2019.7.6(土) くもり
5:30自宅発= (大和PAで休憩仮眠1時間)=8:40登山口駐車場
8:50 桜坂登山口駐車場~ 10:40七合目(11:00発)~ 12:00山頂(12:40発)~ 14:50登山口駐車場
15:10駐車場= 15:40六日町温泉銭湯「湯らりあ」(16:10発)= 17:40自宅着
前日まで土日の2日間で飯豊山胎内口の山開きに行こうと思っていたが、日曜日に用ができて1日しか取れなくなってしまったので、先月計画したが天候が悪くて先伸ばしにしていた巻機山に行くことにした。
高速道路を1時間以上走っているうち疲れと眠気を感じたので大和PAで椅子を倒して横になった。1時間ほど仮眠ですっきり。
登山口となる清水集落に入ると民宿の看板が目に入る。
巻機山は12年ぶり6度目の登山だが、高校生の部活動で初めて登った百名山で思い出深い。当時泊まった雲天は場所を移したが近くの泉屋、上田屋などは48年前と同じ看板を掲げているようで懐かしい。
駐車場に着くと3つある駐車場のうち2つは満車、100台以上は入っているようだ。
8:50出発。気持ちのいいブナ林の登山道を淡々と登る。半袖Tシャツで軽く汗をかくくらいでちょうどよい。
この時間から登り始める人は少ないようで、9時半を過ぎると下りてくる人に出会う。
割引岳、雪渓の残るヌクビ沢、天狗岩、割引沢を望む。
いずれも前に歩いているが、今は豪雨災害で登山道が荒れて沢コースは一般者立入禁止とされている。
10:40 1時間50分歩いて七合目広場で休憩。おにぎり1個とポカリスエットで補給。
あいにく曇り空だが、北のほうは青空がのぞいている。風があって長袖シャツを着こんだが長く休んでいると冷えててくる。
20分休憩して歩きだす。下りてくるグループとすれ違うことが多くなった。100名山だけあって高校生、大学生程度の若者グループも多い。
9合目避難小屋前の水場の上は雪が残っている。
12:00 御機屋
10数人が昼食休憩中。曇っているが登ってきた登山道はよく見える。
12:05 山頂
巻機山山頂(最高地点)は三角点がなく著明なピークでもないのでわかりにくい。登山者が積んだと思われる大きなケルンがあるのでここかとわかるくらいである。
少し先へ行って朝日岳方面と裏巻機方面への分岐にあるベンチで昼食休憩。
曇り空で展望も利かないが池塘の点在する広い山頂付近は巻機山の魅力だ。
陽射しがないので30分も休むと冷えてきた。
12年ぶりの巻機山に満足して下りに向かう。
2時間強で下ったが。少しオーバーペースだったようで3日ほど足の疲れが残った。
六日町の温泉銭湯「湯らりあ」400円で汗を流した。単純泉で温泉臭さはないが源泉かけ流し、熱めの温泉で、酷使した足を延ばして気持ちのいいひと風呂だった。
2008.10.18(土) 快晴
6:00自宅発~ 8;30谷川岳ロープウェー駐車場~ 9:00ロープウェー天神平駅~ 11:00谷川岳山頂(12:10発)~ 14:00天神平駅~ 14:30駐車場~ 15:00宝川温泉(16:10発)~ 18:30自宅
秋の一日、谷川岳の紅葉を見に行った。
4年前にもこの時期、出かけている。紅葉時期の混雑は覚悟しているが、新しいロープウェーも新しくなったというので、期待。
8時半にロープウェーに乗った。3年前に架け替えられたフニテルだ。
土曜日で人は多かったが大した待ち時間ではなかった。
天神平に着くと紅葉真っ盛り。
気温11度だが、風もなく陽が当って暖かい。
山頂目指して、秋晴れに心地よい汗を流す。
平標山方面 一度縦走してみたいものだ。
涼しかったので、順調に歩き2時間で山頂に着いた。
山頂から一の倉岳を望む
下りは、登ってくる人とのすれ違いで、たびたび渋滞し、登りと同じくらい時間がかかったが、止まっている間も絶景を堪能した。
帰りは、日本一広い露天風呂があるという宝川温泉に立ち寄った。
じゃらんの人気投票で2年連続1位に輝いたとか。
川の水しぶきを脇に見ながら、開放感あふれる露天風呂だ。
ご婦人方、お嬢さん方もバスタオルを巻いての混浴であった。
ついつい長湯をしてしまった。
あけちゃんは、女子専用露天風呂に入っていたが、「この次は私もバスタオル巻いて混浴~」
秋の恒例行事になりそうである。
山良し、紅葉良し、温泉良しの一日であった。
2008.8.2(土) 晴れ一時曇り
5:00 和田小屋~ 6:50 中の芝(7:10)~ 7:45神楽峰~ 8:50苗場山頂(10:30発)~ 13:00和田小屋
苗場山には、高校時代にクラブの夏合宿で登って以来、和田小屋から2回、秋山郷から1回登っている。
暑い時期なので、朝早く登ることにして、前夜19:00に自宅を出て、3時間車を走らせ22:00和田小屋前の駐車場で車中泊とした。
4:30に目覚ましの音で目覚めると、明るくなり始めたところだった。野鳥の声がさわやかだ。支度をしていると和田小屋に泊まっていた人がバードウォッチングに出てきた。
5:00出発。
かぐらスキー場のゲレンデ脇を登っていく。すっきりした天気ではないが空は明るい。
その後しばらくは樹林帯の道を淡々と登っていく。朝早いのでまだ涼しく順調に高度を上げる。
2時間で中の芝。広い休憩場所になっているので一休みしておにぎりを食べた。
さらに高度を上げると眺望が良くなってきた。うす曇りの状態で眼下に見るカッサ湖やその先の谷川連峰などが墨絵のようだ。
登り始めから3時間弱で神楽峰についた。この頃には日差しも強くなってきた。
神楽峰から苗場山頂を望む
神楽峰と苗場山頂の鞍部には冷たくてうまい雷清水がある。ここで昼食用の水を補給。
このあたりは、花街道だ。種類も多く目を楽しませる。
タカネナデシコ
ミネウスユキソウ
ハクサンシャジン
ホタルブクロ
ミヤマシモツケ
登り始めから4時間弱で山頂の小屋が見えてきた。
苗場山を象徴する池塘とワタスゲ
山頂の標識や三角点は小屋の裏にあって味気ないが、広々とした山頂の高層湿原は見事だ。
時間はまだ9時と早いので山頂も人は少ない。
4時半に起きて4時間歩いたのでおなかもすいてきた。
湿原の一角に設けられたテラスに敷物を広げて牛ステーキとスープの調理にかかった。
今日は、翌週の北アルプス2日間の練習も兼ねて、食材はわざと重くした。ワインボトルも。
広い湿原の中で山並みを眺めながらワイン片手にいただくステーキは美味だった。
デザートはオレンジとグレープフルーツ。雷清水のおいしい水で入れたコーヒーも香りがよかった。
食事のあとは横になってしばし昼寝。
10:30頃になると、登山者も多くなって、テラスも混雑してきた。
反対側の秋山郷から登ってくる登山者も多い。登山口までの林道が整備され、コースタイムが短いので人気が出てきたようだ。
1時間半休憩して、山頂を後にした。
13:00下山。国道わきの温泉で汗を流して帰路に着いた。
2008.6.14(土) くもり のち晴れ
7:30 元橋登山口駐車場~ 8:20平元新道林道終点~ 9:30平標山の家~ 10:10 平標山頂~ 11:00 茂倉山頂~ 12:00平標山頂~ 14:00駐車場
ハクサンシャクナゲ、サクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、サクサンコザクラなどたくさんの花が出迎えてくれた。
あいにくの曇り空で山頂からの展望はなかったが、足もとの高山植物は今が見ごろである。
2007.8.26(日) 薄曇り時々晴れ
桜坂駐車場5:00~ヌクビ沢出合6:30~天狗尾根取付き7:30~天狗尾根8:30(8:50)~割引岳9:30~巻機山10:00(11:30)~井戸尾根5合目13:00~駐車場14:00
巻機山は高校時代に初めて本格的な山に登った、私の山歩きの原点とも言える山だ。これまで6,7回登っているが、暑い夏の盛りは避けているので、気温30℃を超える真夏に登るのは高校の時以来だ。
少しでも涼しく登るために、早朝出発、沢コースとした。
前夜19:30に自宅を出て高速で小出インターまで通勤時間割引で1300円。そこから291号線経由で桜坂駐車場まで。思ったより早く21:30過ぎに着いた。土曜の夜とあって車中泊や駐車場でテント泊など20台ほどの車が止まっていた。翌朝の準備をして缶ビールを半分ほど飲んで横になったらそのまま眠ってしまった。寒気で目が覚めたら3時だった。シュラフに潜り込んでもう一眠り。目覚ましで4:30に起きた。辺りは薄明るくなっていて、回りでもテントや車中で準備を始めていた。早朝にやってくる車もいてちょっとした賑わいだ。
登山者カードに、割引沢~天狗尾根~割引岳~巻機山~井戸尾根の一筆書きコースを記入し、この日一番でカードを出し5:00出発。
ほぼ平坦な割引沢沿いの道をしばらく歩いて、割引沢に降りると沢を渡る風が心地よい。水量は少なく雪渓も全くないので所々にある赤ペンキマークを確認しながら順調に布引の滝、アイガメの滝も通過し、1時間半でヌクビ沢出合に到着。
↑ 勢いよく流れ落ちるアイガメの滝
大岩に大きな赤ペンキ文字で、「←割引沢、テング尾根、つらい」、「→ヌクビ沢」と書かれている。
小休止しながら、どっちにしような迷ったが、天気の心配もなく、水量も少ないので、まだ歩いたことのない割引沢を歩くことにした。
割引沢は水量が少なく渡渉に気を遣うような所もなく、ペンキマークを確認しながら、水の流れを遡るといった感じで少しずつ高度を上げていく。ザレた斜面で浮き石に載ってしまい、20cm程の石を落石させひやりとした。
1時間ほど沢を歩いて、天狗尾根への取り付きのペンキマークに到着。ここから距離はそれ程長くはないが、岩をよじ登る感じで所々に設置されている鎖やロープ、ペンキマークを頼りに慎重に登る。確かにこの登りは、高度感もあり「つらい」の看板に偽りなしだった。ちなみに下りは危険なため下山禁止とされている。
↑ 間近に見る天狗岩。迫力満点だ。
↓ 割引沢を振り返る。高度感がある。
30分ほど登ると草付きの安定した登山道に変わってほっとした。かなり急だが良く刈払いされていて、更に30分ほど歩いて天狗尾根に出た。ここまで3時間半。
間近に見る天狗岩や登ってきた割引沢、麓の清水集落を眺めながら、おにぎりを食べた。
青空も少し広がり、心地よい風が吹いてとても気持ちよい。
再び歩き出し、天狗池の辺りでは、名残のイワイチョウやサラシナショウマ、モミジカラマツなどが咲いていた。尾根筋ではミヤマリンドウも。
40分歩いて9:30割引岳山頂。時間も早いせいか山頂独り占めだ。
標高は、巻機山よりも割引岳の方が高く、こちらに一等三角点が設置されている。
あいにく遠くの山は霞みがかっているが、薄日も差して巻機山に続く鞍部の草原が美しい。10分ほどで山頂を後にして巻機山に向かう。途中で今日初めて男性単独行とすれ違った。5:20分に出て井戸尾根経由で登ってきたという。軽く言葉を交わして先へ進む。鞍部の辺りでは、キンコウカやタテヤマリンドウも咲いていた。時期的には花の最盛期をとうに過ぎているので全体的に花は少なかったが、この辺りが一番花が多かった。
30分歩いて10:00巻機山山頂。山頂は30人ほどで賑わっていた。丁度20人ほどの高校生グループもいて、かつて高校のクラブ活動で初めて本格的な登山をした頃が思い出された。
当時は急行さど号で六日町駅、そこからバスで清水まで、民宿雲天に泊まって、翌朝出発。帆布の小型キスリングやナップサックにポンチョ、キャラバンシューズ、ニッカーボッカー、チロルハット(登った山のバッジを勲章のようにたくさん着けていた)、ポリタンクが平均的な装備だった。顧問の先生2人と20人ほどのメンバーで楽しい夏山登山だった。
当時から見ると登山装備は大きく進歩し、登山スタイルも大きく変わっているが、高校時代に経験する本格登山の楽しい思い出は変わらないのではないだろうか。35年前を思い出しながら、さわやかにあいさつをする高校生グループにエールを送った。
山頂の地塘
山頂で1時間半ほど、かつて山頂の植生復元を手伝った辺りの復元状況を確認したりしてゆっくり過ごし、井戸尾根を下った。日も照ってかなり暑かったが、中腹から樹林帯にはいると、時折涼しい風も吹いて快適な2時間半の下りだった。 オオカメノキの実 秋の気配だ
5月5日(金・祝)晴れ
8:30元橋駐車場~9:30送電線鉄塔~10:30松手山~12:00平標山頂(12:15)~山の家経由~12:45元橋林道終点~13:30駐車場
ゴールデンウィークの中日、平標山に登った。国道脇にある元橋の駐車場に着くと30台ほどの車が止まっていた。夏山シーズンよりは少ないが、この時期もかなり人気のようだ。
7合目付近から苗場山を望む
この山は何度も登っているがこの時期に来たのは初めてである。登りは松手山コース。雪は思ったより少なく、所々で雪の上を歩いたがちょうど雪の付き具合が少ないのだろうか、6合目から上の方がほとんど雪がなかった。
今日はとりわけ暖かい日で、半袖Tシャツ1枚でもかなり汗が出る。2日前に田植えをした疲れがまだとれないようで、体が重く、かなりのスローペース。
送電線鉄塔まで1時間、松手山まで1時間、更に山頂まで1時間半であった。
山頂から仙ノ倉山、谷川岳を望む。左手奥にはうっすらと至仏山。
山頂も雪はなく、弱い南風が当たる程度で、この時期にしては本当に暖かい。6人ほどが昼食休憩していた。
15分ほど休んで、山の家経由で下りにかかった。こちらのコースは林道終点まで全面雪の原。歩きやすい雪面をほとんど直線状に大股で下りわずか30分で林道終点まで下ってしまった。残雪期の下りは条件が良ければ本当に早い。
林道を更に50分歩いて駐車場に戻った。
山の家もすっぽり雪の中