お恥ずかしながらわたくしめ、まだほとんど「カワハギ」なる敵を真剣に狙った事が
ありません。 相手にはこれまでしょっちゅう投げた仕掛けにちょっかいを掛けて頂いて
もらってきてはいるものの、、、(笑)
例えば対馬に遠征した際、昼間に大ギスを狙ってたら30cmくらいのが撃沈されてきたりと
偶然掛かった!ってのは何度かありますがねぇ。
でも、FISH MEALネタの観点からすれば“肝パン”なんぞと呼ばれたり「カワハギ」は
かなり美味しい食材!刺身、水炊きなどなどこれから冬の季節は身体を温めてくれます。

ですので!
今シーズンはもちろんカレイもしますが、この「カワハギ」を真剣に追いかけてみようと
考えておりまして、先日も愛媛遠征で本命の気配すら感じられない磯場で仕方なしに
小針を投げてみたところ、カワハギがたくさん居るようだったのでまだ試作段階にあった
カワハギ仕掛けを試してきました。
試作仕掛けで試したいのは針の種類もそうですが、一番に“ハリス”。
浅い戦場ならまだしもドン深の戦場で戦う場合、しっかり連中のアタリを取れる仕掛けで
臨まないといけない旨、先生方からアドバイスを頂いてたので、ショート仕掛けかつ
微弱なアタリの伝導性が最も良いハリス素材は何か?に焦点を置いてみることに。
バージョン ① : フロロカーボン
バージョン ② : エステル、ホンテロン系
バージョン ③ : ナイロン
バージョン ④ : ケプラート&フロロカーボン
バージョン ⑤ : PE
それぞれ場面に応じてメリット&デメリットが出て甲乙付けがたいのが最終的な結論に
なってしまうのかもしれませんが、以下のようになりました。
アタリの伝導性 : ⑤> ② > ④ > ① > ③
フグ、キタマクラへの強度 : ④> ③ > ① > ⑤ > ②
仕掛けの絡み難さ : ②> ① > ③ > ④ > ⑤
針結びの容易さ : ③> ① > ② > ⑤ > ④
まっ、要するに実際に試さなくても教科書通りの予測できる結果なんですが、
カレイ作戦とは少々違って、ターゲット自体がエサ取りとして見なされる事も多い
「カワハギ」作戦ではフグ、キタマクラ、イソベラ、イラなど結構歯の鋭い連中をも同時に
相手しなくてはならなく“摩擦に強い!”というキーワードを第一にJCAは仕掛け
作りしていこうと決めました。

それを考慮すると、エステル、ホンテロン系およびPEは作戦から外し、
フロロカーボン と ナイロン を基本に
フグやらキタマクラ、イソベラといった外道に悩まされるようなら
ケプラート&フロロカーボン のハリスに付け替えて対処。
とりあえずはこんな感じでやっていこうかな?って構想が出来上がりつつあるものの、
なかなか今のスケジュールでは本番訪れません、、、うむむ、ど~にかしなくてわ。(悩)
一応、カレイに似て“超・派手好き”な「カワハギ」ちゃんなのでJCAとしては得意分野
の装飾系をいろいろ考えてみようと現在船釣り仕掛けやら参考にしながら、こちらの
アイデアをも同時に膨らませております!
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しかし、色々とターゲットが多くて仕掛けの考察も
すごいですねー・・・本当に研究熱心で勉強させて頂きます
二本針の仕掛けで基本的には本線は統一でナイロンの8号
長さは三本よりを含め人ヒロで
二本のハリスを脱着式にして、ハリスを色々と交換しています。
ハリスは6号から4号のフロロで
カワハギとデカキスの仕掛けは一緒ですね
今からのおいちぃ肝パン私も年始早々にやっつけたいです!
確かエステルブレイドというエステルの撚り糸を持ってましたのでJCAも
導入してみたいと思います。エダス、ハリスのホンテロンですがフグなど
チモトで噛み切ってく連中が居ない場合は最強のような気がしますので
こちらのバージョンもやはり幾つか持参します。(笑)
カワハギを釣りたくてウズウズしておりますよ。(笑)
まあ、これもアマダイ同様狙ってなかなかデカいのは出ないとは思いますが、、、