏口から運び込まれたその中になんと34cm マコガレイが潜んでいた!


奴らはここでも編隊を組んでいたようで昨日とは反対となり私の居る内側から一定のインターバルを保ちながらマルタイに接近を試みてきたのだ。1匹強引に抜き上げようとしてスッポ抜け、取り逃がしてしまうものの引き続き30cm以下の野次馬をリリースしながら粘っていた甲斐があり正午過ぎにようやくホシと思われるオスを捕捉。


ガンガンガン!


ホシを朝食として食べたバナナの皮でひっくり返らせて、





41cm マコガレイ拘束!


国際平物組織の他団体とは秋から攻防を繰り広げてきている私だが、“M・A・K・O”を相手に据える任務は約1年ぶりとなる。久しぶりにその拘束するまでのスリルみたいなものを味わったようでどこか私の中に眠っていた部分を取り戻せた気になれた。それだけでも本警護の意味はあったはずだ。


ちょいワルSPも外側は安全と判断し先程から内側を監視しているが、、、やはり今朝の
電話が相当堪えているようだ。なんせこの状態のまま約2時間も謝っていたのだから。





この後、メインイベントは“M・A・K・O”の怪しい動きも見受けられず午後15時に無事
終了となった。ランク村長も巨大エラコも守られた!


本来の予定では二次会なる宴会があったらしいのだがアプローチしてくる連中が30cm
以下がメインだった旨を伝えるとランク村長はそれらには興味が無いらしく急遽
自国へ帰国される運びとなり我々の任務もこれで完了した。


まだまだ敵の活動も活発化していないのか?ピンポイントを見つけ出さなくては動きが
把握できないといった状況だった。私も昨夜そうだったのだが、今日はちょいワルSPが
ジョーカーとも呼ぶべき地元の外道アウトロー“ドンコ”なる荒くれ者をホシと間違えて
拘束してしまい始末書を書かなくてはならなくなった、、、今後の警護ではできる限り
始末書ゼロを目標に任務に当たりたいと思う。


彼が始末書を書いている間に私が拘束したのがこれらのホシだ。







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2 コメント

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JCAさん。 (はちべい)
2012-03-20 22:59:10
堤防の上に写るシルエットは、幸運を呼ぶ妖精?
それとも、地獄からの使者?
はたまた、ちょいワルさん?
なんとも言いがたい、宗教的なパワーを感じます。

※ご指摘ありがとうございます。
  書き込み可能にしました。
  内容もまだまだですが、宜しければ見てやってください。
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はちべいさん、こんばんわ! (JCA)
2012-03-25 20:29:21
堤防の上のシルエットは妖精なんていい物じゃありませんわ!(笑)
どちらかというと地獄からも使者でしょうか?ちょいワルはJCAが
写真を撮ろうとするといつも奇行に出ます。
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