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@越後の山歩き日記

新潟周辺、近県の百名山などが中心です。個人的な覚書ですが今後の山歩きの参考になれば幸いです。(2005.10.16~)

陽春の里山散歩とお昼寝(櫛形山脈:鳥坂山~白鳥山)

2006年03月25日 | 二王子岳  周辺の山

2006.3.25(土) 快晴
 
 羽黒駐車場12:00~ユズリハの峰13:00~鳥坂山頂13:20~電波塔13:40~分岐13:50(20分お昼寝)~白鳥山14:30~駐車場15:00


            ユズリハの峰~鳥坂山 

 午前中いくつかの用があって、時間が少ないので里山をゆっくり歩いてみることにした。「日本一短い山脈」と言われる櫛形山脈の北端にある白鳥山、鳥坂山を周回することにした。
 12:00に胎内市の羽黒駐車場に着くと2台の車が止まっていた。支度をして歩き始める。雲一つ無い快晴。柔らかな南風の吹く気持ちの良い日和だ。
 下の方は雪は無いが、30分も歩くとまだ残雪の道となった。雪は締まっていて歩きやすい。1時間でユズリハの峰に着いた。右は櫛形山、左は鳥坂山へと縦走路を分ける。足下は一面の雪の原だが、心地よい南風でTシャツ1枚でちょうど良い。葉を落とした灌木の間からは、雪をかぶった周りの山々もよく見える。
 右に胎内川を見下ろしながら20分も歩くと鳥坂山に着いた。山頂に反対側の樽橋から登ってきたという男性1人。素晴らしい天気ですね、とあいさつを交わして、下山された。5分ほど写真を撮ったりして下山の支度をしていると、今度は櫛形山脈の端の追分けから登ってきたという女性とであった。こちらの方にも素晴らしい天気に恵まれたことを感謝し合って分かれた。
 電波塔の脇を通って30分ほど歩くと分岐の所にベンチがあり、陽春に照らされて暖かくなっていたのでそこに横になった。背中がとても暖かく気持ちいい。柔らかな風を感じながら目を閉じて時折聞こえる鳥のさえずりに耳を澄ました。
 20分ほどするとさすがにこの時期、Tシャツ1枚で横になっているのは肌寒く感じて来たので白鳥山へと歩き出した。この辺りは奥山の荘の山城があったところで所々に空堀の跡が残っている。
 白鳥山山頂で先ほど別れた女性が休んでおられた。「ウサギとカメ」のように昼寝をしている間に追い越されていたのだ。軽くあいさつをして通り過ぎ、沢沿いの道を通って駐車場へ戻った。昼寝も入れて3時間も里山散歩だった。


菅名岳 小山田コース

2006年03月19日 | 菅名岳、大蔵山

2006.3.18(土)
 晴れのち曇り 小山田駐車場10:00~山頂12:00(12:15発)~鳴沢峰12:50~駐車場14:00
  3週間前には駐車場への道路が雪に覆われて通行できなかったが、今日は開通していて6台ほど止まっていた。
 登山道の雪もかなり少なくなっていて、春間近を感じる。



 7合目付近で女性2人連れを追い越しざまに「こんにちは」と声をかけたら、なんと、前の職場で一緒で、一昨年の夏には一緒に飯豊へ登ったクーさんだった。
 1年ぶりの再会だったが、山で会うと、昨日まで一緒だったような気がする。
 山頂は風が強くて、ゆっくり休むという感じではなかったが、飯豊連峰、磐梯山の眺望が素晴らしかった。



 鳴沢峰は先週降った雪が深いところで20㎝ほどあり、踏みあとも2人が通った程度だったが、下りでもありたいした苦労もなく歩くことができた。


越後白山(村松)、山頂でまったり(*^_^*)

2006年03月12日 | 粟ヶ岳、白山(村松)


    山頂は穏やかな日和

2006.3.11(土)晴れ 9:10慈光寺駐車場~11:10山頂着(11:30発)~12:30駐車場

  寺光寺の前に15台ほど駐車されていた。固く締まったザラメ雪の登山道を淡々と登る。雪解けもかなり進んで、雪庇には所々で割れ目ができていたし、中腹でも雪が少なかったところでは所々で土が出ていた。 2時間で山頂に着くと5人ほどが風の当たらない北側斜面で休んでいた。今日は南風が吹いて柔らかな日差しの穏やかな日だ。この日は4月中、下旬の陽気だとか。
 風の当たらないところで雪上にシートを広げて腰を下ろした。横に寝ころんでいる人もいる。20分ほどまったりしたが、さすがに雪の上は冷えてきたので来た道を下山に向かう。両手のストックを頼りに淡々と1時間で下りてきた。両手ストックを使っている人は意外に少ないが、足の負担を軽減し、特に残雪記や雪渓の下りでは安全度も大きく増すのでお奨めしたい。


    7合目付近から村松を見下ろす。右奥は菅名山塊。
 


五頭山~菱ヶ岳 雪上漫歩

2006年03月12日 | 五頭山



2006.3.5(日)快晴 8:30どんぐりの森駐車場~10:00三の峰~10:15一の峰~12:00菱ヶ岳~13:30駐車場

 先週に続き、今週も快晴。少し霞みがかっているが柔らかな太陽の注ぐ気持ちの良い山歩きになりそうだ。駐車場に着くと30台ほどの車が止まっていて、ちょうど出発する人、支度中の人など初春の陽気に誘われた山好きでにぎわっている。支度中にも5台ほどと車が入ってきて上の駐車場は満杯となった。 周りを見るとこの時期はゴム長靴で歩く人が多いようだがサムは愛用の登山靴で歩く。雪も締まっていて全く問題はない。ちょうど前日に雪が少し降ったので雪もきれいで朝日にきらめいて、とてもきれいだ。

 
時々景色の良いところで写真を撮りながら1時間半で山頂(三の峰)に着いた。






新潟平野は薄く霞みがかっていて、弥彦山は中腹から上だけが見えている。飯豊連峰は少し霞んでいる程度でよく見える。 山頂ではテントが2張り。この時期外で宴会や昼寝という訳にはいかないので、ゆっくりするにはこれしかないようだ。日は照っているが、風があって長く休むには寒い。それ程汗もかかないが、アミノバリューを飲んで一の峰に向かう。15分ほどで一の峰。左に五頭山頂、右に菱ヶ岳へと続く長い稜線。多くの人は五頭山頂を踏んで来た道を戻っているようだ。 天気も良いし雪も安定しているので菱ヶ岳への稜線を進むことにする。先行者も数人いて踏みあともしっかりしている。昨日降った新雪が深いところでは15㎝ほどになっている。先行者は輪かんをつけている人もいるが、トレースに従っていれば登山靴だけで全く問題はなかった。狭い稜線は少し緊張しながら先行者のトレースを忠実にたどった。少し雪が少なく広い雪面ではわざとトレースをはずして、さらさらの新雪の感触を楽しんだ。 稜線の右は新潟平野を見下ろし、左は遙か飯豊連峰や会津の山々を眺望する。近くに目をやれば、柔らかな日差しにきらめく雪面、木々に薄くつもった雪のきらめき。雪面にはウサギの足跡……。 最高の雪上漫歩だ。


 









1時間ほど進むと逆コースを進んできた最初の人とすれ違った。

同じく8:30ころに駐車場を出たという。「それならちょうどこの辺りが中間ですね。」とお互いの健闘ぶりをたたえ合った。菱ヶ岳がだんだん近づくにつれ、何人かとすれ違ったが、この時期にこの周回コースを歩く人は、いずれ劣らぬベテランという感じだ。 2時間ほどの稜線漫歩で12:00に菱ヶ岳山頂到着。 10分ほど水分補給と写真撮影をして下りにかかる。 いきなりの急斜面で、今日は軽アイゼンを忘れてきたので緊張する。ストックを頼りに滑らないように慎重に下る。かなりの急斜面の連続で、今日もっとも緊張したところだった。まだ登ってくる人もいて菱ヶ岳から登った人もすれ違っただけで30人ほどいた。

中腹から下は緊張するような所はないが、午後になって雪が柔らかくなり、所々で雪に足が埋まっていささか体力消耗したが1時間半だ駐車場に着いた。 駐車場は下の駐車場や道路脇にも止まっている状態で100台以上と思われた。 村杉温泉の共同浴場で汗を流し、川上豆腐を買って家路についた。