@越後の山歩き日記

新潟周辺、近県の百名山などが中心です。個人的な覚書ですが今後の山歩きの参考になれば幸いです。(2005.10.16~)

白馬岳 連日猛暑、富士山まで見えた上天気

2018年07月22日 | 白馬岳、 周辺の山

2018.7.21(土)~22(日) 晴れ、快晴

(1日目)
八方バスターミナル6:00=(バス)=猿倉6:30~白馬尻7:30(7:50)~葱平9:30(10:00)~村営頂上宿舎12:00(テント泊)

(2日目)
村営頂上宿舎テント場6:30~白馬岳山頂7:10(7:35)~三国境8:10~小蓮華岳9:00~白馬大池10:00(10:30)~白馬乗鞍岳山頂11:00~ 天狗平12:00~ 栂池山荘13:00
(13:40)=(ロープウェイ、ゴンドラリフト)=栂池高原14:18=バス=八方バスターミナル14:40

 今年は平年より15日早く7月9日に梅雨明けし、その後連日30度を超える日が続いている。
 少しでも涼を味わいたいと、大雪渓で有名な白馬岳に行くこととした。
 白馬岳にはこれまで9回登っているが大雪渓から登って栂池に下りるのは今回が初めてである。
 6年前に2人用軽量テントと55Lザックを買ってから、年1回くらいテント山行を行っているが、今回もテントで。

 金曜日の夜10時に家を出て、糸魚川まで高速で2時間、更に白馬まで1時間、深夜1時過ぎに八方バスターミナル前の八方第2駐車場に着いた。
 イスを倒してそのまま仮眠。
 あたりのざわつきで目が覚めたら4時過ぎであたりが薄明るくなってきた。
 猿倉行きバスは6時発なのでもう少し横になることにした。5時を過ぎると辺りの動きも本格化。こちらも支度にかかる。
 5:40バス停に行ったら15人ほど並んでいた。係の人が来て券売機でチケットを買うように案内するのでそちらに並んで購入。今朝は乗客が多かったので白馬駅からの通貨便はスルーして、ここから始発の便に全員乗る。20人ほどだが、大荷物も脇に置いて問題ない。
 30分の乗車で猿倉へ。大勢の登山者が準備中。
 準備は万端なので、すぐに歩き始めた。テント装備でザックが重いのですぐに汗が出る。
 標準タイムどおり1時間で白馬尻到着。20分ほど休憩、水分補給。





 再び歩き始めて、すぐに雪渓に出る。夏山シーズンに入ったばかりで雪渓も長い。



  4本爪の軽アイゼンを付けたが特に不安なく順調に高度を上げて2時間で大雪渓を抜けて葱平に到着。アイゼンを外す。ここからはお花畑で花の写真を撮りながらゆっくり進む。










途中に小雪渓のトラバースがあるが慎重に歩けば問題ない。



 大雪渓ルートは南側の斜面を登るので強い日差しを背中に浴びてかなりバテたが、歩き始めから5時間半、12:00に今日のテント場の頂上宿舎に到着。受付を済ませてテントを張りしばらくテント内で横になる。

 結局午後は昨夜の寝不足と午前中の疲れが重なってテント内で昼寝だった。優雅な山上の夏休み。
 例年の梅雨明けよりも早い時期であり、高校生や大学生の団体がいないのでテント場はすいている。

 深夜1時過ぎに風が強くなりテントがバタバタと鳴り出した。念のため外に出て空を見ると星が出ていたが、風は周りのテントもバタバタするほどかなり強い。
 ケルティというアメリカ製のキャンピング用テントで、140cm×223cm×109cm とエアライズ2(間口130×奥行210×高さ105cm)よりも一回り大きく、基本は夏山で風も安定している時しか使えないものなので念のため外の張り綱を大きな石に結びなおし、更に念を入れてテント内の4隅にも石を置いた。
 その後それ以上の強風にはならず、夜明けとともに風は収まった。

 翌朝は5時前から回りが騒がしくなりだしたが、下るだけなのでゆっくり支度。朝食の後、テントを撤収して6:30発。50張ほどあったテントも残りわずかとなっていた。



 

 朝の景色を堪能しながらゆっくり40分歩いて7:10、白馬山頂。雲海の上に劔、立山~槍、穂高の北アルプス、更に南アルプス、富士山まで遠望できる素晴らしい天気となった。












             立山   と    剱岳








 20分ほど眺望を楽しんで三国境への道を下る。さらに小蓮華岳を超え白馬大池まで2時間半を快適に歩いた。


  小蓮華岳から白馬




















 10:00白馬大池。ここで早めの昼食。
 











  白馬乗鞍岳山頂


 白馬乗鞍を超えて天狗平まで1時間半、さらに1時間歩いて13:00栂池山荘到着。

 この先はロープウエー、ゴンドラ、バスと乗り物だけなので、トイレで着替えをしてすっきり。

 バスの乗り継ぎもよく順調に14:40八方バスターミナルに戻り、駐車場で車に荷物を積みすぐ脇の八方の湯で2日分の汗を流した。

 15:30発、途中道の駅小谷でお土産購入、高速に入って米山パーキングで夕食を食べ19時に自宅に戻った。

 完全燃焼の夏休み2日間。
 

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白馬岳~雪倉岳~朝日岳 

2016年08月08日 | 白馬岳、 周辺の山

2016.8.6(土)~8(月) 晴れ、快晴、晴れ

8.6(土) 晴れ
 6:00蓮華温泉~9:10白馬大池(9:30発)~11:30小蓮華山~13:30白馬岳山頂~14:00白馬岳テント場

8.7(日) 快晴
 5:50テント場~6:20白馬岳山頂~10:00雪倉岳(10:20発)~13:00朝日岳水平道分岐~14:40朝日平テント場

8.8(月) 晴れ
 6:30朝日平~7:30朝日岳(50分発)~10:50花園三角点(11:10発)~12:10白高地沢(12:50発)~13:50瀬戸川~15:10蓮華温泉

 今年の夏休みは、4年ぶりに蓮華温泉から白馬岳、雪倉岳、朝日岳を前回とは逆回りコースでテント泊周回とした。。

土曜日深夜0時に自宅発、深夜3時に蓮華温泉に着いた。この時間に到着する車も結構あり、駐車場は満車で少し戻った道路脇に駐車した。明るくなるまで仮眠。
目が覚めたら5時だった。当たりは既に明るく、回りの車で仮眠していた人やこの時間についた人たちが出発していく。
 朝食を食べたり、パッキングの整理をしたりで6時出発となった。

 10分ほど車道を歩いて、登山道へ。
 3日分のテント装備で歩き始めるとすぐに汗が出る。

 ここからは白馬山頂は見えないが雪倉や朝日はちょうど正面から日差しを浴びてよく見える。今年は例年になく雪が少ないそうで、雪倉の残雪もごくわずかである。



 2時間歩いて、天狗の庭で小休止。更に1時間歩いて白馬大池到着。8月第1週の土曜日とあって、9時の小屋脇はこれから登る人、白馬から降りてくる人とちょっとした賑わい。この辺りのお花畑は既に咲き終わっていたが、水をたたえた大池が日差しを浴びて美しい。






 パンを食べて、出発。
 ここからは森林限界を超え、標高2千mを超えているのでもう少し涼しいと期待したが、日差しを遮るものがないので直射日光を受けて風のないところはかなり暑い。10時を過ぎて、時折、ガスが上がってきて日差しが遮られるとほっとする。
 
 途中、登山者が立ち止まって何かを見ている。近づくとライチョウ親子が登山道の真ん中で砂浴び中。ライチョウには何回も逢っているが砂浴びは初めて見た。回りの登山者もライチョウ親子の珍しい光景に写真を撮ったりして、しばし歩を止める。
 しばらくして砂浴びを終えた親子は悠然とハイマツの中へ立ち去っていった。
 
 小蓮華山を過ぎ三国境との中間辺りで昼食休憩。ちょうどベンチ状の岩があって腰掛けて向かいの雪倉を眺めるのに絶好。のどかな日光浴である。



 13:30白馬山頂。さすがにこの時間になると360度の眺望とはいかないが、西側の立山、劔や槍や北の雪倉、朝日がよく見える。







 14:00白馬頂上宿舎脇のテント場到着。テント場も満員御礼状態で、条件の良いところはほぼ埋まっていたが、学生グループの大型テントの間に小スペースが開いていたのでそこに張らせてもらう。某大学の男女混成ワンゲルでしっかりした指導者の下、統率よく、朝もセオリーどおり3、4、5で出発していった。昨年は涸沢で高校山岳部の隣のテントでこちらもしっかりしていたが、山を愛する若者たちの心意気に乾杯。

 翌朝は、隣の学生が暗いうちから支度をしている間も還暦過ぎの中高年登山者は明るくなってからにしようと、もう一眠り。
 昨夜100以上はあったテントも残り5張りほどとなっていた。
  ”予定どおり”5:50出発。

 30分歩いて再び白馬山頂。今朝は快晴、360度の展望だ。特に正面から朝日を浴びる剣・立山がくっきりと最高。

           槍ヶ岳 ↓



 昨日は休憩込みで8時間、今日も同じくらいの長丁場。10分ほど写真を撮って先へ進む。
 40分ほどの三国境までの急な下りは、既に登ってくる人もいて所々で軽い渋滞。



  三国境からは9割5分以上の白馬大池へ向かう登山者と道を分ける。
 道を分けて雪倉へ向かう登山道に入ると、やや遠くに先行2パーティー5人の姿を確認できるくらいで、全く静かな山旅となる。この時間まだすれ違う人はいない。沿道にはコマクサ、タカネマツムシソウ、タテヤマリンドウ、アキノキリンソウ、………。
 雪消えが早かったせいで、雪消えの後から咲く、ハクサンイチゲ、シナノキンバイ、チングルマなどはほとんど終わっている。





   



   


   

   

   







 雪倉の手前で、雪渓を少し降りて水を汲む。往復15分ほどと少し大変だったが、結果的にはその後かなりいかない水くみ適地がなかったので正解だった。

 出発から4時間で雪倉山頂。今日の行程の半分である。昼食休憩。雲は少なく気分も最高。フルーツグラノーラを食べる。これは簡単で山の行動食に良い。




 30分ほど休憩して、下りに掛かる。途中はミヤマトリカブト、イブキトラノオ、ハクサンシャジンなどの群落が見事。
 標高2千mを超えているのだが、ちょうど昼時の強烈な日差しを受けて暑い。時折、ふっと抜ける風が気持ちよい。

 雪倉岳と朝日岳の中間、赤男山の燕岩のところで同年代の男性単独テント者が休憩中だっ
た。「長いですね~」と声をかけると、「白馬大池から」とのこと。白馬岳からよりも更に1時間半ほど長いので健脚ぶりに驚いた。「お先にと」声をかけて先へ進む。

 しばらく行くと小学生と中学生の女の子連れの親子4人パーティーに追いついた。中学生の女の子は大人と同じくらいの大ザックでテント装備とわかる。少しゆっくりペースだが、景色や山の雰囲気をゆっくり味わいながらしっかり歩いているようだ。こんな大自然の中で家庭教育をされているご両親に拍手。
 自分は息子2人が小学生のころ日帰りで五頭山や湯の平温泉に連れて行ったことはあるが、テント装備で北アルプスなど一級の山域までは体力・技術も時間もお金も手が出なかった。

 朝日小屋テント場まで20分かというところで、若い女性2人組が深刻そうに何か話をしている。どうやら1人がアクシデントで救護が必要なようだ。それほど切迫しているようでもないので通り過ぎてしばらくすると小屋から救急箱を持った人がやってきた。大事には至らなかったようである。

 14:30、標準タイムより30分遅れの8時間半でテント場到着。
 とりあえず、テントを設営してしばし横になる。1時間ほど眠った。その後も横になって通り抜ける風を感じる。今日は日曜日とあって朝日平テント場は6張りと静かなものだ。




 夜、トイレに起きて上を見上げると普段見るより何倍も多い星々。天の川、北斗七星、カシオペア …  しばらくその数と大きさに圧倒される。

 翌朝も、ゆっくり支度して小屋から流れるラジオ放送の「名古屋、岐阜38度、富山32度」の天気予報に次いでラジオ体操の音楽と共に6:30出発。既に小屋もテント場も出発した後である。
 今日も7時間半の行程。ザックは食料が軽くなったが3日目の肩に重い。まずは朝日岳への登り。西側斜面で陽が当たらず気持ちの良い登り。振り返ると緑の草原に小屋の赤い三角屋根が朝日に映えて印象的。



 1時間で朝日岳山頂。






 昨日とは別の同年代の男性単独行氏が休憩中。小生と同じ行程で昨日は9時間だったとか。埼玉から高速を使わずに8時間運転してきたと言うから驚いた。仕事をリタイヤして時間を気にしないようになれば、それも有りかとも思うが体力・気力の鍛錬のたまものであろう。
 先に出発した単独行氏のあと20分ほど北アルプスの最後の雰囲気を楽しんで、「事故の8割は下りで起きる」の言葉を思い返し気を締め直して下山に向かう。
 例年遅くまで雪が残っている吹き上げのコルから下の辺りも全く雪がない。その分、花も少ないが、ぬかるみが少なく歩きやすい。
 1時間ほど歩くと、岩の間から勢いよく吹き出す清水がある。ベンチも作られているのでよくわかるが、ここの水はお気に入りである。
 この後、五輪の森のちょっとした登りから五輪高原の気持ちの良い下り、カモシカ坂から白高地沢までの急な下り2時間分の水を汲む。
  五輪高原で休憩中の昨日の親子4人連れほか4パーティーを追い越して順調に下る。

 12時、白高地沢。ちょうど昨夜小屋泊まりだった20人ほどの高校生パーティが休憩を終えて出発するところだった。皆元気よく「こんにちは~」と挨拶をしてくれる。高校時代の巻機山や苗場山での合宿登山が思い出される。
 河原へ降りてラーメンを作る。橋の下が日陰で昼食休憩にちょうど良い。
 汗をかいた後で塩味がうまい。ついでに非常食のスキムミルクに蜂蜜も腹に入れる。
 50分ほど休憩して、残り2時間半と気合いを入れて出発。後半、瀬戸川から標高差200mの登りが長かったが、15時、蓮華温泉到着。
 温泉で3日分の疲れを癒やし、完全燃焼の白馬連峰3日間を終えた。


 

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蓮華温泉~朝日岳~白馬岳~風吹大池 テントで周回

2012年08月19日 | 白馬岳、 周辺の山

2012.8.9(木)~11(土)     快晴、快晴、くもり   

9日(木) 快晴
 5:10蓮華温泉~ 7:15白高地沢 ~9:20花園三角点(9:40発)~ 11:15千代の吹上~ 12:00朝日岳山頂(12:20発)~ 13:00朝日小屋(テント泊)

10日(金) 快晴
 6:10朝日小屋~ 10:00雪倉岳山頂(10:50発)~ 13:00三国境~ 13:40白馬岳山頂(45発)~ 14:00白馬頂上宿舎(テント泊)

11日(土) くもり
 6:50白馬頂上宿舎~ 7:20白馬岳山頂~ 8:20小蓮華岳山頂~ 9:00白馬大池(9:20発)~
10:20天狗原~ 12:25風吹大池(風吹小屋)13:10発~ 15:15風吹大池登山口~ 15:40蓮華温泉


 今年は、以前から欲しいと思っていたテントと大型ザックを買って、先月、秋田駒ケ岳へ登った時に麓のキャンプ場でテントの使い心地を試してみた。なかなかよかったので、今度は山の上で使ってみることにした。行先は、以前に歩いたことがあって危険箇所も少ない上記のコースとした。

 水曜日の仕事を終えて家に帰り、荷物を積んで19時に家を出た。蓮華温泉に着いたのは22:15頃だったが、駐車場はほぼ満車で残り3台分くらいしか空いてなかったが、丁度良さそうな場所にとめることができた。運転の疲れもあって、車のシートを倒して横になったらすぐに眠ってしまった。 

翌朝、周りのざわつきで目が覚めた。少し明るく、時計は4時半。5時が日の出時刻なので支度を始める。
 5:10出発。既に何組か出発した後である。今日の目標の朝日岳や明日通過予定の雪倉岳の上部には雪が残っているがのよく見える。快晴。テント装備のザックは重いが期待で足取りは軽くなる。



 ↑ 朝日岳      ↓ 雪倉岳   どちらも山頂付近にはまだ雪が残る。


 
 


兵馬の平は湿原の花畑 。

キンコウカ、コバギボウシ、ミヤマシモツケなど。ハクサントリカブトはまだ蕾。











 歩き始めから瀬戸川までの1時間はゆるい下りが続く。まだ涼しいので軽く汗をかく程度で2時間歩いて白高地沢に着いた。先行していた女性2人組が休憩中だったが、こちらは給水タイムのみで先を行く。ここからはカモシカ坂と呼ばれる五輪尾根へのやや急な登りとなる。しばらく進んで男性3人組を追い越す。樹林帯を抜け花園三角点の手前で同じくテント装備の単独行が休んでいたので「上でまた会いましょう」と軽く挨拶して先を行く。
 8時を過ぎてこのあたりへ来ると、上から下りてくる人とすれ違うようになった。今年は富山県側へ降りるルートが災害で通行止めのせいで、かなりの数が下りてくる。



花園三角点。雲上の楽園である。





白高地沢から1時間歩いて花園三角点通過。8:20、五輪高原の開けた木道脇でおにぎりタイムとした。20分ほど休憩していると、先ほど追い越した単独行氏が先に行き、更に3人連れが追いついて休憩するというので場所を代わって出発した。

 




     ↑ ミアヤマアズマギク     ↓ イワイチョウ





↑ タテヤマリンドウ  ↓ キンコウカ


五輪高原はワタスゲ、タテヤマリンドウを始め様々な高山植物が咲き誇り、快晴で遠く小蓮華岳や白馬岳の眺望も素晴らしい。写真を撮るのに忙しく歩行ペースは鈍ってきたが、まだ9時なので余裕である。


  
 ↑  小蓮華岳    ↓ 雪倉岳






           ハクサンシャジン


 気持ちのいい五輪高原の草原帯も40分ほどで終わり、9:20、五輪の森の森林帯に入った。9時を回り、日差しも強くなってきたので、樹林帯の日陰のほうがありがたい。今日は空気も乾いていて、樹林帯を吹き抜ける風が心地よい。20分ほどで樹林を抜け、再び草原帯に出るとミヤマキンバイ、シナノキンバイ、ハクサンイチゲ、チングルマなど今を盛りと咲き誇っている。10時前、岩の割れ目から湧き出すお目当ての水場に来た。水筒の補給とおにぎり休憩。冷たくておいしい清水だ。







 ↑ウサギギキ       ↓ ニッコウキスゲ




    
  ↑ チングルマ    ↓  ハクサンコザクラ  ミヤマキンバイ




    ↑  シナノキンバイとミヤマキンポウゲの競艶      ↓ キュウキンカ









   所々、雪の残る登山道を行く。雪渓の消えたところから次々と花畑になっていく。

    ↑  雪倉とその奥の小蓮華を望む。 


    上:ミヤマウスユキソウ     下:ミヤマツメクサ









 
  ↑ チングルマとハクサンイチゲの競艶



20分ほど休憩して再び歩き出す。花、花、花のオンパレードで写真が忙しく、歩みはのろい。11:15、千代の吹上。11:55朝日岳山頂に到着。蓮華温泉から7時間、休み休みだったが、ほぼコースタイム通り 。最後のおにぎりタイムで20分休憩し、12:20山頂発。



  朝日岳山頂。 白馬岳~旭岳を望む。   



後は、朝日小屋まで下るのみ。13:00、小屋着。テントを張って本日の予定終了。
 午後の時間は、テント内でゴロゴロして疲れをいやした。しばらくすると学生のワンゲル10人ほどが隣にテントを張り、食事の準備やミーティングなどにぎやかになったが、女性リーダーを中心によく統率されしっかりしたサークルだと感心した。


         色とりどりのテントでにぎわう。

 翌朝はワンゲルサークルの出発準備の物音で目が覚めた。何と時計はまだ3時。こちらは今日も8時間ほどの行動予定なので、暗いうちから動く必要もなく、そのまま横になって時間を過ごした。4時には出発していった。このころになると他のテントも出発準備を次々に始め、5時の日の出のころには残ったテントが少なくなった。こちらは明るくなってから準備を始め、6:10出発。残ったテントは1つだけとなっていた。小屋泊りの登山者もほとんど出発したようである。


    朝6時、テントはなくなり、小屋泊りの登山者もほとんど出発した後で、静寂。

 本日も快晴。少し風もあって寒いが、Tシャツの上に長袖シャツで出発。丁度今日から朝日岳の巻道(水平道)が通行可能となったのでそちらを行く。水平道に入り、風も当たらなくなり寒さは感じなくなった。
 前日にきれいに草刈りをされたようで、道もわかりやすい。雪の残るところも危険や道迷いの心配はない。朝日岳山頂経由より30分短縮できてありがたかった。




 
       朝日小屋を振り返る。

 7:50小桜が原、このあたりもハクサンコザクラやチングルマが見ごろだ。雪倉は雄大。




 やがて、雪倉岳への登りに入ると斜面の砂礫地にはコマクサや花の時期は過ぎているがウルップソウ
も見られる。タカネナデシコの群生は見事だ。


 上:コマクサ      下:タカネナデシコ





  ウルップソウの花は終わり

 雪倉岳8合目付近の雪渓下部で勢いよく水が出ているところがあり、水筒の水を補給。ここの水場は、融雪水のため登山地図には表示されていないが、5年前の8月中旬に通過した際も勢いよく流れていた。通常8月中は十分利用できるのではないだろうかと思われた。
 9時を過ぎて、白馬方面から朝日岳に向かう登山者と多くすれ違うようになった。

 10:00雪倉岳山頂。山頂からは、今朝出発した朝日岳や、これから目指す白馬岳、更にその奥の剣岳もよく見える。
 ここで、昼食休憩。山頂は風があったが、丁度東側の岩陰は風をよけ、日も差しているので身体も冷えず、先ほどの水でソーメンをゆでて50分ほど休憩した。ここからは眼下に昨日出発した蓮華温泉の赤い屋根がよく見える。



   ↑ 立派な山頂標識。     ↓ 鉢が岳~白馬岳に続く稜線。これからここを歩く。


   ↓ 清水岳の後ろにそびえる剱岳




 10:50、昼食休憩を終えて、出発。
 11時を回って、日差しが一段と強くなり、鉢が岳巻道あたりからは、半袖でも暑く感じるようになってきた。12時、鉱山道分岐あたりで、三国境方面から中年夫婦がやってきて、「朝日小屋までどれくらいかかりますか」と聞くので、「朝日小屋を6時に出て昼食休憩を含んで6時間掛った。」と答えると、「6時間ですか…」と言って、先に進んでいった。大半の登山者とは2時間前の雪倉あたりですれ違っているので、この時間からでは、朝日小屋まで着くのは夕刻ギリギリと思われた。しばらくして振り返ると途中で休んでいるようだったので、思い直して、引き返すことにしたのかもしれない。

     雪倉岳を振り返る


 三国境の登りにさしかかると、白馬大池方面から登山道を登ってくる隊列が見られるようになりにぎやかになってきた。


    山頂は雲海の上なのだ。2500m位までは雲海の中。上空は青空。



 残念ながら午後になって、白馬山頂にガスがかかり始め、お楽しみの眺望は今一つであったが、ガスの切れ間から時々のぞく周辺の山の写真を撮って、14:00白馬頂上宿舎のテント場に到着。
 風がかなりあって、慎重にテントを設営したが、それ以上悪化することはなく、耳栓のおかげで熟睡できた。
 
 早く寝たせいもあったが、朝方になると寒さで目が覚めた。4時を過ぎると周りのテントは、出発準備を始めるものもあり、にぎやかになってきた。いったん外に出てみたが、風とガスで寒く、今日は下山だけなので、もう少しゆっくりすることにして、テントで横になった。
 6時過ぎになって外に出ると、50張り以上あったテントは、数張りを残すだけとなり、小学生を連れた親子も出発していった。
 朝食を食べて撤収を終え、6:50、さすがに標高2700mは風もあって寒く、雨具の上を着込んで出発。白馬山頂は昨日よりもガスが濃く、時間記録のために山頂標識の写真1枚を撮って通過。


    雪倉方面は視界が効く。

 三国境を過ぎると、風があたりにくくなり、暖かくなってきたので雨具を脱ぐ。涼しいので順調に歩いて白馬岳から1時間で小蓮華岳到着、8:20。
 更に40分歩いて9時に白馬大池到着。ここで20分ほど食事休憩。曇りだが半袖でも寒さは感じない。
   白馬大池: 土曜日の午前、白馬からの下山者、栂池からの登山者と大勢が行き交う。


 時間も早く、昨日の疲れも残っていないので、前から一度行ってみたいと思っていた風吹大池を回ることとする。
 9:20発、ここから白馬乗鞍~天狗原の間は、旧盆前の土曜日とあって栂池から登ってくる大勢の登山者とすれ違った。山ガールブームもあってか、若い女性、男性も多い。

 白馬乗鞍山頂は立派なケルンと標柱が立っている。これがなければ、山頂と気づかないで通過する平らな山頂だ。


 
 10:20天狗原。ここから風吹大池へ道を分けると一気に喧騒から逃れて、誰にも会わない一人旅となった。踏み跡を見ると、先行者2人くらいかと思われたが、会うことはなかった。

 誰にも会わず、静かな湿原の木道や樹林帯の道を2時間歩いて、12:10、静かに水をたたえる風吹大池と、森の中にひっそりとたたずむ赤い屋根の風吹山荘に到着。


          白馬の喧騒と対照的な静寂の中の風吹大池




 記念写真を撮って、少し引き返し、湿原の木道脇の景色のよいところで30分ほど昼食休憩。


      静かな大自然に抱かれて至福の時間が過ぎる。

 しばらくすると女性の単独行がひょっこりやってきた。神奈川の自宅を昨夜出発して、蓮華温泉駐車場での仮眠3時間ほどで白馬大池を回って、同じルートを歩いてきたという。タフなものだと感心したが、こちらも誰も合わないと思っていたところが、同じ志の登山者にうれしくなって、この山のことや折立~薬師岳、雲の平、高天原温泉の話など、しばらく話しこんでしまった。前に日帰りでここにきて、一度この静かなたたずまいの山荘に泊ってみたかったのだとか。多分今日の宿泊者は1人のようだとか。

 そんな出会いに気を良くして、最後の下山に向かう。下りとはいっても途中までは笹目尾根の緩やかなアップダウンが続く。幸い曇りでそれほど汗もかかないので、1時間強歩き、最後の急な下りにさしかかる手前で小休止。
 30分下り、車道に出た。風吹岳登山口の標識が出ている。車道を30分歩いて、駐車場に着いた。
 車道歩きの後半で小雨が降ってきたと思っていたら、車に乗り込んで着替えているうちに猛烈な雨となった。
 これでは温泉までの2,3分の歩きも億劫だとしばらく様子見。幸い15分ほどで小ぶりとなった。
 とりあえず、内風呂で3日間の汗を流す。
 20分後に外へ出るとすっかり雨は上がり、宿泊者も露天風呂に出かけたので、こちらもGO。
 
 一番人気の「仙気の湯」につかる。後から入ってきた人も含めて6,7人が入り満員御礼。丁度雪倉も中腹まで望めるようになり、満足して帰路に就いた。
 
 今夏のメーンイベントは天気に恵まれ、予定通り楽しく終わった。

 9月は再び相棒と、草津白根プチ登山+草津温泉+オートキャンプ+信州フルーツ狩り+温泉、どんな旅になることやら。

 
  


 

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白馬三山 日帰り花の旅

2010年08月02日 | 白馬岳、 周辺の山

2010.7.31(土) 曇り一時晴れ

6:00猿倉~6:50白馬尻小屋~7:30大雪渓~8:30お花畑避難小屋~9:00村営頂上宿舎(9:15発)~11:00白馬鑓ヶ岳~12:30白馬鑓温泉小屋(入浴、昼食。13:20発)~14:50小日向のコル~16:15猿倉

 今年は白馬大雪渓の雪が多いと聞いて、久しぶりに歩いてみることにした。欲張って槍温泉も回ってくることとした。
 白馬三山縦走は山頂の小屋か鑓温泉小屋で1泊するのが通常だが、朝早く出て大雪渓の登りで稼げれば、昼には鑓温泉に着いて入浴もできるという目論見である。
 念のため鑓温泉小屋に泊まることも想定して宿泊費だけは用意した。
 金曜日の仕事を終えて、登山用具と車中泊用のシュラフを車に乗せて7時半に別宅を出た。高速で糸魚川、そこから148号線で白馬、更に猿倉へと順調に進み9時半に猿倉に着いた。直近の駐車場は9割方埋まっていた。
 猿倉駐車場は登山最盛期とあって金曜夜でも8割方埋まっていた。
 目覚ましを4時にセットし、缶ビール1本飲んで車中泊。
 夜中に到着する車もあり物音で熟睡はできなかったが、横になっていた時間が長かったのでまあまあの朝であった。ところが夜半は何事もなかった空模様が朝4時に目覚めた頃から雨となった。天気予報は次第によくなるとのことであり、雨具を着て出発する人もいたが、模様眺めの人もいた。
 朝早く出て、大雪渓を登り、白馬三山縦走、鑓温泉入浴後下山の予定で、4:30には出発しようと思っていたが、登頂が遅くなったら大雪渓往復に変更することとして、しばらく様子見とした。
 5:40頃になって雨は止み、空も明るくなってきたので出発することとした。
 6:00に猿倉山荘に登山届けを出しに行くと、団体ツアーも含めて大勢が出発準備をしていた。
 
 登山届けを提出して出発。たいした雨ではなかったようで、登山道も歩きやすく、6:40白馬尻小屋に着いた。更に20分歩いて大雪渓にとりついた。今年は雪もたっぷりで大雪渓も長いようだ。
 雪渓の上に立つとひんやりした空気が気持ちよい。




 
 白馬岳には何回か登っているが、新潟県側の蓮華温泉から登ることが多く、大雪渓を歩くのは
多分4回目。10年ぶりくらいである。
 今年の雪渓は確かに多く、お花畑避難小屋上部の小雪渓に大量の雪が残っているところを歩い
たのは初めてだった。



↓↑ 雪渓上部から見下ろす。夏山最盛期の土曜日とあって登山者が蟻の列のように連なっている。




 雪渓歩きが大半を占めたため、登山時間は大幅に短縮され、猿倉から3時間で村営頂上宿舎に
到着した。



 あいにく頂上付近はガスガスで山頂は全く見えない。風もあって9時のこの時間はじっとして
いると体が冷えてくる。
 村営宿舎で休憩することして、中に入るとストーブが焚かれていた。
 しばし休憩して、おにぎりを食べ、これからの行程を最終決断するためにもう一度地図を確認。
 ここから白馬山頂まで登ると往復1時間弱を要するので、何度も登っている山頂に眺望の全く
ない日に登っても仕方ないので、その時間を節約し、白馬三山経由、鑓温泉に入浴し、夕方まで
に下山すると決めて、杓子岳に向け歩き出した。夏山真っ盛りであるが、標高2,600mの稜線上は
かなり強い北西風で湿気を含んで冷たい。手袋を着け、雨具の上を着込んで丁度よく感じる。
 幸い風向きが追い風だったので歩くには苦はないが、髪の毛は湿気を含んだ風のせいで露に
濡れたようになっている。
 ほとんど眺望のない稜線上を、時々、可憐な花を見せるウルップソウやコマクサといった高山
植物を愛でながら黙々と歩く。



 時々、すれ違う登山者ともゆっくり立ち止まって話せるような天気でなく軽くあいさつを交わ
す程度である。
 涼しいので水分補給や休憩の必要もなく一気に2時間歩いて11時、白馬鑓ヶ岳山頂に到着。
相変わらずガスで眺望はない。軽く水だけ飲んで標識の写真を撮り、再び歩き出す。



 20分で大出原の分岐に到着。
ここからは稜線を離れ、風が当たらない道を下ることになる。
 少し下ると、少し視界が開け、時折、薄日も差すようになってきた。ここでようやく、雨具を
脱いだ。気分爽快。
  大出原はハクサンコザクラやチングルマ、ハクサンイチゲなど初夏から夏の高山植物が花盛り
である。








 12:30鑓温泉小屋到着。



  ちょうど本日ここに宿泊予定の団体ツアーも到着して、ガイドさん
が食事や部屋割りの案内をするなど小屋前はちょっとしたラッシュ状態。小屋の入り口には「本日は
混雑で一畳に2人の見込み」との張り紙も掲示されている。
 そんな光景を横目に売店受付に日帰り入浴料金300円を払って早速温泉へ。
 先客も10人ほどいたが、湯船は十分広く、ゆったりと40分ほど湯につかり朝からの疲れを
ほぐすことができた。着ていたTシャツもたらいに湯をくんで洗濯し、脇に干しておいたら30分
ほどで着られるほどに乾いた。速乾素材はありがたい。
 今日は既に6時間歩いている。猿倉まで3時間の道のりだから1時過ぎに出ても4時過ぎには
下山できる。他の入浴者はほとんど今日はここで泊まるようだ。温泉から上がり、軽く食事をして、
13:20出発。
 ここからの道も雪が残っていて、歩きにくいところもあるがベンガラや旗で道がつけられていたり、急斜面のザレ場には
ロープが取り付けられたりと、それなりに整備はされている。反対側から登ってくる登山者とも
多くすれ違う。



 午後になって、気温も上がり、また汗をかいたが、Tシャツに染みついたかすかな温泉の硫黄臭
が妙に心地よい。
 16:00、朝登ってきた道に合流した。



 残り15分は足取り軽く駐車場に戻った。
 快い疲労感と充実感で10時間の白馬三山周回+秘湯の山歩きを終えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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晩秋の蓮華温泉~小蓮華山は雪化粧

2009年10月25日 | 白馬岳、 周辺の山

2009.10.16(金) 晴れ

6:50蓮華温泉駐車場~ 8:00天狗の庭~ 9:00白馬大池(9:15発)~ 10:40小蓮華山頂(11:10発)~ 12:00白馬大池(12:15発)~14:00蓮華温泉(露天風呂入浴30分)~ 15:00駐車場


 10月も半ばとなり、朝晩は肌寒く感じる季節となった。
 妙高、火打の冠雪はまだのようだが白馬岳などは山頂付近が白く見える。
 金曜日だが休暇が取れたので、蓮華温泉から山頂付近が雪化粧の小蓮華山まで行ってみることにした。
 
 蓮華温泉に通じる林道は蓮華温泉ロッジが営業を終了する18日をもって冬季通行止めに入る。その3日前というわけである。

 蓮華温泉への林道途中から本日のお目当て小蓮華山を望む。右奥には白馬岳。



 シーズンも終わりとあって、金曜日朝の駐車場には6台のみだが、紅葉はまだまだ楽しめる。
 朝の蓮華温泉ロッジは静まり返っているが、外では写真をとっている人もチラホラ。この時期は、登山というよりは立派なカメラを持って紅葉の写真をとっている人が主のようだ。



 正面には、雪の帽子をかぶった雪倉岳。


 朝7時の登山道は、霜が降りた笹の葉が白く輝く。


 1時間歩いて天狗の庭。唐松も紅葉。



  天狗の庭から望む小蓮華山。青空をバックに雪化粧が輝く。


 天狗の庭から1時間で白馬大池。大池山荘も明後日が小屋じまいとか。



 白馬大池から小蓮華山。上天気に山頂が一層輝く。

 

 白馬大池で梨とおにぎりを食べて15分休憩後、山頂へ向け出発。
 15分ほど歩くと、白馬岳から1人降りてきた。30代くらいの男性だったが、途中の雪の様子を聞くと、「やわらかいし少ないから大丈夫。」と教えてくれた。

 白馬大池から1時間登って振り返る。静かな湖面が秋の空をくっきり映し出す。


 ここまでくると小蓮華山も目前だ。



 ずっと尾根の裏側で見えなかった白馬岳が顔を出す。荒々しい山稜に新雪を抱いて迫力満点。


 小蓮華山頂直下は、登山道も5cmほどの雪に覆われているが、まだやわらかい雪で歩行に問題はない。



 蓮華温泉から4時間で小蓮華山頂。標高2,759mの山頂は気温も氷点下なのだろうが、今日は風が弱く、日も照っているので、雨具の上だけ着れば寒さは感じない。持参のおにぎりを食べたり、写真を撮ったり、30分ほど山頂で過ごした。


 白馬岳への稜線。


 雪倉(中央)~朝日(右端)


 ハイマツの上に粉砂糖がかかっているよう。


 こんな自然の造形も。


 下りも時々、振り返って写真を撮る。
 杓子(左)~白馬(右)


 歩いた道を振り返る。


 蓮華温泉方面の紅葉を見下ろす。


 天狗の庭に戻ってきた。


 蓮華温泉上部の紅葉。左下には蓮華温泉ロッジの赤い屋根。


 この日、出会った登山者は、登りで2人、下りで2人だけの静かな山歩きだった。



 最後は、蓮華温泉露天風呂で楽しかった秋の一日の締めくくり。
 秋晴れの下、出たり入ったり40分ほど温泉を楽しんだ。
 金曜日にもかかわらず。今シーズン最後の3日間を目当てに入れ替わり立ち代り、客が訪れていた。



 

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蓮華温泉~朝日岳(2,418)~雪倉岳(2,611) 花の旅

2007年08月18日 | 白馬岳、 周辺の山

2007.8.16(木)~17(金) 晴れ一時曇り

蓮華温泉5:20~白高地沢7:00/7:20~花園三角点8:40/8:50~
吹上のコル10:5/11:00~朝日岳12:15/12:50~朝日小屋13:50

朝日小屋6:30~水平動分岐8:00~雪倉岳10:30~雪倉避難小屋10:50
~鉱山道分岐11:50~塩谷精錬所跡12:50~鉱山事務所跡13:40/13:50
~瀬戸川15:00/15:40~蓮華温泉16:50

 先月の10日に二王子岳に登って以来、土日も仕事が忙しくて1ヶ月以上どこにも行けなかったが、やっと2日間の夏休みがとれた。
 水曜日の夕方、帰宅後夕食と支度をして19時半過ぎに家を出た。登山口の蓮華温泉までは、4時間弱だが何度も通っている道だ。途中、米山パーキングで少し疲れたのでシートを倒して1時間半ほど眠って、23時半に再び北陸道を走り、糸魚川インターで降りるときには12時を回っていた。深夜割引料金となって千円ほど得をした。
 蓮華温泉に着いたら深夜2時だった。100台ほど入る駐車場は8割方埋まっている。
 シートを倒して横になったらすぐに眠ってしまい、目が覚めたら4:50。辺りはもう明るく、いくつかのパーティーが出発の支度をしていた。
 身支度を整えて、5:20に出発した。朝日を受けて雪倉山頂あたりの雪渓がきれいだ。
 数パーティーがほぼ同じ時間に出たが、大半は白馬大池方面へ向かって、朝日岳に向かったのは私とあと1グループだけのようだ。
 兵馬の平から瀬戸川へと木道の整備された道を緩やかに下る。朝の足慣らしにはちょうどいい。瀬戸川から一旦登り返して、白高地沢まで休みも取らず1:40で着いた。ここで水分補給+朝食。木陰で休んでいると沢をわたってくる朝の風が心地よい。
 20分ほど休憩して五輪尾根に取り付く。このコースは長丁場だが水場が豊富で、よけいな水を持たなくてすむのがありがたい。
 8時を過ぎる頃から、朝日小屋を今朝出発した登山者とすれ違うようになった。お盆休みを利用して山に入っていた人たちで単独や2~3人のパーティーで合計20人ほどとすれ違った。



 花園三角点より  雪倉岳 ↑

          白馬岳 ↓










































 花園三角点からは、高山植物が次々に咲いていて、写真を撮る回数も増え、歩くスピードも一気に落ちた。おまけに快晴でじりじりと照りつける太陽で水分補給も頻繁になった。後でわかったのだがこの日は、多治見市と熊谷市で最高気温40.9℃と日本記録を更新したそうだ。標高2000m近い山の上でも暑かった。
 いささかバテ気味で、花園三角点からは標準タイムを2割ほどオーバーして吹上のコルにやっと着いた。この頃からガスが湧いてきて暑さは少し和らいだが今度は太股に痙攣がきた。ここ一月の運動不足や前夜の睡眠不足が祟ったようだ。休んでいると、蓮華温泉を少し前に出発して、途中で追い越したかなり年輩のご夫妻に追い抜かれてしまった。ほぼ標準タイムで健脚だと思った。
 山頂には12時過ぎに着いた。山頂でゆっくりして朝日小屋に向かい14時前についてゆっくりした。

 翌朝も前日の疲れは残っていたが、夕方まで下山すればいいと思って雪倉岳に向かった。
 さすがに長かったが、チングルマ、ハクサンイチゲ、アオノツガザクラ、ハクサンフウロ……数え切れないほどたくさんの高山植物を楽しみ、鉱山道の歴史に思いを馳せながらゆっくり歩いて、夕方蓮華温泉に着いた。
 鉱山道に入ってからは出会う人もごく少なく、山に浸りきった2日間だった。

 

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白馬岳~雪倉岳~朝日岳

2006年09月01日 | 白馬岳、 周辺の山

2006.8.26(土)~27(日)
5:00蓮華温泉~7:30白馬大池~9:00小蓮華岳(9:20)~
10:30白馬岳(10:40)~13:00雪倉避難小屋~13:50雪倉岳~15:50小桜が原~17:00朝日小屋

7:00朝日小屋~8:00朝日岳(8:20)~10:30花園三角点~
11:30白高地沢(12:30)~14:30蓮華温泉

 記録的なこの冬の大豪雪と遅い梅雨明けのお陰で、夏休み最後の北アルプスはなんとも素晴らしいお花畑だった。
 
 蓮華温泉から白馬大池~小蓮華岳~白馬岳~雪倉岳~朝日岳を回る周回コースは9年前に白馬山荘、朝日小屋に泊まって3日間かけて歩いたことがある。その時も三国境から先の静かな山歩きと咲き誇る花の多さに感動したものだ。
 今回は同じコースを1泊2日、特に1日目の行動12時間とかなりハードな日程だが、荷物を軽くして挑戦してみた。
 天気は、1日目の午後からは雲が湧いて遠望の聞かない状態だったが上空は明るく薄日の差す状態で、花の旅には申し分なし。
 何よりも色とりどりに咲く高山植物が、初夏のハクサンコザクラやチングルマから秋のリンドウまでオールスターパレード。期待を遙かに上回る素晴らしいの2日間だった。

天狗の庭から雪倉を望む
 
2時間半で大池山荘 
 
雪渓の脇にはお花畑

白馬大池を振り返る

もうすぐ小蓮華岳

登り始めから4時間、小蓮華岳山頂より雪倉~朝日方面。雲沸き立つ。

小蓮華岳より
左から鹿島槍(霞んでいるが特徴的な双耳峰が確認できる)、杓子、白馬

イワツメクサ(花の名称は、素人故間違っているかもしれません。以下同じ)

トウヤクリンドウ

イブキジャコウソウ

白馬山頂直下。


 5時間半で白馬山頂。残念ながら眺望は利かない。


三国境から鉢ヶ岳への登山道脇はマツムシソウが多い。

マツムシソウ

高山植物の女王コマクサ

ウサギギク

タテヤマリンドウ

初夏の花ハクサンコザクラ



アオノツガザクラ

ミヤマキンバイ

ヨツバシオガマ

アカモノ

エゾシオガマ

ハクサンイチゲ

モミジカラマツ

カライトソウ

ミヤマリンドウ

雷鳥のお出迎え

雪倉岳の立派な山頂標識

ヤマハハコ

ミヤマダイコンソウ

チングルマ

岩の間にも可憐な花が

クモマミミナグサ

またまたコマクサ

サラシナショウマ



ミヤマアズマギク

ミネウスユキソウ

ハクサンシャジン

ミヤマシモツケ



ハクサントリカブト

小桜が原の木道を行く



 2日目は朝から薄曇りだったが、時折青空も。

朝日岳山頂から犬ヶ岳

栂海新道方面



 五輪尾根上部はシナノキンバイ、ミヤマキンポウゲハクサンイチゲ、チングルマの大群落だった。



シロウマアサヅキ

五輪尾根から朝日岳を振り返る

花園三角点の草原を見下ろす



 兵馬の平。既に夏の終わりの雰囲気が漂う。楽しかった2日間も終わりに近づく。
 

 

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10月10日 八方尾根~唐松岳

2005年10月16日 | 白馬岳、 周辺の山

2005.10.10(月・祝) 曇り、山頂は晴れ
 
  
     ナナカマド(下の樺付近)    山頂から立山、剣の展望

 相棒のあけちゃんと前々から「いつか行きたいね」と言っていた唐松岳に行くことにした。天気予報は今ひとつはっきりしなかったのだが、とにかく前の晩に八方尾根の中腹の黒菱平まで行くことにした。
 7時半に自宅を出て約4時間で黒菱平に着いた。辺りは霧が立ちこめていて天気が危ぶまれる。翌朝6時少し前に目が覚めると、明るくはなっていたが一面のガスの中。あわてることもあるまいと、とにかく朝食を食べた。リフトは今日が最終営業日で7:40始発となっていた。支度をしていると、単独行と2人組が出発していった。7:00辺りのガスが少し晴れてきたのを見計らって足慣らしをかねて歩き始めることにした。
  山頂は抜けるような青空。雲海に浮かぶ立山、剣を眺めながら食べた昼食のビーフステーキと赤ワインは、まいう~。久しぶりに豪華メニューと豪華眺望の饗宴だった。料理長あけちゃんサンキュー。

   山頂から山頂小屋

 

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