JA6WFM DX - CONTEST-50MHz plus 160m JCG-43012

コンテスト参加、6m/10m/15m/CW/SSB/FMオープン話題

2023 9A Croatia DX Contest

2023-12-18 13:06:31 | アマチュア無線

Croatia DX Contestにローパワー100W CWで参加しました。10mシングルバンドでも良かったのですがパワー制限がないのでマルチバンドにしました。7700と7610で久々のSO2Rもスタンバイ、10mは6エレ八木、40/20/15/10m用の全長10mちょっとのナガラのTA41jrです。このRDPはコンパクトな割にはSWR特性も内臓のオートチューナーでカバー出来るのと、国内コンテストは勿論DX Contestでも使い物になります。

スタートは日本時間の23時でしたので、開始したのは40mで翌日、日曜日の朝の8時前でした。アンテナは全長10mちょっとのロータリーダイポールですが、沢山ではないですが、探してみるとヨーロッパがそこそこ聞こえていました。もうちょっと早くから始めれば良かったと後悔、この後は用件があって午後3時から再開、この時は20mは殆どいなくて右側に置いてIC-7610で10mでCQ出しながら(右耳で受信)、同時に15mでは左に位置するIC-7700のダイヤルを左手で下から回しながら、10mで呼ばれないタイミングで新しい局を探して(左耳で受信)呼びまわっていました。この時のバンド毎の交信の動きは様子は下のログを参考に。

10mでパイルになることもなく、割とのんびりと出来るのでSO2Rの練習みたいなものです。

それを前後してDueling CQ (10mと15mで交互にCQを出す)も試していました。呼ばれる割合は10m3回に15m1回程度です。Dueling CQの時には、10mで送信中には15mを両耳で聞き、15m送信中には10mを両耳で聞いています。これに加えてログ入力は、2画面で、これが受信(音)に合わせて交互に入れ替わりますので、聞こえた符号をタイピングするだけで、ログの入力画面を切替える必要はありませんので、普通にシングルバンドでオペレートしている感覚です。この一連の動きはN1MMとu2Rがやってくれますので、オペは忙しく操作する必要ありません。CTESTWINは良く出来たソフトだと思いますが、残念ながら、この様なオペレートが未完成ですので、SO2Rに興味を持たれたら、N1MMを始めとするDX Contestで使用されている外国製のロギングソフトへ移行されることをお薦めします。何故ならば制限付きのSO2Rをやってしまうと、本当のSO2Rの事を知ることもなく、こんなものかと、止めていかれることもあり得ます。勿論CTESTWINの進化には期待しています。この時のバンド毎の交信の動きは下のログを参考に

10mは日没頃からヨーロッパの信号が落ち始めて、その時は15mはまだ元気でしたので、15mと20mでSO2R運用をやっていました。19時か20時を過ぎた辺りから20mの信号が多くなりましたが、終了の23時までやるつもりはなかったので、20時過ぎには運用を終えました。

交信数は下の通りですが、10mは夕方までで100QSOに手が届く所まで行って終了し、そこから15mに集中でダイポールでも同様に100QSOにもうちょっとでした。今年は10mシングルバンドだけでやっていましたが、入賞を意識しなければ、SO2Rを導入してのマルチバンドが楽しいと思っています。何故ならば、ダイポールや、バーチカル、又はモービルホイップ等のシンプルなアンテナでも、2バンド同時に運用できますので、暇を持て余すこともなく、少しの緊張感を保ってコンテストを楽しめます。入賞狙いだけでなくてもお勧めです。

ロギングソフト N1MM / SO2Rbox u2R

バンド毎の交信数、時系列UTC

バンド毎の交信エンティテイ(DXCC)数

CQ出しての交信Run(True)と呼び周りS/P(False)

IC-7610で28015でCQを出しながら、同時にIC-7700のダイヤルを回しながら新しい局を見つけたら呼ぶ(21MHzの周波数が変化しています)

左から交信できた周波数、モード、年月日、時間、現在ログ受付中ですので、交信できたコールサインは非公開です。

こちらは28018と21012で交互にCQを出して呼ばれた方で交信する、つまり、釣竿を2本仕掛けている欲張りな運用方法です。

勿論同時に2本に当たりがある場合があります、これがまた楽しいのです。

これで今年のコンテストは終了かな?多分?

以上 JA6WFM


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