岩田院長のブログ

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乳幼児加算増点

2020-12-16 23:40:55 | 医療
12月15日に厚労省の事務連絡として医療機関救済として、医科は100点(1点10円です)、歯科は55点、調剤は12点の増点という通達がありました。小児の感染対策に手間がかかるとのことでの増点でもあり、困窮している医療機関の救済の意味合いもあるのかもしれません。確かに、小児科や耳鼻科は患者数が前年の30%に減少した医療機関もあると聞きました。当院も患者数で言えば、例年の79〜87%と減少し、それに伴い収益も減少しました。乳幼児加算なので受給者証があれば患者支払いは上限500円となり、患者への負担も少ないため、減収で困っている医療機関は積極的に算定して経営を立て直していくきっかけになると思います。当院は今のところ算定しない予定です。困っているのは医療機関もですが、受診する子供の家庭も同じで少しでも負担は軽い方が良い。患者数が減って当院に関わる方々にはご迷惑をおかけしていますが、岩田個人としては空き時間が増えた分、鬼滅の刃やキングダムのアニメを見たり、岩田が人生のバイブルと思っている銀河英雄伝説のコミックを読み返したり、TOEICテスト勉強もできたりと時間に余裕もできました。クリニックとしても収入は減っても職員の収入を維持して週休2日から2.5日にして職員の休みも増やす事ができ、職員の時間外手当が減った分と持続化給付金で多少は穴埋めできます。
新型コロナウイルス感染者は増え、また緊急事態宣言が出るかもしれません。国として明確なビジョンを示して欲しいところではありますが、自分を守るのはやはり自分の日頃の心がけです。明るい未来を思い描きながら頑張っていきましょう。
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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ちーちゃんのママ)
2020-12-17 09:42:54
おはようございます。
おたふく風邪のウィルスのように体の中に潜んでしまうウィルスで長期間潜めることのできるウィルスは例えばどんなものがありますか?
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Unknown (いわた耳鼻咽喉科クリニック)
2020-12-17 12:43:42
こんにちは。質問有難うございます。恐らく潜伏期間についての質問として答えますが、麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)、水痘(水ぼうそう)、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)は2週間近くで長いです。ヒトパピローマウイルスも長い印象です。またウイルスではないですが、マイコプラズマも長いです。まとめるとインフルエンザウイルス、ロタウイルス以外の予防接種を行う病気は潜伏期間が長いのかな、と思います。
答えになってますでしょうか。
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Unknown (ちーちゃんのママ)
2020-12-17 14:19:57
お返事ありがとうございます。
例えば水疱瘡は一度かかりますが神経にウィルスが潜んでいて、疲労が大きくなり体調を崩すと帯状疱疹として症状が現れますよね。
ああいった感じでヒトの体内に住みつくウイルスは他にどんなものがあるのだろうと思いました。
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Unknown (いわた耳鼻咽喉科クリニック)
2020-12-17 15:53:50
こんにちは。
長期間で体内に住みつくウイルスは水痘帯状疱疹ウイルスしか思いつきませんが、結核菌も抵抗力が低下すると活動する菌です。
質問はウェルカムです。こちらも答えられる事はお答えしたいと思います。
返信する
Unknown (ちーちゃんのママ)
2020-12-18 08:05:30
おはようございます。
ありがとうございます。
本日も寒いですね。先生もお身体ご自愛ください。
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