のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

春の香り

2010年03月01日 | 季節

Pict6986
 ヒサカキの花が満開です。
 仏様にあげるのに、この辺りではよく使われます。
 この花は、独特の香りがあるのですが、子供の頃、このにおいを花の香りと思わずにいました。

 と言うのも、ちょうどヒサカキの花が咲く頃、ミカンの木に農薬をかける時期で、この香りがすると、父がミカンの木に農薬をかける準備をしていたので、農薬のにおいだと思っていたのです。

 ヒサカキの開花時期が、農作業の時期と重なっていたんですね。
 きっと、探すとこんな事例はたくさんあるのかもしれませんね。自然の暦を読みながら生活のリズムを作るのは、昔ながらの知恵ですよね。
 温暖化で、開花時期は狂いがち、自然の暦を読むのは難しくなっているのかもしれませんが、そこから、自然の変化を読み解けるのかもしれません。

 子供の頃、確かに持っていた自然の暦を、思い出して書き留めてみると、いろんなことがわかるかも・・・
 時間を見つけてやってみようと思います。

コメント (2)
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