ウッドなベースのギター弾き

ウッドベースとギター使いのJAZZCATの、音楽どっぷりの雑話。プレイヤー受けを狙っている。

音楽性もコラボの時代?

2008-09-01 13:41:11 | 音楽全般
最近のミュージシャンは、ほんとに多芸多彩が多いよね。

最近のNYのライブハウスでの、あるアーティストのビデオを昨日見たんだけどね、
お店の小さいステージでの4人メンバーのMPBやボサ演奏だったんだけど、
あきらかに全員からJAZZのエッセンスを感じたし、勿論
ラテン・ボサの複雑なリズムも完璧に体に入っているのを感じました。
更に、非常に難しい演奏をやっているんだけども、
ポップなフィーリングや演出も随所に感じられて、難しく聞かせない余裕があるというか・・さすがでした。
例えばギターも、ボサだからガットギターと思いきや、なんと
ギブソンのB-25あたりのスチール弦のフラットトップ。
それにサンライズのPU。LINE6のギターアンプ。
そんな機材をMPBやボサで使ってるひと、知らないし。
Drもよく見るJAZZセットながら、パーカッション的なユニークな奏法も面白かったし。
Voもカシシを両手でブンブン振りながらも、まったく声がブレない。

スタンダードの演奏曲ながら、高度なアレンジでまったくベツモノのかっこいい曲に聞こえました。

JAZZとかボサとかクラシックの垣根が消えつつあるというか。
以前からもこのような波はあったんだけど、ほんと
ボーダーレスになりつつありますね。