後輩の頑張りに拍手!(第85回全国高校サッカー選手権大会:宮城県大会決勝戦)

       
今日は全国サッカー選手権大会に出場する宮城県代表を決める
宮城県大会の決勝戦。

出場校は昨年に続き県大会二連覇を狙う利府高校と
13年ぶりの決勝戦出場の我が母校の宮城県工業高校。

母校は浦和レッズを彷彿とさせる赤と白のユニホームで宮城の赤い悪魔だ。
晴れていれば秋の空にとても映える色だが、今日はあいにくの雨。
両校の選手のためにもいいコンデションでやらせてあげたかった。
しかし試合内容は天気など関係ない緊迫した好ゲームだった。

試合は開始早々から利府高のペース。
公立高校では県内一の100人も部員を抱える実力校。
個々の選手の技術も我が母校の選手よりも優れている。

再三左サイドを相手のサイド攻撃に崩され前半の早い時間に先制を許す。
しかし、ここから後輩たちは頑張った。
体格的にも優れている利府高の選手に臆することなく挑む。

相手のボールに喰らいつき奪う。
そしてひとたびボールを持つと必ず前に進む。
そのチャレンジ精神は実に見事。
強敵相手に一歩も引かずに攻撃サッカーを繰り出す。

そしてついに同点に追いついた。
そうすると後半は気迫で利府高を上回り押し気味に試合を進める。



しかしここで得点できなかったのが痛かった。
ついに80分がすぎ・・・ロスタイム2分の30秒がすぎた時
利府高のロングスローからついに相手に勝ち越しゴールを決められる。
もう残った時間は1分・・・それでも後輩たちは利府ゴールに襲い掛かる。

全員が攻撃モードになっていたため、
ルーズボールを拾われカウンターから致命的な3点目を失う。

しかしこれはいたしかたないこと、恥ずべき失点ではない。
無情にも終了のホイッスルが吹かれ、



大喜びする利府高の選手とピッチにうずくまる宮城工業の選手。

しかし後輩たちはよく戦ったと思う。
特にボールを持った後に体を入れ替えて前を向く技術は全員がうまかった。
きっと常に試合に勝ちたいという気持ちを出して練習に取り組んできたから
身についてきたのだろう。



そしてこの日、我が母校の応援団、サポーターの声援が一番大きかったのが
表彰式を終えてもまだ悔しさで泣いている選手たちが挨拶に応援団のスタンドに向った時だった。

選手、応援団とも本当に誇りに思える後輩たちである。


利府高校3-1宮城県工業高校

両校の選手に改めて拍手

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モダンなどらやき:喜久水庵の【どら茶ん:ずんだ味】(みちのくスイーツ列伝NO26)

      
今、仙台市民に一番人気のある和スイーツの店は?と問えば
『喜久水庵(きくすいあん)』は間違いなく上位にランクされるだろう。

仙台の老舗茶店である『お茶の井ケ田(いげた)』が経営するお店で
お茶とお茶にあう和菓子を作り販売している。

最初はお茶屋さんのお菓子だけあって『抹茶モノ』が多かったが
最近は非常にバラエティに富んでいる。
それにつれてお客さんも、お茶を買う人よりもお菓子を買う人の方が多くなり
今や『喜久水庵』は和菓子店と認識している人が多いほど。

ここのお菓子は和でありながら、かなりソフトケートされたもので
和菓子というより『和スイーツ』という表現がぴったりする。

このどら茶ん(どらちゃん)は見たとおりのどらやきである。
中の餡は5種類ほどあるが、すべて生クリームとあわされた『生どら』
これはずんだ味で、ずんだが生クリームにブレンドされている。

皮のカステラはかなりソフト、もう食感も味も『ワッフル』そのもの。
ずんだ感も強烈ではなく、「ずんだテイスト」っていうくらいの軽さ。
甘さもしつこくなく、どこまでもソフトで軽やかな仕上がりのどらやきだ。

ここのお菓子はあっさりした甘さのモノが多いのだけど
妙に飲み物と一緒に食べたくなるのが不思議。
お茶屋さんだけにそこらへんは計算された味なのかな?

このどら茶んはお茶だけではなく、コーヒー、紅茶にもよくあいそう。


喜久水庵のHP

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