@越後の山歩き日記

新潟周辺、近県の百名山などが中心です。個人的な覚書ですが今後の山歩きの参考になれば幸いです。(2005.10.16~)

大日岳 飯豊連峰の最高峰

2013年07月23日 | 飯豊連峰
2013.7.20(土)~21(日) 曇り時々晴れ、一時霧雨

5:00天狗平~ 湯沢峰~ 滝見場~ 五郎清水~ 梶川峰~ 扇の地神~ 門内小屋~ 北股岳~ 12:30梅花皮小屋~  烏帽子岳~ 御手洗池~ 天狗の庭~ 15:45御西小屋(泊)


4:40御西小屋~ 5:50大日岳(6:00発)~   7:10御西小屋(8:00発)~ 御手洗池~ 烏帽子岳~ 11:30梅花皮小屋~ 12:00北股岳~ 12:50扇の地神(13:05発)~ 梶川峰~ 滝見場~ 湯沢峰~ 16:50天狗平


 飯豊連峰の山には飯豊本山2回、北股岳2回、朳差岳3回、地神山2回など登っているが最高峰の大日岳には登っていなかった。
  深田久弥の日本百名山では「飯豊山2128m」とされていて、飯豊連峰最高峰である大日岳の標高が記されている。
 最高峰の大日岳までのコースはいろいろあるが、まだ歩いたことのない北股岳~御西小屋の稜線上を歩くことし、少し長いが、天狗平~梶川峰~(主稜線)~御西小屋(泊)~大日岳の往復を計画した。
  まだ梅雨明け前だが、土日の天気は悪くない予報である。
 
金曜日の仕事を終え、支度を整えて、19:40自宅発。
 荒川胎内まで高速道路で40分、113号線、山形県道を通り、21時過ぎに天狗平についた。
 
車中泊、暑からず寒からずで、4時過ぎ薄明かりと朝到着の車の音で目覚める。
 朝食や荷物整理を終え、登山指導所の方に登山届を出して4:50出発。
 ほかにも出発する人かいたが、大半は石転び沢へ向かうようだ。
 曇り空で涼しいが湿気の多い中、2日分の荷物を背負って、いきなりの急登に汗が出る。

 湯沢峰や滝見場などで石転び沢やその上の稜線を見ることができるが、その他は梶川峰まで視界の効かない樹林帯を黙々と歩く。

 4時間半で梶川峰。
 腹も空いてきたので持参のおにぎりを食べる。
 梶川峰からはまだらに残った山腹の残雪がよく見える。





 扇の地神、ここで初めて頼母木山方面から来た3人パーティーと出会う。
 そのすぐ後に、男性単独、同じ道を先行していた人とわかる。





 先は長いので北股岳への登りに向かう。途中で登山道刈り払いの方が休憩されていた。刈り払いのおかげでその先は歩きやすい。


 12:00北股岳山頂。
 女性4人組が休憩を終えて出発するところだった。


  


 北股岳からは初めて歩く道である。下る途中で先ほどの女性4人組を追い越す。



 梅花皮小屋の脇でホースから勢いよく出ている水を補給。
 出かけるときに女性4人組が追いついてきた。この後、同じく御西小屋まで行くとのこと。

 烏帽子岳の先は登山道に短い距離だが雪が残っていて歩きにくいところがあった。(御西の管理人さんの話では17か所)
 その分、雪が消えた斜面では、イイデリンドウを始め、ヒナウスユキソウ、コバイケイソウ、ハクサンイチゲ、チングルマ、ハクサンコザクラ、ヨツバシオガマ、ミヤマキンポウゲ、オヤマノエンドウなどの高山植物が次々と
目を楽しませて、次第に変わっていく山並みの景色とともに、稜線歩きは最高だと思う。


























 


















 15:40御西小屋着。
 先着者は1人。荷物を置いて本山ピストンに出かけたとのことである。
 受付と荷物整理をして、食事の後横になる。
 
1時間遅れて、女性4人組が到着。
 札幌から来たという方々で大石ダムから朳差小屋泊、御西小屋泊、三国小屋泊、弥平四郎までの3泊4日の縦走だそうで、私とほぼ同年代とお見受けしたが、「飯豊は2回目、前回は朳差と大日に登らなかったので、今回そこを登るために来ました。日本各地の山、中にはヒマラヤの山に登った人もいます。大雪山は庭みたいなものですよ。」と、おしとやかな話し方で豪語されるのにあっけにとられてしまった。
 1日目、2日目と4日分の荷物を担いで10時間以上の行程をこなし、3日目の朝も「今日は大日岳往復して三国小屋までだから余裕ね」と疲れた様子もないご様子、さすがと感心した次第である。
 
その後、東京から夜行バスで来て、石転び沢を登り、明日は弥平四郎からまたバスに乗って東京へ帰る、という若者2人などが日暮れ近くに到着し、宿泊者は9人で全員2階を指定されたが、広々であった。
 
翌朝も東京から来た若者などは暗いうちに出発して行き、隣の女性4人組と私だけになってしまった。
 軽く朝食を食べて、4:40寒さ避けに雨具を着込みカメラだけを持って大日岳に向かう。
 曇っているが上空の薄い雲で、十分明るく、視界も良い。
 南東側の喜多方盆地と西側の新潟平野が同じくらいよく見え、新潟県庁など高い建物も確認できる。その先には、弥彦・角田さらには佐渡、粟島である。
 東側は磐梯山、吾妻連山などである。
 






















往復2時間20分で御西小屋に戻り、小屋脇の雪渓下へ降りて水をくむ。草付きの斜面は滑りやすいので十分な注意が必要で一仕事である。
 8:00御西小屋発。
 天狗の庭で梅花皮小屋を朝出発した5人グループとすれ違い。その後も何人かと出会う。



 11:20梅花皮小屋。
 「これから梶川下りだとだいぶあるね。気をつけて」と管理人さんの激励をもらう。

 12:00北股岳山頂。
 下りでは、北股岳までの日帰り者数人と出会う。


 12:50扇の地神で昼食タイム。霧雨が降ってきたが、雨具を着るほどではなく直にやんだ。
 13:10「あと4時間」と気合いを入れて出発。

 梶川峰で2人組、更に五郎清水の下で単独に追い越された。
 14:40滝見場。2日間歩いた尾根を振り返りながら一休み。



 15:30湯沢峰。
 「あと1時間20分」と気合いを入れ直す。
 16:40天狗平。
 12時間の行程を終了した。

 とりあえず車中で全着替えを済ませ、帰路へ。
 小玉川の自販機でコーラを購入し、一気飲み。
 関川の温泉ゆ~むで汗を流し、再着替え。
 19:30自宅に着いて、お土産のアイスクリームと果物をかみさんと一緒に食べ、荷物整理は翌朝回しにし、就寝した。
 今回の山行で朳差で三国岳~飯豊本山~北股岳~朳差岳の主稜線が本山~御西小屋間のわずかを残してつながり、最高峰にも登頂したこととなった。
 1日目11時間、2日目12時間を歩き、飯豊の山を堪能した。

 さすがに翌日になっても足の痛みが残る。
 この後、8~9月は都合がつかず、今シーズンの山歩きは今回で終了。
 10月は新潟シティマラソンでの初フルマラソン(制限時間5時間以内での完走が目標)予定である。昨年10月の新潟シティ、今年5月の白根、6月の関川とハーフでは3回、目標の2時間以内で完走(5分40秒/1kmペース)したが、その先は未知の領域である。
 暑い時期にフルマラソン練習の気にもならないので、冷房の効いたスポーツジムでのエアロビクスや筋トレ中心にトレーニングを積んで体脂肪を2~3kg落とし、当日は足の故障がなければ4時間半(6分20秒ペース/1km)走り続けてフル完走との目論見である。
  
 
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