棚田百選に選ばれている雲仙市千々石町の清水棚田です。 セミの抜け殻観察会が終った後、先生に連れられて棚田の虫調査のお手伝いをしました。 まずは、展望台から全体を見下ろしたところ。来年の棚田サミットに向けて植生や生き物の調査をし発表するそうです。
今回は、更に上の方にある、あの棚田を調査します。路が細いのと、その上にそうめん流しのお店があるようで、この暑い日車が大量に行き来します。 久しぶりにバックで走り回りました。(^^;
お手伝いは記録係で、手帳と鉛筆を持ち、目を凝らして動く物体を探していて、写真はぜんぜん撮れませんでした。 横を流れる川はとても水が澄んでいて、虫の数もかなり少ないようです。あまりきれい過ぎると栄養がなくて生きられないんですよね。
ウスバキトンボ、オオシオカラトンボはメスもしっかり見れて、色がぜんぜん違うのにビックリ。他にも清流にすむトンボは羽化したてで、同定待ちです。チラッと見ただけで逃げられたものもいて、心残りが・・・ ヤゴやオタマジャクシ、蝶も何種類か捕まえました。
調査が苦手だったので、お手伝いをしながら勉強中ですが、周りの植生もしっかり記録して、5時過ぎトンボがねぐらに帰ったので、今回の調査を終了しました。
1年をかけて調査していくそうなので、先生、また声をかけてください!
8月5日(日) 諏訪の池ビジターセンターで『セミの抜け殻調べ』で行いました。
抜け殻の見分け方を教えてもらいフィールドへGO!
アブラゼミの抜け殻は、高いところに多くて、なかなか取れません。お母さんも日傘を使って落としています。大人も子供も、抜け殻に夢中でした。
同定作業は、アブラゼミとクマゼミで迷うものも多くて、慣れないルーペで必死に触覚を覗き込みました。結局、クマゼミは見つからず、アブラゼミとニイニイゼミだけでした。
クマゼミの声もときどき聞こえるんですけどね。。。残念!
大きく撮れなかったのですが、羽化に失敗したアブラゼミです。
長い間地中で生活して、あとちょっとのところで命を落としてしまう。セミも生きていくのが大変なんだなぁ~。すでにアリが来ていて、このセミはアリへと命をつないでいくんだなぁと子供たちと観察したあと、そのまま残してきました。
今回の観察会は3世代で参加してくださった家族が2組もいて、久々に自然の中で遊んで「楽しかったぁ~、セミの抜け殻にこんなに夢中になるとは思わなかったわ」と、お孫さんに負けずに抜け殻をGETしていたおばあちゃんのお話しが、とっても印象に残った観察会でした。
まだまだ、セミの抜け殻調査は続いています。夏休みの思い出に、ご家族で参加してみませんか?