2024.5.12(日) 曇り
新型コロナウイルス騒動もようやく落ち着いてきて、マラソン大会もほぼ通常通り行われるようになった。
一方で寄る年波はこの間も着実に重ね、古希となった。
12年前に始めたマラソン大会出場は、フルマラソン3回、ハーフマラソン20回を数え、同年代の部の中では中の上程度の記録を残してきた。また、この裏付けをもとに上高地~蝶が岳~常念岳~大天井岳~槍ヶ岳~上高地の周回、室堂~立山~剱岳~室堂のテント泊周回、層雲峡~黒岳~白雲岳~旭岳~黒岳~層雲峡の大雪山テント泊周回を60代後半で歩いてきた。
中高年に多い山の遭難事故などのニュースを目にすると、やはり古希を自覚し難度の高い山歩きも自重する時期に来たようだ。
体力測定も兼ねたマラソン大会参加だが、今回はハーフで2時間26分とワースト記録だった。
マラソン大会参加は終わりにして、スポーツジムのエアロビクスで体力維持に努め、体力に見合った山歩きを続けたい。白馬岳や火打山などのほか、少し遠いが木曽駒ケ岳、白山などの初登頂も余裕を持った計画で歩いてみたいものである。
古希を迎えて、この春からシルバー人材センターの仲介で公民館の休日と夜間の管理人の仕事を始めた。家に引きこもっていても退屈だが、以前のように質の高い仕事をこなす自信もない身にはふさわしい仕事で順調に進んでいる。5年間くらいが目安らしいので、体調にも気を配って継続していきたい。
家庭菜園の質を上げるために、農業塾(家庭菜園向け?)に通い始めた。週1回半日で12月まで続く。習ったことを家の畑でも実践しているが、玉ねぎの追肥やジャガイモの植え付けなどで早速効果が上がった気がする。
毎年開催されるので長い人は5年以上通っているらしいが、火曜日の午前中とあってほぼ同年代の男性5人、女性9人で畑作業をしながら合間の話題はもっぱら野菜作りのことなので和気あいあいである。
帰りには余った苗や採れた野菜をもらえることもあり、こちらも数年は継続してみたい。
2024.1.12(金) 曇り一時雨
元日から新潟市も震度5弱の地震で、築70年以上の我が家は棚のものが落ちるなど大きく揺れたが、修理を要する被害はなさそうである。断水や停電などもなく、普段の生活ができている。
テレビから流れるニュースでは、能登地方の甚大な被害と新潟市内での地盤の液状化被害などが報じられている。冬の時期であり一日も早い復旧が望まれ、懸命な作業が続いているようである。
例年どおり2日に初詣に行き、6日は予定どおりニューイヤーコンサートを鑑賞してきた。地震のせいもあったのか観客の入りは思ったより少なかったが、演奏中はしばしウインナーワルツの心地よい響きに聞き入り、最後はラデツキー行進曲の手拍子で盛り上がった。
4日からはスポーツジム通いの日々である。
昨年は猛暑やクマ騒ぎに個人的事情も重なって一度も山に行かなかった。
今年は木曽駒ケ岳と白山の初登頂と白馬岳と火打山の再訪を目標にしたい。
マラソンもハーフは億劫になってきたが10kmの大会に出たいものである。
夏のドライブ旅行で東北地方を三陸沿岸から下北半島の外れまでキャンプ地と温泉をつなぎながら1週間ほどで尋ねてもみたい。
新型コロナ騒ぎで中断したヨーロッパ旅行は3年以内に実現したい。もう少し円安が改善してほしい。
この日記を書き始めて19年目となり、早いもので人生の晩年に差し掛かった。初夢がどれだけ実現するのかもわからないが、このような目標を立てられるのもあと数年かもしれない。
花誘う嵐の庭の雪ならで降り(古り)ゆくものはわが身なりけり
そういえば間もなく阪神淡路大震災から29年だそう。その半年後に20人ほどで新潟の餅を携えて神戸の仮設住宅にバスで慰問に行ったことを思い出す。
2023.11.20(月)~23(木・祝) 晴れ
20(月) 川崎大師
所要があって藤沢市に住む娘を訪問するついでに、周辺観光地を散策した。
まずは往路の途中で、川崎大師へ。
毎年の初詣参拝者が明治神宮、成田山新勝寺とともに300万人を超えるといわれる。
せっかくの機会なので護摩行にも参列させていただき、他の参列者とともに「南無大師遍照金剛」を唱えた。
門前町は月曜日の午前中とあって比較的すいていたが、土産を購入する人もちらほら。名物のくずもちと黄な粉飴を買った。娘宅で食べたが落ち着いた味わい。
2日目は江の島。午前中は水族館に行った。小学生の遠足でにぎやか。イルカショー見学など。
橋を渡り、島へ。
食堂で海鮮定食を食べた後、3つの神社を巡り島の反対側から遊覧船で戻った。
3日目は八景島へ。水曜日の午前中とあって拍子抜けするほど閑散としていた。無料区域の公園を1時間ほどで一巡り。
3日間とも夕方から翌朝までは、娘宅で3歳半の双子の孫と遊ぶ。爺さんもまた楽し。
2023.11.4(土) くもり
新潟は曇り一時雨のような天気だが関東では季節外れの夏日となっているようだ。
火曜日の深夜に急激な腹痛と嘔吐で急患センターに受診したら腸閉塞疑いで病院を紹介され、病院でCTなどの検査を受けた。癒着性イレウスで腸の流れが悪くなっているとのことで日付が変わった水曜日未明に緊急入院となった。
幸い経過が順調で4日間の入院できょう午前中に退院した。
入院中にスマホで腸閉塞の原因などを検索していたら、原因となる食べ物の一つに柿があった。たくさん食べると柿の渋成分が胃の中で石を作って柿胃石症となり、それが腸に入ると狭いところで詰まって腸閉塞を起こすことがあるとのこと。
火曜日の午後はスポーツジムでエアロビクスをして3時過ぎに帰宅後、渋抜きした柿を食べたらおいしく4個ほど食べてしまった。30代初めに一度、腸閉塞で手術を受け、40年近く何事もなかったのだが、今回は柿が引き金だったかもしれない。
そのほか、さつまいも、もち、きのこ、海藻などが要注意だそうで、これから美味しくなる季節、食べすぎず、よく噛んでなどに心がけである。
来週は藤沢市に住む娘夫婦、孫二人と一緒にディズニーランドに行く予定で楽しみにしていたのだが、退院直後で自粛した。
ともあれ、60代最後の誕生日を迎えた。
今年は一度も山に行かなかった。この日記を書いてから初めてである。
たまに単発のアルバイトをするほか地元自治会役員の仕事がある程度で時間に余裕はあるのだが、家庭菜園やスポーツジムのエアロビクスなどで適度に体を動かしているせいか、わざわざ山に出かけよういう気力が少なくなった。夏の異常な暑さや、中高年の遭難事故ニュース、秋に入っての熊出没なども気力をそいでいるようだ。
来年は、自治会役員を卒業し、単発アルバイトも秋までの予定である。全体の時間から見たらそれほど大きく変わらないが、メリハリがなくなり、人付き合いも減ってますますものぐさになってしまいそうである。
家庭菜園、庭木の剪定、使っていない納屋の整理など、やることはいろいろあるのだが……
2023.9.9(土) 晴れ
かみさんと息子2人の4人でで軽井沢への宿泊観光の翌日に、霧ヶ峰と美ヶ原を回ってきた。
標高1700m付近までビーナスラインの道を車で走り、霧ヶ峰は車山高原スキー場のリフト2本乗り継ぎで1924mの車山山頂で展望を楽しんだ。あいにく遠くの山は雲に覆われていたが眼下の白樺湖などを見下ろして、高原気分だった。
その後、50分ほど走って美ヶ原へ。
車道終点の山本小屋駐車場から美しの塔まで放牧されている牛を眺めながら往復40分ほど散歩。
山歩きと言えるようなものではないが100名山2座を加えた。
軽井沢と信州の高原は涼しかったが、猛暑日の続いた新潟は9月に入っても30℃越が続いている。
地球温暖化にエルニーニョ、台風の影響によるフェーン現象で新潟が全国最高気温の日が多かった。
家庭菜園はさっぱりである。
それにしても、息子2人は30代後半で独身、親としては気にかかって仕方ないのだが、世の中全体が30代は50%、40台でも25%が未婚者だそうで困った世の中である。