筑西市議会議員 仁平正巳

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八甲田

2021年01月06日 | Weblog
 一年の計は元旦にありと言いますが、新しい手帳に予定を書き込むのは、ある意味新鮮でもあるし、年頭にやる気の出てくるものです。

 しかし、今年は・・予定を書き込むそばから、コロナ禍に鑑み中止や延期の通知が後を絶たず、手帳がぐちゃぐちゃになってしまいました。
 前記しましたが、成人式や賀詞交歓会は早めに中止・本日は3件の予定が中止になりましたが
消防出初式も無期限延期(事実上中止)と言うことになりました。
 コロナ感染者の数も、最多記録を更新し緊急事態宣言も明日にでも発令されるようですが、いったいこの先どうなるのか予想もつきません。

 そんな中、日本海側では8年ぶりとかの記録的な大雪になっています。

 実は、今読んでいる「囚われの山」と言う長編ですが、明治35年1月23日に雪の八甲田山に出発した、歩兵第5連隊第2大隊雪中行軍隊遭難事件の本なんですが、総員210名中199名が亡くなった世界最大の山岳事故ですが、当時ロシアの南下に備えての日本陸軍の訓練でしたが、映画で三国連太郎・高倉健・北大路欣也の大物俳優による「八甲田山」も見ましたが、「天は我々を見放した!」のセリフはあまりにも有名ですが、毎晩読みふけっていますが、私自身昨年の10月に木曽駒ケ岳に登った時、吹雪の中ホワイトアウトに近い状況で遭難するんじゃないかと脳裏をかすめましたが、その記憶が重なり雪山の怖さを思い知り、この季節に全くタイムリーな本に出会いました。
 内容は、良く知っていましたがこの本の凄いところは、これは事故ではなく事件であることを証明していくことで、奥の深い内容なんです。
 是非、読書や歴史に興味がある方にお勧めしたい一冊です。

 
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