のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

セミの抜け殻調べ

2007年08月06日 | 自然観察

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 8月5日(日) 諏訪の池ビジターセンターで『セミの抜け殻調べ』で行いました。
 抜け殻の見分け方を教えてもらいフィールドへGO!

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 アブラゼミの抜け殻は、高いところに多くて、なかなか取れません。お母さんも日傘を使って落としています。大人も子供も、抜け殻に夢中でした。
 同定作業は、アブラゼミとクマゼミで迷うものも多くて、慣れないルーペで必死に触覚を覗き込みました。結局、クマゼミは見つからず、アブラゼミとニイニイゼミだけでした。
 クマゼミの声もときどき聞こえるんですけどね。。。残念!

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 大きく撮れなかったのですが、羽化に失敗したアブラゼミです。
 長い間地中で生活して、あとちょっとのところで命を落としてしまう。セミも生きていくのが大変なんだなぁ~。すでにアリが来ていて、このセミはアリへと命をつないでいくんだなぁと子供たちと観察したあと、そのまま残してきました。

 今回の観察会は3世代で参加してくださった家族が2組もいて、久々に自然の中で遊んで「楽しかったぁ~、セミの抜け殻にこんなに夢中になるとは思わなかったわ」と、お孫さんに負けずに抜け殻をGETしていたおばあちゃんのお話しが、とっても印象に残った観察会でした。

 まだまだ、セミの抜け殻調査は続いています。夏休みの思い出に、ご家族で参加してみませんか?