2021.9.10(金) 晴れ
前日22:00自宅発= 1:30 鳩待峠駐車場(車中泊)
6:20鳩待峠~7:15山ノ鼻(7:30発)~10:00至仏山(10:40発)
~11:30小至仏山~12:10オヤマ沢田代~13:10鳩待峠
尾瀬にはこれまで6回来ていて燧ケ岳にも2回登っているが、至仏山は登り3時間下り2時間のコースタイムで年をとっても登れるかなと先延ばしにしていた。
この時期の山は、登山シーズンとしては登りやすいが、花は終わって紅葉には早いため入山者が少なく比較的静かである。鳩待峠までのマイカー規制も8月から9月半ばまでの平日は解除されている。
前夜22時自宅発、沼田インターは0時を少し回ったころだったがそこから1時間半が長く感じた。
朝4時ころ、寒さで目が覚めた。エンジンをかけて暖房を入れもうひと眠り。6時少し前に明るくなって目が覚めた。両隣の車は朝方に来たようで支度中。朝食などを済ませて出発。
6:20出発。駐車場は半分ほどの入り。両隣の車からも相次いで出発していった。
まずは尾瀬ヶ原入り口の山ノ鼻まで木道を歩く。車中泊の寝不足と疲れもあって体が重い。
7:15山ノ鼻。登山者も一人、二人。
尾瀬ヶ原は朝霧に包まれ、静かで幻想的。
15分休んで出発。
少し歩くと霧が晴れてきた。いい雰囲気。
至仏山頂が見えてきた
3合目付近から尾瀬ヶ原と燧ケ岳
登山道はよく整備されているが、滑りやすい蛇紋岩があり、かなり歩きにくい。
危険防止と植生保護のため山ノ鼻~至仏山頂は登り専用とされている。
7合目付近から尾瀬ヶ原、燧ケ岳
花は名残を惜しむかのようにわずかに咲く
ミヤマワレモコウ
ウメバチソウ
オゼミズギク
ソバナ
ヤマトリカブト
ゴマナ
10:00 至仏山
標柱の上には方位盤が設置され谷川岳、巻機山、平ヶ岳など周りの山がよくわかる。
昼食休憩。山頂は5人ほどが休憩中。
日は当たっているが40分休むと半そでシャツ1枚では体が冷えてきた。標高2228mだから15℃位だろう。
人も少し増えてきたので出発。
山頂から 尾瀬ヶ原~燧ケ岳
小至仏山への稜線。奥は武尊山。いつか登ってみたい。
至仏山~小至仏山の間は見た目は気分の良い稜線歩きだが、滑りやすい蛇紋岩のごろ岩が多くとても歩きにくい。地図では35分となっているが寝不足による足の重さもあって50分かかってしまった。
11:30 小至仏山。
小至仏山から~ 左に至仏山、右に尾瀬ヶ原と燧ケ岳を望む。この景色はなるほど百名山である。
小至仏山を振り返る
オヤマ沢田代は早くも秋の気配。空も雲も。
13:10 鳩待峠に戻った。天気はいいが下山時刻にはまだ早いためか閑散。
休憩を入れて7時間、夏の終わりの至仏山周回で出会った登山者は2、30人ほどと静かな山歩きだった。
滑りやすい蛇紋岩の登山道の歩きにくさは思った以上だったが、眺める景色に励まされた一日だった。
駐車場に戻って車内で着替え。
駐車場もメインは満車となり上と下の駐車場にも車が入っている。尾瀬ヶ原に行ったハイカーが多いのだろう。
帰りに片品村の道の駅と日帰り温泉に寄ろうと思って行ったが金曜日で定休日だった。
新型コロナの自粛期間中でもあり、ほかには寄らず途中の谷川岳サービスエリアで休憩して家路についた。