@越後の山歩き日記

新潟周辺、近県の百名山などが中心です。個人的な覚書ですが今後の山歩きの参考になれば幸いです。(2005.10.16~)

1年の振り返り

2010年12月19日 | 振り返り

2010.12.19(日) 快晴


 新潟の自宅から高速道路経由で2時間弱、上越市の別宅に単身赴任して2度目の冬を迎えた。
 昨冬は記録的な大雪の中、通勤にも苦労したので今年はスノータイヤを値段は高いがブリザックGZに新調した。 昨冬のような大雪にならなければ良いが。
 今日は、快晴で上越市からも妙高山(2454m)が白く雪をかぶってよく見える。手前の南葉山(949m)も白くなっている。
 風もなく、大きなガラス窓の付いた南向きのこの部屋は日差しがよく入り込み久しぶりに暖房が要らない。

  この日記も2005年10月に始めて5年を経過し、つたない登山の記録へのアクセス数もいつの間にか1万を超えた。あくまでも個人的な覚書だが、少しでも写真を楽しんだり、今後の山歩きの参考にしていただければ幸いである。

 今年も残り2週間となり、1年を振り返る。

 今年の夏は各地で過去の最高記録を更新する記録的な猛暑であった。
 そんな中、夏山登山に関しては、冬の積雪が多く、下界の猛暑を逃れて、7月末の白馬大雪渓、
8月お盆明けの針ノ木雪渓と例年よりも多く残った雪の上を自然の冷気を感じながら歩く爽快さを
十分楽しむことができた。
 
 昨年から始めた初夏の姫竹の子刈りは、今年も火打山と妙高山で楽しむことができた。
 
 ずっと前から、いつか機会があればと暖めていた中央アルプスは、日帰りではあったが、空木岳
山頂を踏むことができ、好天にも恵まれて、思いで深い登山となった。
 やはり、登山の思いでは好天に恵まれるかどうかに大いに左右される。
 ある程度は天気予報や気圧配置で予測は付くのだが、仕事の都合で原則週末の夜登山口で車中泊、
翌早朝から日帰り登山の日程で組もうとすると、最良の日ばかりとは行かない。それに、山の天気は
当日の微妙な風向きなどにより、行ってみなければ分からない部分も多い。
 今年は幸い針ノ木雪渓から蓮華岳、針木岳に登ったときと中央アルプス空木岳に登ったときが快晴
に恵まれた。朝から午前11時までのことで、昼にはガスが上がって眺望はなくなってしまった。
何よりも登山は早朝出発に限る。
 
  空木岳は、8合目辺りまでは樹林帯でほとんど眺望がなかったが、その上は天候にも恵まれ奇岩が
あったりして、山頂では降り注ぐ太陽と涼しい風に吹かれて岩にもたれかかってもうとうとするよう
な気持ちのよい1時間半を過ごすことができた。
 針ノ木雪渓は、朝の太陽が降り注ぐ中、やや急な雪渓を軽アイゼンを利かせて一気に上り詰め、9
時過ぎには蓮華山頂、山頂でゆっくりと遠くの槍ヶ岳などを眺めながら食べるおにぎりはうまかった。
 一旦、針ノ木小屋鞍部まで下ってから、再び針木岳まで登り返し、11時に針ノ木山頂。その頃には
遠くの山は雲が沸いて見えなくなってしまったが、間近に見下ろす黒部湖はエメラルドグリーンに水
を湛えて美しかった。
 
 晩秋の妙高山は今年最後の登山となってしまったが、雲間から時折顔を見せる紺碧の空と真っ赤に
色づいた木々のコントラストがきれいであった。

 この5年間でのマイ・ベスト3を上げると
 1 折立(前泊)~太郎平~黒部五郎岳(泊)~鷲羽岳~高天原温泉(泊)~雲の平~折立周回
   (2006.8.3~5)
    ハードスケジュールながら、相棒のあけちゃんと好天の中、雄大な黒部源流部の北アルプスの
   山々と豊富な高山植物、秘湯高天原温泉に癒された贅沢な3日間。

  
  ↑ 2日目、鷲羽岳山頂にて槍ヶ岳をバックに

  ↓ 3日目、太郎平から3日間歩いた黒部五郎岳までの道のりを振り返る

    


 2 馬場島~剱岳日帰り(2009.9.6)
   標高差2,100m一気登りは、登山口に設置された「試練と憧れ」の碑文を実感。
   雲ひとつない好天の中、山頂ですごした1時間は正に至福と感動。
         ↓ 剱岳山頂から手前の立山、奥の槍・穂高方面を望む

 
 3 大朝日岳日帰り周回(2005.6.17、7.18、9.24)
   雄大な朝日連峰と豊富な高山植物に魅せられて、コースを変えながら年3回登る。
   その後の、平ヶ岳や剱岳、空木岳などの早朝(又は未明)出発、日帰り登山スタイルの原点。
   そして、この日記の原点。
         ↓ 中ツル尾根から大朝日岳山頂を見上げる
    

 次点 平ヶ岳(2007.6.2)
   百名山の中でも正規コースは、往復23kmのロングトレイルで途中に小屋もない難コース。
   山頂付近の残雪の白と針葉樹の緑のコントラストに癒されて奇岩卵石に感激。
         ↓ 9合目池ノ岳から平ヶ岳山頂を望む



 登山以外で特筆は、愛用のノートパソコンンがファンユニットの故障で動かなくなったが、メーカーから新しいファンユニットを取り寄せてマニュアルと首っ引きで自分でパソコンを分解し部品を交換し、修理代見積もり2万5千円~3万円が5千円ですんだこと。
 分解したらファンユニットに大量のほこりがたまっていた。先日、職場でもファンにほこりがたまって故障することが多いので吸気口の定期的な清掃をと注意書きが回っていた。

 まもなく妙高山のスキーシーズンである。早速、15,000円で上越市、妙高市在住で50歳以上限定のシーズンパスを購入した。昨年は池ノ平温泉スキー場であったが今年は赤倉スキー場である。赤倉スキー場にはお気に入りの国体女子コースもあり、昨年と違ったスキー場で、また楽しみたいものである。

  

コメント
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